平成名文学考 改めましてはじめまして

はじめまして。いつも挨拶は第四章と第五章の間に挟んでるらんたです。挨拶と「終わりに」だけ読んで『倍速』で読んでる人は〇ねって感じですね。だから「はじめまして」の位置を変えたんです。らんたは。そうやって速読して何か得るものありました?文学ってじわりと感動するものですよ。あなたは映画を2倍速で見ます?それやったらただの馬鹿ですよ?でも速読ってこれと同じことやってるわけ。ビジネス系の意識高い系の読み方を真似ると貴方はいっそう馬鹿になりますよ。

みなさんはタイトル見てびっくりしたでしょう?

『空飛ぶタイヤ』・『金融腐蝕列島』・『平成三十年』

まずこの3作品を取り上げないとまず「平成文学」を語ったことにはならないですよね。逆に受賞作の『下町ロケット』はいわゆる日本スゴイ系って奴で評価には値しないし日本の職人技がすごいとやってきたせいで日本の製造業は無人化投資を怠って中国製品に駆逐されたことを考えると『下町ロケット』は駄作ですよ。ドラマ作品で見るなら面白いですが「文学」として評価するのなら『下町ロケット』は駄作。

お願いですから芥川賞と直木賞の選考委員には社会派小説の人を入れてくれませんかね?

次に国語教師にお願いがあるんです。もうお子さんですらこの国が沈むことは分かってます。もうキレイキレイな作品なものだけ紹介するの止めませんか?何?親が三菱自動車の社員だったらどうするって?あのねこれ歴史的事件で人死んでるの。しかも2回もリコール隠しして計1000万台ものリコール対象車を隠したり闇改修したりしたわけだよ。昭和52(1977)年から。そんなことが許されると思いますか?

『空飛ぶタイヤ』・『金融腐蝕列島』・『平成三十年』は日本衰退3部作にして平成を代表する3部作ですよ。平成3部作とも言ってよい。平成とはこんなにも腐ってた時代でしたって令和の子供に紹介するべきだ。『自虐史観』とかいうなよ?歴史は変えられないんだ。歴史を正しく教えるのは教育だ。間違った歴史を教えるのはファンタジーだ。違うか?

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