ぼくちんのRPG日記 11日目 幻想水滸伝1

まずびっくりしたのは西洋ファンタジー版水滸伝って作れるんだということと本当に108人集められるんだという部分ですよね。そんなすごい作品ですら打ち切られたし27の紋章は全部出てないし、今「百英雄伝」というタイトルでクラウドファンディングで製作費を集めてるという状態なんだね。つまりもう日本でまともなRPG作りたければクラウドファンディングで集めて同人と同然の状態で作れと。本当に課金ガチャっていろんな文化を壊したと思うよ。

これこそまさに「動く児童文学」だし本物の水滸伝に興味を持った人が多数居たと思うよ。

で、1995年のゲームでリアルに戦闘画面でサクサク動くという部分も衝撃的だよ。皇帝が黄金竜になってあっけなく敗れ去る部分に低評価してる人もいるが幻想水滸伝って物語を楽しむためのものだしラスボスはおまけみたいなもんだからね。

別に108人フルコンプする必要はない。そこが自由なんだ。ここを自由にしたのがこの作品が初期に成功した原因だと思ってる。

もう一つ、敵が味方になる点と敵も心に傷を負っていたことがわかる事。そして敵も108星の1人であること。ここがすごいとこかな。

別に108人連れて歩くわけじゃないからね。108人のうち5名を戦闘パーティーにするので。

主人公の姿のモデルはたぶん間違いなく史進ですけど性格から言動からまるで違います。なんたって1主人公は「おぼっちゃま」ですからね。史進は背中に入れ墨入れるほどのDQNですので。

そんな1主人公はエンディング中にふっと1人で消えます。なぜなら……。

(12日目に続く)

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