ぼくちんのRPG日記 95日目 悪の勇者の物語 ドラゴンクエスト7

聞きました?今度のDQ12って「大人でダークな」DQにするんですって。でもさ、それってDQ7でやったじゃんって感じですよね。

「ウッドパルナ」のマチルダしかり。

「レブレサック」編の超鬱展開

自分たちが「探険」さえしなければずっと平和だったという事実。

オルゴデミーラが腐っていくグロシーン

ロボットがすでに白骨化してるご主人様にスープ飲ますシーン

チビイってのもあったな。

神こそ「悪」というのはグノーシス思想に基づく思想でこのDQ7はどっからどう見ても『グノーシス』思想を拝借してきたとかしか思えません。

2000年のDQ7の混乱は日本のRPGの没落を招いたとしか思えません。つまりもうこのシリーズはけん引役じゃないんだと。

FF12以降のFFもしかりですが。

唯一ポケモンだけは模範役としてその後も元気ですけど。

日本のゲーム制作陣はこの時DQに替わる「何か」を作ればよかったのです。そうすればここで安楽死できたのに。その後もDQもFFももがく苦しみながら「死」に向かって行ってしまうのです。

もう21年前の話ですよ。

勇者=悪ってのはヘラクレスの栄光3ぐらいしかない日本でも珍しい設定ですがDQ7の場合は自分が「悪」と言う自覚がない分余計にたちが悪いです。

(※なおDQ11の勇者は「悪魔の子」という濡れ衣を着せられただけですので、それは悪の勇者ではありません)

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唯一の救いはキーファ=オルゴデミーラ説が都市伝説で手紙に主人公に向けて「その後も元気にやってるか」と書いたことです。これがなくて仲間がラスボス、それも「エデン」であった自分の島から脱出を手引きして石板をいじったキーファがラスボスでしたとなったらDQとの縁はここで終わってた。

そうでしょう?裏切りキャラは竜騎士カインとかレインハルトとかほかにも居ましたけど裏切りラスボスとかされてみ?

それは究極の絶望ですよ。しかも最初から仕組んであったという意味ですからね。

マリベルも相当ですが。

マリベルってりんご持ってますよね?あれってやっぱ旧約聖書の「知恵の実」って事なのかな?ということはキーファは旧約聖書に合わせると魔王ルシファーということになるわけでますますDQ7のネタ元は『グノーシス』思想です。グノーシスでは知恵を授けてくれたルシファーこそ救世主。今の世を支配している神こそ偽の神「ヤルバダオト」=「ヤーヴェ」って意味です。

リメイク版でもキーファ=オルゴデミーラに改変しなかったのでそれは本当に良かったなと。

このストーリーだとキリスト教圏を全部敵に回すとかいろんな「ヤバさ」に気が付いてキーファ=オルゴデミーラという設定を無くした可能性さえあります。それはそれで5年半も開発期間を設けて何やってるの?ということになります。

フリーズだらけの点もそうですがいよいよ日本のRPGそのものが本格的に劣化したのです。

そして「竜の探求」ってどこに行ったんだ?タイトル詐欺か?

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