やっぱり2021年の通年GDPを下方修正!+1.7%→+1.6%へ

と言う話をしたいと思います。

【ゼロ経済成長時代のGDP:14年平均+0.18%】2020年改訂後数値
2008年 -1.22%
2009年 -5.69%
2010年 +4.10%
2011年 +0.02%
2012年 +1.38%
2013年 +2.01%
2014年 +0.30%
2015年 +1.56%
2016年 +0.75%
2017年 +1.68%
2018年 +0.56%
2019年 +0.02% ※訂正(0.20%→0.02%)
2020年 -4.59% 
2021年 +1.60% ※2次速報値(+1.70%→+1.60%)

14年平均+0.18% 

内閣府が9日発表した2021年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整値)が7~9月期比で1・1%増だった。このペースで経済成長が1年間続くと仮定した年率換算は4・6%増で、2月の速報値(1・3%増、年率換算5・4%増)から下方修正した。

この記事では通年GDPがいくらに下がったのかが書いてません。

同時公表された2021年暦年の実質GDPも1次速報の1.7%増から1.6%増に引き下げられた。

ということで「年率換算」というものがいかにマジックかがおわかりいただけたでしょうか。まあでも-0.1%分の修正って今の日本ではデカイのですが。

なお、日本は2022年1月の経常赤字額が日本ワースト2なので今期にプラスになるはずがありません。

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