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重野葵、BOF:NTで全曲インプレしてみた。

はじめに

こんにちは、Lanait改め重野葵と申します。
長きにわたるBMSイベント「BOF:NT」のインプレ期間が終了しましたね。

BOF:NT イベントページ

BOF:NT 会場


 今回私は自分の所属チームを除くすべての作品(489作品)にインプレッションを行いました。インプレ投稿自体は2年前のBOFXVIIから行っておりましたが、ここまで多くのインプレを一つのイベントで書いたことは初めてでした。
 そこでnoteを通してこの全インプレを通してわかったこと、楽しかったこと、思い悩んだことなどを書けたら良いなと思い、まとめてみました。そんなに長い記事ではありませんが、自分なりに感じたことを書けたら良いなと思っていますので最後までお付き合いして頂けると嬉しいです。

インプレ統計

489作品のインプレ得点分布

 今回インプレにあたり、Khibineさんのインプレシートをお借りしました。改めてこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 肝心の得点自体はそこそこ甘めにつけたと思います。基本的には800点を、作品の完成度や私自身の好みに合わせ1000点まで10点ごとにつけています。960点以上がお気に入り、990点以上が極めてお気に入りといった具合です。特に1000点は本当に少ししかつけませんでした。(下のポストで1000点の作品をまとめています)

 一方で明確な不備があるなと感じた作品に関しましては700点以下と厳しい評価をつけました。曲の完成度が高くてもここは一線を引いています。

 最終的には平均値も中央値もかなり高く出たので、ちょっと甘すぎたかな?と一瞬思いましたが、インプレなんて高得点貰う方が作家目線では嬉しいのでまあいいかなという印象です。

印象に残るBMSってなんだろう

 第一印象としては、本当に素敵な作品が多かったなと。クオリティの高い楽曲、譜面がたくさんあり、終始楽しむことが出来ていました。正直今回完走できたのは素晴らしい作品をたくさん世に送り出した皆さんがあってのことです。天才!

 一方で印象に残る作品を作る、という視点になるとやっぱり難しいんだなと感じました。少々失礼な話になってしまいますが、一回プレイし、すごい良かった!高得点!絶賛インプレを書いたとしても、しばらく経ったら曲の大部分を忘れてしまっている。こういうことがちょくちょくありました。曲が沢山ありすぎるから仕方ない側面はあるかもしれませんが、せっかく素敵なBMSを発掘したのに印象に残っていないのは勿体ないなと感じます。

 ここで、1インプレイヤーとして印象に残るBMSってこんなだったなということをちょっと書いてみます。

プレビュー / stagefile がある

 意外と多くの方が思ってることなんじゃないかなと。自分的にはstagefile(曲選択画面などで見られるジャケットのような画像)が印象に占める割合がとても大きいです。

 特に音楽ゲームの曲名は、なんというか、その、非常に長い英文だったりするじゃないですか。私はどうもそれが覚えられなくてですね、基本的にはstagefileで曲を認識しているのですよ。

そもそもstagefileを見るのが好きなのもありDECIDEで大きく見られるスキン(Brook)を使用している

 なんだかんだ視覚で訴えてくる要素は大切です。それが楽曲とシナジーがあるならなおさらです。お願いだから全員設定してほしい。この記事を書いてるのも全人類stagefileを設定してほしいからというのもあるくらいです。

 プレビューは個人的にはどっちでも良い派ですが、ある方がその曲をプレイするハードルは下がるかなと思います。とはいえネタバレしたくないなどの思いもあるため、結構難しいところ。私(Lanait)は2番目に好きなところを大抵設定しています。

BGA(BGI)がある

 先程のstagefileと似た話ではありますが、楽曲と結びつく視覚的要素はあったほうが良いです。特にBMSはプレイ画面の半分以上がBGAに割り当てられるため、ここでアピールができないのはあまりにも勿体ないです。

 確かにプレイ中はじっくりとは見られません。視線は譜面に全集中です。でも横目でちらちらと見える景色。絶対にあったほうが良い。曲に合っているなら尚更最高です。特に音ハメが綺麗になされているBGAはプレイ中じっくりみられないからこそ良いなと感じます

他のBMSに見られない要素がある

 これはちょっと例外的なことかもしれません。本イベントでいう「謎のパエリア」チームみたいなことです。

百聞は一見にしかず。DLしてプレイしてみましょう。


 印象に残るBMSの要素を書いてみました。ここまで読んでいただけたらわかると思いますが、楽曲だけで印象付けるというのは本当に難しいことだと思います。特にBMS作家の方としては楽曲にかける思いが大きいと思いますし、そこをしっかり聞いてほしい!という思いはとてもわかります。しかし、BMSのフォーマットには他で追加で印象付けできる要素がたくさんあります。使ってほしい!!(ちょっと説教臭くなってしまって申し訳ない)

良い譜面とは

 BMSに馴染みが無い方ほど困る要素、譜面。良い譜面なんて言われても、正直自分も良くわかりません。音階に沿った素直な譜面?音ゲーらしい要素がつまった高難易度譜面?ギミックもりもりの尖った譜面?

 私が思うに、それは曲に依るです。当たり前のことかもしれませんが、本当にそれしか言えません。BMSは楽曲・BGAだけでなく譜面がセットで初めて成立するので、自分が思うこういう譜面でプレイしたいが追求されればなおいいかなと思います。勿論、私も発展途上なので偉そうなこと言えませんが。

その他感想など

 500曲弱は多い。これを毎年するのは私には無理かなとちょっと痛感させられました。とはいえ非常に楽しい経験でしたので、BMSが好きな方であれば一度はしてみて欲しい!とも思いました。

 しかし、インプレを進めていく中で苦に感じる要素が増えてきたらそこでやめるべきかなと。楽しくないのに続けるのも変な話ですからね。

 そんなわけで全インプレして思ったことをここまで書き連ねてみました。要するに言いたかったことはstagefileを設定してほしい。これが一番です。

 そして改めて、BOF:NT運営の方々、本イベントで私のBMSをプレイ・インプレしていただいた方々、その他全ての皆様へ改めて感謝を――

Lanait

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