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やりたいと思うからやる

イチロー選手が引退されましたね。
時代が動くとはこういうことだなと感じました。
記者会見での言葉、姿勢1つ1つに芯が通っている様に感じました。
引き続き、ご活躍楽しみにしています。

さて、質疑応答のなかでこんなことを仰ってました。

「成功すると思うからやってみたい。それができないと思うから行かないという判断基準では、後悔をうむだろうなと思います。できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。その時にどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんですよね。」

今私がやっている仕事でも、上司からよく、
「成功ビジョンが描けていて、できるとわかっていないと必ず失敗するから絶対だめ。描けて入ればチャレンジ(検証)することは良いよ。」
と言われました。

イチローさんと相反するなと思いました。
勿論、どちらが正解とか不正解とかは無いですが、私はイチローさんに賛同です。
ただ、最終的には、自分自身がどうしたいかに辿り着きます。

全くのノープランで行き当たりばったりになることは良くないですが、
「やりたい」と思っていることに対して、
応援、支援する想いは持ってほしいなと思います。

私自身、考えも行動も非常に未熟です。
未熟だからこそ、経験が長い人たちと異なることを感じることもあります。

その芽(考え、感じたこと)に将来性(成功ビジョン)が無いから、
早期に摘むことは私は良くないなと思いました。

今まで見えなかった本当のチャレンジがそこにある。
やってみなかったら想像もつかなかった、見えなかった世界がそこにある。
深く深く考えないと他社や他の人は見いだせない世界もあると思いますが、
成功ビジョンが事前にわかっていることなんてたかがしれていると思います。

そんなチャレンジはチャレンジじゃない。

とても納得いかない瞬間でした。

私自身学生時代に挫折をした時があって、抜け出すのに非常に悩みました。
抜け出すためにたくさん考えました。
でもその時に抜け出せるビジョンを描くことはできませんでした。
でも今その自分からは抜け出し、成長した実感を得て今を生きています。
何をしたか。

私はとにかくなんでもいいからチャレンジしてみようと思い、
その時、兄の勧めをきっかけにLinuxの専門学校へダブルスクールをしました。
Linuxにはちょっとだけ興味ある程度で、得意でもなんでもないです。
それを勉強して、何かに活かすなんて殆ど考えていませんでした。
でもすぐに決断し、入校し、半年間毎週通いました。

その結果1つ資格を取ることができ、
偶然にもその後の研究室生活などに役立てることができました。
この経験から、私は達成感を自信に結びつけることができました。

気持ちがネガティブになっている時、
1人で考えている時、
視野は広くしたいと思っても狭くなり、
ビジョンを描くことは難しくなります。

最初からビジョンを描くことは無理と言いたいわけではないです。
逃げにも聞こえるので。

でも、芽が見えた時、チャレンジする。前が見えなくても。

それくらいの気持ち、思い切りを持って、
会社ならば、チームで前へ進める様にしないと、
個人・組織共に社会で第一線を歩むことはできないのではないでしょうか。

私は5.6人などのチームでリーダーとして1つの疑問、課題に対し、
チームで前に進めることが得意です。
逆に1人だけで考えて前に進めることが大の苦手です。
(改善していかなきゃと思っていますが。。)

研修のなかで、チーム力について学んだことがありました。
まず数分間、1人で「口」を使う漢字(固、個など)を思いつくだけ書き出す。
その後、チームで互いに考えた漢字を出し合い、まとめる。
その結果、個人で思いついた漢字の個数とチームの個数は雲泥の差でした。
それが更に他のチーム同士で比較してかき集めた結果も更に増えました。
個人5個、チーム20個、複数チーム30個という様なイメージ。
この話は個の力とチームの力の違いを表した話です。

ここ最近1人でものごとを考えていて、
最善ではない気がして凄くモチベーションも下がっていることを感じます。
でもその心の中には他の人に頼りたい甘えもあることは確か。
そこのバランス、役割分担など含め、
支え合っていくチームで様々なことを成し遂げていく環境をつくりあげたいと思っています。

私の職場環境は比較的恵まれていると思っています。
先輩、後輩も。しんどいですけど。
ただ、もっと良くできることはあると思っています。
その環境を実現することで、ようやく「やりたいと思うことをやる」ことが
できると感じています。

その環境づくりも1人ではできない。
でも諦めてはいけない。幸せになれないから。

そんな大きな課題を抱えています。

対策はまだありません。

結局は「人」という考えもありますが、
それも逃げている部分もある気がする。

しんどい日々ですが、そんなチャレンジをして抜け出したいと思います。
もっと良い違う方法があるかもしれませんが。
自分の想い、自分の心を消されない様に必死に生きていきたいと思います。

1秒でもはやく、チームで互いを高め合いながら前に進んでいく姿になりたいと思います。

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