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この国がダメになったのはリヴァイアサンの細胞1つ1つがダメになったから

なお眼、耳、鼻などの「五感」を司る細胞つまり第四権力のマスコミの劣化を含みます。感音細胞が劣化して難聴に、目が悪化して白内障に、鼻が悪化して嗅覚細胞をダメにしてます。リヴァイアサンの再生細胞能力も減って人口が自然減です。もうこのリヴァイアサンは再生能力すらないんです。少子化の事ですね。長年のデフレでリヴァイアサンの細胞同士で共食いしたからです。自分で自分のタコの脚を喰ったようなもんですね。

で、絵に描いてあるように絶対的な権力を持つ怪物です。個人なんて即で抹殺できます。ゆえにリヴァイアサンを殺す権利も発生するしそれを革命権といいますが革命権をも行使してもより恐怖政治が横行したりします。ゆえに現代人は多少進化して平和的にリヴァイアサンの頭脳を定期的に入れ替える事にしました。それが選挙権でそれが自由民主主義です。我々人類がこのような恐怖の怪物の中で自由を謳歌できるのは公民権つまり選挙権を持っているからです。そして細胞の1つ1つに基本的人権を持たせリヴァイアサンの暴力を防ぐことにしたのです。万が一リヴァイアサンが間違ったら国家損害賠償を起こすことでペナルティーを課すことまで出来ます。それが近世と近代と現代の違いです。


選挙で平和的にコントロールできるなら大丈夫……?

「じゃあ戦後は民主主義で男女に選挙権あるし基本的人権もあるし他のリヴァイアサンに嫉妬して攻撃しない(憲法9条)から安心だね!」ってなります?
この国、そうはなってないっすよね。残念ですがこのリヴァイアサンは老化してます。老化してるので難聴ですし眼は老眼だし嗅覚も鈍ってます。ちなみに脳もぼけてます。

国民が老化するとなんと国つまりリヴァイサンも老化してしまうのです!

「国家とは暴力装置だ」と仙石という議員が言ったところ袋叩きに会いました。どうも我が国は中学社会では「リヴァイアサン」のことを勉強しないんですよ。高校日本史を選ぶとこの「リヴァイアサン」の意味が分からなくなるんです。世界史・倫理・政治経済を選ばないと「国家とは何か」すら勉強させないという恐ろしい国って事です。

警察権力や軍事組織は暴走すると恐怖ですが無秩序も恐怖です。ゆえに無政府状態は「ビヒモス」(英語だと「ビースト」つまりケダモノ)というもっと怖い状態になるわけです。だから警察・軍事という暴力装置は絶対に無くせない。つまりリヴァイアサンは絶対に無くせない。ゆえにこの怪物を常に公民が正しい方向にもっていく必要がある。それが民主主義で直接行うのが直接民主主義、信託して間接統治をおこなうのが間接民主主義です。

が、公民が馬鹿だったら?

経済音痴を当選させる。老人だけ優遇する。アイドルを当選させる。果ては迷惑系Youtuberを当選させる。

これ末期です。衆愚政治といい最終的には独裁者登場となってリヴァイアサンの負の側面が爆発します。ナチスや日本の軍国主義やソビエトや今のロシアや北朝鮮やベネズエラは「究極の悪のリヴァイアサン」の側面の具現化です。逆に無政府状態(ビヒモス)はシリアやリビアのような状態になりもっと地獄になります。

この人たちを馬鹿にします?でもね、この人たちは鏡なんですよ。鑑じゃなくて。ミラーの方の鏡。つまり我々国民はこの自由民主党と同等のレベルだから今の日本の体たらくがあるわけです。なので1993年と2009年に政権交代という切り札を2回使いました。結果は「消去法で自民」となってこの国はオワコンの自由民主党と共に沈んで行ってるわけですね。

貴方も私も醜い生き物の細胞として自覚してこの巨大な怪物を良き方向にもっていく必要があります。なお地方自治体はこのリヴァイサンがミニサイズになります。

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