見出し画像

憧れと言う名の力

イラスト リビィヤ

誰にでも何かに憧れた経験はあると思う。
僕は中学一年生の時、X Japan(当時はX)のhideさんに憧れてギターを始めた!
僕は今でも彼を師匠と仰いでいる。
とは言え、ギターを手にした時は何をすれば良いものか、、、
しかも、いきなりXなど難易度が高過ぎて弾ける筈もない。

僕はどうしても弾きたかった!

まずはギターに慣れる為に、リンドバーグボーイバクチクと言ったバンドを片っ端からコピーした。
約一年後、ついにXのWeek endをなんとか弾けるようになった!
そして、益々ギターにのめり込んで行った
ついには安いモッキンバードを挫折した友人から売ってもらい、カタログ写真を見ながら師匠と同じペイントを施した!
しかも下書きができない一発勝負だ!

今から20年前、彼は突然この世を去ってしまった、、、

当時、僕の頭の中はなぜ?なぜ?ばかり回っていた。
全く理解できなかった、、、
しかし、今なら痛いほどよく分かる。
彼の死については様々な説があるが、大切なものを失った後の心の中は、、、

受け継ぐのだ!

僕は彼の次にモッキンバードを代名詞にするのは僕だ!と直ぐにセミオーダーのカスタムモッキンバードを手にした!
今でもそのギターがメインなのだ。

現在、

師匠の歳を7歳越してしまった。
毎年、命日の5月2日にはnanaで歌ったり何かしらやってるのだが、今年は数年ぶりにギターを弾いてみた!

憧れなど子どもの夢だと笑う人もいる、、、
しかし、僕は憧れと言うのはとても強く、そしてあたたかい力だと思うんだ。

師匠!
久々に弾いてみたよー!
ミスタッチ?
笑わないでよ、僕も歳をとったからねー ww
僕は師匠みたいに根っからのギタリストにはなれなかったけど、愛情溢れるクリエイターになりたいと思ってるの!
もし僕がそっちに行ったら一緒に弾いてくれる?
石塚先生は仙人みたいになっちゃって長生きしそうだから wwww
それまで練習しとくね!
じゃ、またね!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?