購買力平価換算でGDPを測ると世界のGDPランキングはこんな順位になる

みなさんは名目GDPで見てませんか。

それは個人に例えるのなら「額面」年収で、購買力平価というのは「手取り」だと思ってください。単位が「10億USドル」です。

1位 中国 24,191.30
2位 アメリカ 20,893.75
3位 インド 8,974.74
4位 日本 5,312.30
5位 ドイツ 4,536.52
6位 ロシア 4,100.48
7位 インドネシア 3,301.91
8位 ブラジル 3,153.15
9位 フランス 3,016.88
10位 イギリス 2,961.89
11位 トルコ 2,545.94
12位 イタリア 2,461.30
13位 メキシコ 2,439.47
14位 韓国 2,317.18
15位 カナダ 1,851.54
16位 スペイン 1,811.09
17位 サウジアラビア 1,627.75
18位 オーストラリア 1,330.47
19位 台湾 1,316.03
20位 ポーランド 1,296.85

ということでご覧ください。これが本当の「国力順位」です。物価が高くて国力を誤魔化してる国は順位が下がります。そしてとっくに中国が世界のGDPのトップです。すでに中華人民共和国が世界の覇権を握ってるんです。2020年からは確実に。

インドは日本を抜いてます。恐ろしいことに天然ガス大国ロシアが6位ということでソビエト連邦崩壊ってなんだったんだろうねと。じきに新・冷戦時代が本格化します。7位インドネシア。いよいよインドネシアが世界の強国に躍り出ます。インドネシア有史以来初です。

名目GDPでは世界10位の韓国は14位です。韓国は物価が高いのです。ここも21世紀に入って以来、有史以来初の列強入りです。

11位のトルコはオスマン帝国以来の列強入りでしょう。悲願達成です。

イタリア・英国・カナダ・スペインは完璧に国力を落としています。

物価の安いポーランドがいよいよ世界20位に来てます。ポーランド=リトアニア連盟以来の悲願達成です。

「物価が安くて高収入」の台湾が19位についてるのも凄いです。

分かった事は

1:確実に21世紀は中国の時代である

2:22世紀はインドの時代が来る。中国のライバルは間違いなくインド

3:ロシアは中国とくっつく。

4:西洋文明は南米と東欧(シベリア含む)で最後の輝きを見せる

5:日本(名誉白人国家)を含む西洋文明諸国は没落する。

6:意外にも23世紀は中東の世紀かも。

7:日・米・西欧は「暗黒の中世」が再来する。約500年は覚悟

8:東欧の復活はイコールトルコの復活

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