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ハワイ移住した話番外①

ハワイ移住した話から、少しづれてアメリカ医療について話します。

ハワイ移住VISAを進めていた時です。
その日は、カイルアのいつものビーチに行き帰って少し昼寝をしました。

夕方、、
主人:「お腹痛いな」
私:「ん、海で冷えたのかな?」

そんな会話から夜になり、だんだんお腹の痛みがひどくなってきたので、急遽、日系日本人のドクターにきてもらいました。

ドクターはすぐに病院に行くように言い、その場で紹介状を書いてくれました。
おそらく、盲腸だと思います。
盲腸?50歳で盲腸ってなるんですか?
ドクターは、年齢は関係ないですね。
とにかく、病院へ。

ハワイで緊急外来のある大きい病院は、2件あります。緊急外来にタクシーで行き、紹介状を見せたらすぐに中に呼ばれてベッドに寝かさられました。
もちろん全て英語の世界、事態が全くわからなく、
たまたま隣のベッドに日本人の人がいて、その通訳の人がそっと、あなたの主人はこれから手術するって話しているよと教えてくれました、
なんで、そっとなのかは、アメリカです。
雇い主以外の通訳は契約違反になるんだそうです。
その通訳の時間は別の人がお金を払って、彼を雇ってる訳だからです。
日本みたいに親切はありません。
でも、おかげで状況はわかったのですが、
診察もなくベッドに寝かされ、いきなり手術って、
何人かの人が来て、誰がドクターかわかりません。
看護婦の人が言うには、今オペ室と主人の治療をするチーム待ち、麻酔するドクター、看護婦、当たり前ですがドクターも来てない、、

アメリカの医療は個人ではなく一人のドクターのチームで動くと後でききました。

とにかく待つだけはわかったので、しばらく待っていたのですが、少し席を離れて戻ると主人がベッドにいません。周りにいる人に聞いても知らない、

やっと一人の人がオペ室と教えてくれたのですが、場所がわからない、彼女も知らない、時間は深夜です。誰もいない病院で探すしかない状態から途方に暮れました。これがアメリカなんだな〜と、、
近くいた警備員にオペ室を教えてもらいエレベーターで5階へ、着いて愕然、、

誰もいない、薄暗く電気がついている廊下、どこに向かえばいいのか、
何とかオペ室を見つけたけど、
もちろん中には入れない、中から出てきた人に辿々しく日本人でいま、盲腸の手術をしているはずだが、いつ終わるのか、
聞いてもNO!
わからないと去ってしまう。
近くに待合室があるのを見つけ、そこにモニターに名前が出ていた、確かに手術をしているようだ、
もう、不安でしなく待ち続けました。

何時間してモニターから名前が消えていたので、
終わったのがわかったけど、その後、どこにいるのかわからない。
それを聞く人もいない、また、途方に暮れてしまいました。
その時!
歩いてきた看護婦がいました。ようやく見つけた!
この人を逃したら大変だ!とにかく早口でわかる最大の英語で、主人はどこにいる?無事か?会えるか?
何とか通じて、オペが終われば病室につれて行かれる。
今からは会えないから、明日来なさい!
明日、、

続く。

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