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EDH 首席議長ゼガーナ(2023年春ver)
誤字脱字許して。
デッキリスト
Moxfield版はこちらから。(https://www.moxfield.com/decks/7F5d5wS0rUabcdsOLSzlUQ)
統率者の利点
仕事の終わったゼガーナを《出産の殻/Birthing Pod》系統のカードでサクリファイス、《ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient》をはじめとする7マナ優良クリーチャーに繋いだ後に数々のチェインコンボで勝利します。
(ゴールだけだとNeoformタシグルの劣化版でしかないのですが…)クローンカードをドローorボードコントロールに柔軟に利用できる点や、カラーリングとマナコストに付随する絶妙なヘイトの低さがウリです。
また、ジェネラルピッチを(仮に採用したとしても序盤には)使用できない特性上、徒競走卓での勝利はまず望めません。他の青系ミッドレンジデッキが卓の世話をしてくれる裏に潜伏し、自身の勝利に向けて盤面を整えていくプランが基本となります。
基本的な搭載コンボ
以下、すべてにおいて《ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient》《絢爛なビヒモス/Regal Behemoth》が短縮パーツとなります。
フィニッシュは《破滅の終焉/Finale of Devastation》。フィナーレが追放されてしまった場合には、《永遠の証人/Eternal Witness》と航海士の無限墓地回収からサイクロン超過でパーマネントをバウンスし、《耐え抜くもの、母聖樹》連打で基本土地以外を枯らした上でカウンターを半永久的に構えつつターンが帰ってくるのを待ちます。
①《パリンクロン/Palinchron》《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
・《パリンクロン/Palinchron》+12マナ(クローンにより短縮可)
・《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》+フリースペル(《大地の知識/Earthcraft》などで代用可)
②《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》
・マナファクト×2orフリースペルクリーチャー
・《粗石の魔道士》→0~1マナファクトサーチして無色無限→《Candelabra of Tawnos》で無色を有色無限マナに変換→ゼガーナ無限キャスト
③《断絶/Snap》+《永遠の証人/Eternal WItness》
・ニクス咲きが居れば一発で成立
④《ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten》
・盤面を見つつ柔軟に。フリースペルパーマネントが多いので案外なんとか繋がります。
⑤《幽霊のゆらめき》
・いつもの。《相変位》と違って、こちらはニクス咲き下でのマナ加速としても使用できるため続投。
役割別採用カード
コンボパーツ・フィニッシャー
《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
《ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten》
《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》
《ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient》
《パリンクロン/Palinchron》
《流浪のドレイク/Peregrine Drake》
《絢爛なビヒモス/Regal Behemoth》
《歯と爪/Tooth and Nail》
《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
前述の通り。マナだけは異様に出るので、環境と枠次第では《約束された終末、エムラクール》なども候補となります。
土地(33枚)
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《樹皮路の小道/Barkchannel Pathway》
《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》
《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
《繁殖池/Breeding Pool》
《統率の塔/Command Tower》
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《溢れかえる果樹園/Flooded Grove》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
《天上都市、大田原/Otawara, Soaring City》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《回復の温泉/Rejuvenating Springs》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《海門修復/Sea Gate Restoration》
《森/Forest》×3
《島/Island》×3
《Tropical Island》
《変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
・コンボの都合上、どうしても土地3枚は必要なので3ターン目までに淀みなく置ける「33枚」をベースとしています。また、土地アンタップコンボ中には《真鍮の都》のようなダメージランドが邪魔となるため《風変わりな果樹園》を優先しています。
・ゼンディカー産両面ランドは、無限マナからのゼガーナドローで繋がらなくなる事態を防止するために重要です。
・重い動きが多いので《すべてを護るもの、母聖樹》も中々いい仕事をします。カンデラやキオーラの追随者で叩き起こしてから奇襲をしかけるのにも向いています。
・アースクラフトを使う関係上、基本土地はこれ以上減らさない方が無難。
マナ加速(25枚)
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《Candelabra of Tawnos》
《花の絨毯/Carpet of Flowers》
《金属モックス/Chrome Mox》
《輪作/Crop Rotation》
《大地の知識/Earthcraft》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves》
《ガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaea》
《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》
《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》
《キオーラの追随者/Kiora's Follower》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《ラノワールの部族/Llanowar Tribe》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《はびこり/Overgrowth》
《失われた業の巫師/Shaman of Forgotten Ways》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《アンダーマウンテンの冒険者/Undermountain Adventurer》
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
《繁茂/Wild Growth》
・「ゼガーナからのニクス咲き」ルートが基本となったことで、従来のようにしつこくランパンや土地エンチャントで土地基盤を伸ばす必要がなくなりました。したがって、1マナクリ→3マナクリ→ゼガーナの動きが安定するよう《グウェナ》や《ボリアルのドルイド》等まで採用しています。
・《アンダーマウンテンの冒険者》は期待の新人。全体除去に弱すぎる構成なので、できればハンドに握っておいてイニシアチブでの切り返しをしたい所。
・《Candelabra of Tawnos》はニクス咲きの登場によっていよいよ買わない理由がほぼなくなりました。バカ強いです。アホほどマナが出ます。
妨害(14枚)
《断れない提案/An Offer You Can't Refuse》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》
《否定の力/Force of Negation》
《活性の力/Force of Vigor》
《意志の力/Force of Will》
《金粉のドレイクGilded Drake》
《マナ吸収/Mana Drain》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《否定の契約/Pact of Negation》
《断絶/Snap》
《水没/Submerge》
《白鳥の歌/Swan Song》
《不実/Treachery》
・ゼガーナを出したターンには基本的に余剰マナは発生しないため、ピッチスペルを優先採用しています。しかし、《激情の後見》は自分が本当に通したいゼガーナサクっての《新生化》などに対応できない&クローンを残した場合ピッチで撃てないため、採用を見送っています。
・基本的には、自分の動きに致命的なカードを弾くことに注力します。特にゲームエンドとなり得るのが《倦怠の宝珠》。その他、《墓堀りの檻》や《リスティックの研究》もチェインコンボゆえに刺さりやすいので《活性の力》をねじ込みました。
・《水没》はやや怪しい。が、サーチに対応して飛んできた「敵対工作員」を無料で除去できる可能性があるので続投(コンボ始動する際はほとんど余剰マナがありません。《猿術》の青1マナさえ惜しい。)
・《蒸気の連鎖》はあらゆるスタックスを剥がせる上に、自身のフリースペルカードを戻せる点で有用ではありますが、報復がかなり刺さる(現構築ではゼガーナを戻されるだけでもしんどい)ために採用見送りとなりました。
・《夏の帳》は不採用。チェインコンボ中は打ち消しだけでなく「剣を鍬に」のようなクリーチャー除去でも泡を吹くこととなります。それならば「払拭」や「狼狽の嵐」の方が断然良いと思います。
サーチ・アドバンテージカード
《もう一人の自分/Altered Ego》
《出産の殻/Birthing Pod》
《召喚の調べ/Chord of Calling》
《異界の進化/Eldritch Evolution》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《破滅の終焉/Finale of Devastation》
《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
《Mystic Remora》
《自然の秩序/Natural Order》
《新生化/Neoform》
《幻影の像/Phantasmal Image》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《呪文探求者/Spellseeker》
《替え玉/Stunt Double》
《森の知恵/Sylvan Library》
《怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate》
・クローンは厳選された4体のみを使用。《カエル声の写し身》は対象を取る時点でフィズる可能性がある&非クリーチャー呪文ゆえに打消しが当たりやすいため不採用となりました。
・リス研とレモラはしばらく耐え凌ぐゲームをする際に有用。
・チェイン中は常にプレイアブルなカードを引き続ける必要があるため、次のドローが必要な《俗世の教示者》やコストが必要な《適者生存》は抜けました。
・5マナビビアンはゼガーナキャスト前の前座として最適。自身でアドバンテージを稼ぎつつ、3/3到達トークンで自衛できる点が高評価です。フィニッシュ前に《落葉の道三》を唐突にサーチできるのも強み。
リスト外のカードについて
①ランパン系(三顧の礼・自然の知識・スカイシュラウドの要求)
②土地エンチャント(狼柳の安息所・肥沃な大地・市場の祝祭・夜明けの反射)
……ゼガーナを早めに盤面に定着させるために抜けていった面々。ただ、ランパン系はニクス咲き下で瞬間的加速にもなる、エンチャント系はカンデラとシナジーがあるので、環境と調整次第では再雇用も大いにあり得る。
③ティタニアの僧侶
……エルフがあまりにも環境にいないため、実質劣化ラノエルとなっている。現構築では3マナジャンプへの安定性からボルイドの方を優先。
④夢の円環のドルイド
……マナシンボルが終わっている。ラノワールの部族はサーチから単体で呼び出してもうまみがあるので採用。
⑤晶洞ゴーレム
……タフ3が心もとない。リターンがめちゃくちゃデカいのは魅力的だが、ヘイトが上がりすぎるのも困るので抜けた。
⑥夢を穢すもの、活力を穢すもの
……意気揚々と入れたが弱かった。やってることと言えば「5マナで、場合によっては1ターンに2マナ以上賄えるかもしれないマナクリ」である。それならば軽くて確実に2マナを出せる「失われた業の巫師」系の方が扱いやすい。
⑦巨大鯨
……もともとパリンクロンの下位互換であり、そのパリンクロンさえももはや優先的にはサーチしてこなくなった以上、帰ってくることはないかと…。
⑧イクシドロン・溜め込み屋のアウフ
……ボードに多大な影響を与えられる妨害生物。現在の構築だと自軍盤面に壊滅的な打撃を与えかねないので抜けた。ヘイト生物も「船砕きの怪物」でどかせるようになったので何とか…。
⑨刻み角・さまようアルカイック
……上記2種よりはソフトな妨害生物。特に「刻み角」は相手の波止場を誘ってから、宝物が寝ている隙にクローンで波止場を返すのにも利用できる。が、枠が厳しく現状見送り。
⑩呪文滑り
……道三を出しても、ニクス咲きの古きものがネオ母聖樹魂力で割られる可能性があるため。枠があれば是非とも入れたい。「森を護るもの」は土地をサクるデメリットが重すぎる&航海士の結魂なども阻害してしまうのでやや優先度が下がる。
⑪ウルザの物語
……カンデラ先置きするために入れても良いかもしれない。土地を1枚失うデメリットと釣り合うかどうか。
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