見出し画像

元気な子

長男がだじゃれにハマっているんですが、私が駄洒落をいうとなぜかキレられます。天気の子、なんとなく見に行きました。その二日前に初めて君の名はを見ました。二作とも言わずもがな名作でしたね。

新海監督は、単にいち作品の監督ではなく、脚本・演出・絵コンテを総合的に担当されていて、エンジニアでいえば、フルスタックなCEO的存在ではないでしょうか。

昔、絵を描くのが好きだったのですが、現職であるシステムエンジニアになりたいと思ったのは15歳くらいの時で、空想が形になるだけでなく、用途をもった製品であるシステムに惹かれたのが理由だったように思います。

気付けば、もういわゆるアラフォーで不惑で、40歳のみる景色ってこんなのかなと実体験として感じています。​でもようやく本当の仕事ができるようになってきたのかなという感があります。

フリーランスのコミュニティLancepodを作り始めて約1年が経ったのですが、たまたまここ数カ月で、なんのためにやっているか聞かれる事が何度か聞かれた事があり自分でも整理したいなと思っていました。

きっかけはフリーランスの方と、何か新しいものを作りたいよね、的な話をしていた時に「フリーランスのSNS」があればバズるかもみたいな流れだったと思います。

感動を産み出したいと思っていて、感動って価値観の変容によって生じると思っていて、それはきっと映画とか絵とか音楽とかアートに触れた時に起きる気がして、じゃあアートってその人の価値観を自らの技術によって表現したものだと思うので、結局は、人を感動させる事ができるのは人だと個人的に思っています。人はアート(人)と出会う事によって感動したり、成長したりするんじゃないかと思います。

フリーランスとか、個人事業主という言葉は、少し自分の中で違和感があって働く事は人生だから、その自由を、人生の自由を、もう一度身近な存在にできたらいいなという思いがあります。フリーランスという言葉が消え、それと同時に、組織や場所や固定された役割、を超えて個が人生が仕事になるような世界がくる、ような気がします。

ふと、作り始めたサービスが、四十の手前になってもやり遂げないといけない気がしたのは、きっと自分の価値観が合っていたじゃないかと思います。もともと、創るために生まれたのだから、創り終えてから死にたい、そんな想いです。

無能なので着地点を見いだせる気があまりしないのですが、だからこそ楽しいと思えるのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?