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正しいことを、速く、大量にやることが大切

LANYのカルチャーの一つに「正しいことを、速く、大量にやる」があります。分解すると、次の3つです。

  • 正しいことを見極める

  • 速く動く

  • 量をこなす

正しいことを見極める

「戦略の失敗は戦術では取り返せない」とも言われますが、まさにその通りだと思います。

たとえば、「東京から北海道に行く」という目的がある時に、北海道の場所を調べずに南に向かって全力疾走をしたら、むしろ遠ざかります。

走り始める前に「正しい方向」がどちらなのかを見極めることが重要です。

方向だけでなく「行き方」にも正しさが求められます。北に向かって走り始める時に、速く辿り着きたいからと言ってズルをしてキセルをしたり、盗んだバイクで走り出してはいけません。美意識が必須です。

また、ズルをしないからといって馬鹿正直に自分の足で全力疾走したのでは東京から北海道まで辿り着くのに数日はかかってしまうでしょう。

LANYには「スマートに泥臭く」のバリューを掲げていますが、ただ闇雲に全力疾走するのは "泥臭い" だけで "スマート" ではないと考えます。

たとえば、数時間だけスポットバイトをしてお金を稼いで電車に乗ったり、原付を買ってフルスロットルで走ったり、コミュ力を活かしてヒッチハイクをするなど、色々とスマートな方法はあるはずです。

北を見定め、行き方も見定める。

正しい方向と正しいやり方を一呼吸した上で、まずは見極めることが重要だと我々は考えます。

速く動く

正しいことが見極められたら、とにかく速く動きます。何事も遅いより、速い方が良いに決まっています。

北に向かって、スポットバイトをしてお金を貯めて、新幹線で行こうと決めたのであれば、今すぐスポットバイトを探しましょう。メルカリで何かを売るでもいいです。

1歩目の速さ(初速の速さ)が、想像の数倍もその先の成果に大きく関わります。

特に、新しいテクノロジーが目まぐるしく登場し続ける現代社会では、昨日まで正しかったことが今日突然正しくなくなることもザラです。

せっかく見極めた「正しいこと」が正解ではなくなることを避けるためにも、正しいことが見極められたなら、とにかく速く動かします。

スピードを意識しすぎて見切り発車で南に向かってしまったり、自分の足で全力疾走をスタートするのは避けつつも、一呼吸をおいて正しさが見極められたのであれば、あとはスピードです。

量をこなす

量が質を凌駕するケースは多々あります。というか、ほとんどのケースで量は質を凌駕するとすら考えています。

ビジネス現場にいると、いろんな物事を無駄に難しく考えすぎてしまったり、考える部分が何十倍も重要であるように勘違いされてしまい、手を動かすことができなくなるシーンをよく目にします。

しかし、繰り返しになりますが、量が質を凌駕することは多いです。一定以上の知識レベルを保有している者同士の戦いであれば、量をこなした方が勝ちます。

量をこなさなければ見えてこない世界も多いですし、一定の閾値を超えるところまで量をこなさなければ1mmもリターンがなくなるゼロサムゲームも存在します。

もちろん「量をこなす」からといって、品質を無視していいわけではありません。

LANYには、品質コントロールをしたまま各業務が大量に実行ができる仕組みや、そこに責任を負うBizOpsチームも存在します。

正しいことを見極めただけで満足するのではなく、きちんと量をこなす部分まで泥臭く行えうことが重要です。

最後の成果を決めるのは量なので、可能な限りの量を実行しましょう。

まとめ

「正しいことを、速く、大量にやる」は、正しいことを適切に見極め、速く動き、大量に実行することで成果が出るという考えです。

「スマートに泥臭く」というLANYの大切にするバリューを体現する一つの考えでもあると思います。

脳みそにも、身体にも、どちらにも良い汗をかきながら、成果に向かって走り続けられる組織となっていきたいです。


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