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セットリストにしてやられた話。

※2021/10/18 イラスト追加しました。


今日まで情報を徹底的に遮断し、大阪2daysのハッシュタグもミュートした上 東京一日目の配信も我慢して。
全て今日のライブに照準を合わせてまいりました。



しんっっっっっっっっっっっっっっっっっどかった……


でも、チケットの再販が無いとわかって、友人の方にお誘いいただくまでの「あああああ最後かもしれないのに行けないなんてえええええ」とやさぐれていた時期に比べれば、100億倍幸せなしんどさでありましたよ。



延期に延期を重ねて、ようやく開催となった
FIELD OF VIEW 25th Anniversary LIVE。

その最終日、新宿ReNYでの公演に 参戦してきました。


いきなりなんだけども

『SPECIALLY』がくるなんて思わないじゃん。


私にとってあの曲の記憶は、ERBについていたDVDとファイナルライブに収録の映像、あとはCDだけだったので
お酒が飲めないのに急にウォッカぶっかけられたみたいな心境になった。

え、なに……かっこよすぎんか……?
当時の変わらないまま(縦に身体動かしてる感じが本当にそのままだった)全身でリズム刻む小橋さんも、鋭い目付きで艶かしい歌声を聴かせる浅岡さんも、

そのかっこよさに、一瞬で中毒になるんだが。

え、え、今回は定番曲ばかりだって言ってなかった??全然予想してなかったよ?????LIVE D.N.Aの映像でちらっと見たあの怪しげな魅力が重なるようで、でもそれ以上に素敵で、なに、え、なに。私の好きな人なんでこんなかっこいいの。

そんな、くらっくらに酔わされた後にくる『奇跡の花』は ノーガードのところにストレートを喰らわされた感じ。

「まだ飛べるよ 君は」と寄り添って 愛と希望を伝えてくれる『奇跡の花』は、私の涙腺に止めを指すには充分すぎる。

この曲のこの部分、ライブだと歌詞変えていらっしゃるじゃないですか、それこそ解散前から。だからライブで歌われる『奇跡の花』は、この「君は」にこの曲のメッセージがぎゅぎゅっと詰まって、会場の一人ひとりに届けられてるものだと思っているので。

ほんともう、だいすきなんですよ。歌声が変わらないって仰る方多いですけども、こういうところも変わらないでいてくれることが本当に嬉しくて、有り難くて。当時ライブに行けなかったからこそ、あの頃と変わらないままの部分が幸せに感じる。救い上げられたような気がするのです。

それ以前に、『Dear old days』の 歌詞カードに載っていないあの言葉、あれをマイクなしで呟く姿に
あの頃から歌に込められた思いが変わっていないことを感じて。
その時点で瀕死の涙腺だったんですけどもね。




あと、初めて生で聴く未発表曲たちよ。

以前の曲に挟まる新曲を聴くと、浅岡さんは七色の歌声だなあと実感する。
ただその、新旧の比較だけじゃなくて 同じERBの中の新曲であっても、全部素敵な部分が違うというか。其々の曲の持つ素敵さを、今日再確認したと思う。

『FIELD OF VIEW』は今を生きていく力強さを感じて、その圧力に震えたし
『キボウメロディー』の輝いていながらも切なさを持った曲に、胸を締め付けられる感覚があった。
『Last love song』はもうエンディングの定番になりましたね。自宅でCD聴いても思い出して泣いてしまうくらいに。


改めて、FIELD OF VIEWのこう 胸の奥を抉ってくるような楽曲たちを ああ、ここまで好きでいてよかったなと 思わずにはいられない。

間奏の時も一人一人に目配せするように、全員に間違いなく届けようとするパワーのある浅岡さんの歌声が
心臓やお腹を直接揺さぶってくるような、それでいて軽やかに ノらずにはいられないほど染み入ってくる小橋さんのリズムが

そんな二人のいるFIELD OF VIEWが、ライブに行く度好きになってしまう。

たまに渋谷公会堂のファイナルライブのDVD見返したり、ERBのDVDをエンドレスでリピートしたりすると、なんでこの頃駆けつけなかったんだとぼろぼろ泣くほど 格好いいFIELD OF VIEWが映っているんだけど、


あのねー

令和のFIELD OF VIEWめちゃめちゃかっこいいぞ…!



あの頃を後悔している以上に、今令和のFIELD OF VIEWに出会えたことが嬉しいと思う。だってこんなに素敵なライブを届けてくれるんだから。

嬉しいことに今後も活動が続くということなので、いつか一番好きな曲『Still』を目の前で聴くまでしねない、という新たな希望が生まれた。

配信ライブでは聴いたのだけど、いつか…いつか聴きたい……。

「この曲聴けなかった残念」じゃなくて、「いつか聴きたい!」って思えることが幸せですね…。



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あ、そうだ。

私はあの、スタンドマイクへの手の添え方とか、手の伝い方とか
浅岡さんのマイクを使うときの手がものすごく好きだと改めてわかりました。

Last Good-byeのスタンドの手の伝い方に、見開いた目が離せなくなったし
別の曲ではハンドマイクを投げて持ち変えたところなんて、息がヒュッてなった。

歌はもちろん好きで好きで仕方ないんだけど、そういうひとつひとつの仕草がもうーーー………っっっっっっっっっ……っすきですー……(絞り出すような声)



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