平成名文学考 第2章 『金融腐蝕列島』シリーズ

平成って時代はね不良債権というものに命を多数殺されたも同然だ。だったらこれが「平成」の代表作であるべきだ。違うか?

第一勧業銀行総会屋利益供与事件がモデルでしょ?「呪縛」は第一勧銀の近藤克彦頭取が記者会見で「呪縛が解けなかった。」と言ったから『金融腐蝕列島 呪縛』なんでしょ?今のみずほのゴタゴタにもつながる話ですよね?宮崎邦次元会長の自殺まで発展した事件ですよね。

完結編は旧UFJ銀行がモデルですよね?「緑化政策」ってなんですか。そりゃこんな銀行とあさひ銀行は合併しないわ。そんな旧三和は旧UFJが滅茶苦茶だったこともあって三菱の軍門に下り今度は自分も同じことをされるのですが。

銀行って資本主義の心臓部ですよね?我々は資本主義に生きている以上数々の銀行が事実上死亡・ゾンビ化したらそれは文学化するべきですよね。その文学をほめたたえて「今の日本の現状はこうです」と文学で表現するべきですよね?違いますか?

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