ぼくちんのRPG日記 87日目 RPGの教科書 ドラゴンクエスト2(2)

ロンダルキアの洞窟はね、攻略本見たら「負け」って意味なんですよ。

ええ!?嘘?本当???

本当です。じゃあ何が「勝ち」なのかって。君はそのために「友達」がいるんでしょうに。インターネットがある今の時代だからそう思うだけで当時は全部「友人」ネットワークで攻略方法を見つけたんです。

そういう事が出来ない人。そのために紙と鉛筆があって落とし穴とか無限回廊をマッピングしていくんです。

つまり君はリアルに友人がいる?って意味なんですね。いない場合はちゃんと正統なRPGの攻略方法知ってる?って。

つまり課金する方が「負け」だしゲームというのはインチキしたり、答えをもらった方が負けなんです。そういうことすらも今のゲーマーって理解できないほど馬鹿になっちゃったんです。

金で「ゲームクリア」の権利を買うというのは恥も恥なんですよ。何もRPGだけじゃないですよ。パズルゲームもそうだしアクションゲームもそうだよ。ここに仕掛けがあるよとか教えてもらったらそれは負けなんだよ。

なのに今の課金ゲームはリアルに金持ってるやつが勝ちという人間として終わってるやつがゲーマーの主軸になってるわけで社会的に終わってるわけね。そういうのを札束ビンタと言って人間として恥ずべき行為なんです。

ロンダルキアの洞窟をクリアした!教会はすぐそこだ!!と思った君。ザラキ攻撃で全滅しなかったかい?レベルMAXでも普通に全滅しますよね?即死攻撃なんで。あれは「油断するなよ」って意味なんです。

トンネルを抜けるとそこは雪国……という達成感で終わらないのがDQ2で「新・雪国」を書いたようなもんですよ。

で悪の首魁の城に来たらなんと始まりの街。そんなバカな。ということで実は亡霊の巣窟であったということを明かします。そしてハーゴンの場所までたどり着てハーゴンが負けると最後のいけにえとして自分を犠牲にしてシドーが登場してこいつを倒せばクリアですが真のラスボスはロンダルキアの洞窟そのものです。

現在のゲーマーはもう最初からダンジョンにマップが付いてて「ほ~ら、答えはココだよ~!?」みたいなインチキでクリアしてるんですね。これだと隠し通路とかももろばれなんですがこんなことやって何が面白いんですかね?

なお上限レベルは30で無双が出来ないようになってます。まあだいぶ楽にはなるんですが。それがDQ3からレベル99にしちゃうんですね。私はねこれが良くないって思ってるんです。というか制作陣も「そんな暇人いねえだろ」と思ったのですが世の中には「俺ツエー」とかやるアホがいるんです。弱い者いじめみたいな。魔王をワンパンしてみてえみたいな。

そういう文化を作らなかったDQ2はそういう意味でも素晴らしいのです。

オートレベルアップというインチキを実行してるみなさんに言いたい。

それ、恥ですからね。

それをDQ2って予防してるんですよ。上限レベルって大事だなって思うわけ。連射パッドとか思いつかないよ常人にはよ。というか「文学」であるRPGをそういうインチキでクリアしてスタッフロール見るのは究極の恥ですので良い子のみんなは絶対にやめようねってことと、こういう馬鹿なゲーマー対策のためには徹底的にザラキ攻撃でもするような敵キャラを配置すればいいんだよって事を私はDQ2から学んだ。

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