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フリーランスという生き方

高田ゲンキ @Genki119 さんの「フリーランスで行こう!」よみました。2回読み返しました。読後の感想については、別途ちゃんと書きたいんですが、記憶に深く残ったのは、フリーランスは働き方ではなく「生き方」ということです。

主観になってしまいますが、私もサラリーマンをやっていて思うのは、組織で働くという事は、必ずしも適材適所にはならない、ということ。折角の才能を発揮できずに、つぶしてしまっている事も多々いらっしゃると思います。(私は組織でも数少ない才能を如何なく発揮できるタイプでした)

生活にお金は必要で、そのための労働ではある訳ですが、労働には時間を使う訳で、当然の事ながらそれは人生の消費を意味します。端的にいえば、労働で人生を消費している事になります。あくまで消費といったのは本当の自分の人生を活きていないという事です。

何百年と続いた封建制度がほぼ跡形もなくなったように、近い将来、働き方が変わり、労働=人生の浪費という図式(誰にでもあてはまる訳ではないですが)はなくなっていくと思います。ただ、その未来を早める事はできないか、思っています。

Lancepodを始めて

そんな思いから、Lancepodというフリーランス向けのWebサービスを始めたのですが、思っていたよりも難しいと思う事が二つありました。

一つは、ビジョンを形にするという事、もう一つは、フリーランスが実際に抱える課題認識です。高田元気さんの「フリーランスで行こう!」にはフリーランスの姿が希望を持って活き活きと描かれていましたが、私がようやく最近になって知ったフリーランス像は少し違っています。

自分が好きな事、得意な事で生計を立てたい、という思い以外に、「もっと稼ぎたい」という思いがあるように感じます。必ずしも、お金よりやりたい事を優先している人だけではないとという事です。

少し脱線しますが、「稼ぐ」ことについては、サラリーマンもフリーランスも共通していると思えるのが、「質」×「量」である程度収入が決まる、という事です。あとはポジショニングですね。違いは、サラリーマンは組織に認められないと収入が得られませんが、フリーランスは個人として認められる事で収入を得る事ができる、かつ仕事の質や量も自らコントロールし易いということです。

ビジョンとニーズ

「好きな事をライフワークにしたい」人は相当数いると思うので、そこを軸足にしていきたいと考えています。じゃあ何を提供するのか、ですが難しい問題で、趣味になってしまいますがそれを決めるのに、技術(ヒアリングと分析)でなくアート(感性・感覚)を取り入れたいと考えています。

「お金」「仕事」には直接結びつかないもの、でも自分の本当の人生活きたい人に必要なもの。自分の人生を懸けて提供してみたいと思います

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