平成名文学考 第11章 『コンビニ人間』

まず「らんた」は社会学で文学の人間じゃねえのね。そこからして文学の世界の評価とは全く違う事を言うからそこんとこよろしく。

そんなに18年間もコンビニバイトの独身女に対してマウントを取る周りの世間の方が異常だよ。ええ。

そもそもSVが「君、フランチャイズ店のオーナーにならないか」ってお声がけするよね?それだけの大ベテランバイトならば。コンビニってバイトでも発注作業あるんだよ。つまり法人格を持って株式会社社長になってコンビニ店のオーナーになる。それで彼女のフリーターキャリア問題は解決でしょう?だから文学の書き手がまるで社会常識が無いんだなって事がわかる。それを主人公はアスペだとか個人攻撃する読者の反応がすでにサイコパスですよね。

先に言うけどもう中国では無人コンビニが普及してるんだよ。中国だったら全員解雇だよ。

接客業をやれること自体もうASじゃないし単なるワーキングプア―でしょう。日本は新卒で就職を逃したら人生ゲームオーバーなので37歳フリーター:職歴:コンビニバイト18年なんて奴はざらにいます。本当の弱者は精神がボロボロになって引きこもります。人間として感情が欠落してるという感想を述べる奴が居たらそいつは自称勝ち組で40代でリストラにあって慌てるタイプでしょう。つまり他人事なんです。本当日本人ってサイコパスだよね。

これがただの作品ならいいですが芥川賞受賞と言う時点で上級国民にはバイトの実態が見えないのでしょう。文壇は何度も言うが「社会」が見えないんです。これを「栄養士」という職に変えたり「ケアマネ」と言う言葉に変えても一緒です。他の女も相当クズですがこういう弱者に手を差し伸べない男性もクズで日本総クズ化現象の証なのです。

この女性に性体験は無いの?とか聞きます?セクハラですよね。

なお、幼少期に「小鳥が死んで皆が悲しんでいるのに焼き鳥にして親に食べさせたい」と言ったシーンですがそんなのは35人学級に必ず1人はいるくらいの存在です。幼少期は若すぎるがために「命」の重みがわからないのです。そういう子は「マレ」じゃないです。つまり異物を排除する学校システムのせいでせっかく持ってた才能を叩き潰されたという方が正しいでしょう。下手すると芸術家になれたかもしれんし残酷シーンに耐えられる看護師という道もあったのかもしれません。

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