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お風呂の効能をおじさんが語る!

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
音響屋でマルチクリエイターのとみにぃですが、
2023年春からユニック車で配送してることもあり、
重たい荷物に腰が泣かされていたりもします。

整体師だった経験がたまに役に立つので、
骨と筋肉に関する異常は触診ができます。
ナントカ筋…のような単語は詳しくないけど、
自分のことも何となく察知できるんです。
おじさんの感覚論ではありますが(笑)

自分で自分をマッサージするのは難しいので、
誰でも使える万能薬のようなものがあれば…
と思い、想像以上に効能のある
「お風呂」について語ってみようと思います✨

かけ湯はマナー

です。それだけですw
人についてる汚れには主に3種類あって、
ホコリやインクなど、外的についた直接的な汚れと、
汗から分泌された塩分と、油分です。

全身に一度かけ湯をするだけで、
湯舟に浮いちゃう汚れはだいたい落ちますが、
油分はまだ残っています。
お風呂のお湯を何日か使うご家庭では、
白く濁ってくることもあるでしょう。
それが油分です。
先に全身洗ってから入れば、
にごりはもっと少なくなります✨

乾燥肌と油脂肌

これって人それぞれありますよね。
サラサラだと肌が弱くて、
ベタベタだと汚れてるイメージあるかも知れませんが、
洗った直後は、人による差はあまりありません。
食べてる物や運動量によって、その後の油脂量の分泌が変わります。

乾燥肌は、簡単に言うと油が足りてない状態。
すぐ身体の表面温度が変わっちゃうのと、
こすれてケガしやすいのが弱点。
しっかり洗わずとも、シャワーだけでいいや。
って言う人はこれで大丈夫らしいです。

油脂肌は気になる人…多いですよね。
出るモンは仕方ない!洗いましょう(笑)
油は体温を逃がさない作用があるので、
ケガや病気にも強くなる効果がないわけではないですが、
汚れやニオイも残しちゃってくれます。
人によっては一度で落ち切らない事もあるので、
石鹸が泡立たない時は2度洗いもしましょう。
銭湯のボディソープってなんで洗浄力弱いんだろうね?(笑)

お風呂で温まるということ

昔の人は言いました。
熱い風呂に肩まで浸かって100数えろと。
子供の頃はこれの意味が分かりませんでした。

今も時間が惜しいとかの理由で、
ぶっちゃけシャワーで済ませる日が多いんですが、
シャワーだけでは生まれない効果があるので、
そちらを詳しく分析してみましょう。

温浴効果

入浴剤とかによく書かれてますよね。
温浴って…なんのこっちゃ?とw
お風呂に浸かって影響が出るには順番があります。

まずは皮膚

皮膚って何枚もの層になってるらしくて、
少しずつ身体の内側から作り直されて…
木のような、脱皮のようなシステムで生まれ変わります。
しかし、日焼けや使いすぎで潰れた皮膚は角質となります。
お風呂には硬くなった角質を柔らかくする効果があるので、
入っただけでは良くなりませんが、
その後に垢すりなどをするとカサカサの表皮が取れます。
乾燥肌の人は、お風呂に浸かった後で身体を洗うと良いらしいです。

続いては毛穴

身体を洗ったくらいでは、毛穴の表面までしかキレイになりませんが、
お湯に浸かることによって毛穴が開き、
出し切れなかった汗が出てきます。
それだけではなく、ガスやアルコールも出るとの事なので、
体臭を抑える効果があるらしいです。
お風呂を出る時に、温泉や入浴剤をちょっぴり吸うらしいので、
いい匂いのまま過ごすには、
汗をかくくらい浸かっていた方が良いとのことですよ。

次に筋肉

筋肉までお湯は到達しないので、
ここからは熱による作用が生まれてきます。

運動などで使いすぎた筋肉痛などは、
熱を解放するまで元に戻れません。
冷やせばいいじゃん?と思うところですが、逆で、
連動してる周りの筋肉を温めて、
風呂上りに熱を連れて帰ってもらう。
この考え方で治すのが一番優しいんだとか。
短距離走の選手や競馬のお馬さんが、
ゴールしても急に止まらないのはこの性質があるとか。

ちなみに温湿布もこれに近いんだけど、
冷湿布は打ち身やひねりなど、急なケガに使ってくださいね。

その後に血管

お風呂に入ってから100数えたくらい。
ようやくその頃に血管が温まってきます。
(温度にもよりますが)
40℃を超えると、雑菌と呼ばれる軽めのウイルスが減るので、
風邪などの諸症状が和らぐのはあながち嘘じゃないみたい。
そして、一時的に血圧が上がって、血流が速くなるので、
毛細血管の隅々まで血が巡り、
あまり使っていなかった筋肉まで動かしてくれます。

お風呂あがりにストレッチしやすいのは、このおかげ✨
身体を柔らかくしたい人は、せめて100まで入りましょう😊

骨に影響ある?

お風呂だけで骨に何かできることは無いんですが、
肩こり・腰痛・関節痛などの症状は姿勢と筋肉から来ます。
お風呂で筋肉が温まってから、
身体が動きにくい方向へのストレッチをしたり、
猫背にならないように意識して、
冷めても正しい姿勢を維持できるように心がければ、
そのような症状が和らぐことがあります。

シャワー派だけど不都合ある?

ってことはないです。
首に当てていれば体温は上がるし、
筋肉痛の部分に当てればマッサージ効果もあるので、
直撃させている部分はお風呂よりも効果あります。
朝シャンや、とりあえず汗だけ流したい時はシャワーで充分。

水道代が議論されることもありますが、
身体をキレイにする観点で言えばそう変わりません。
ですが、シャワーだけだと血管まで温まりにくいんです。
疲れを取りたいのであれば、お風呂の方が確実に良いですよ。

サウナでととのう。

2022年あたりから?
若者にもサウナが流行ってるらしいけど、
理にかなってることが多いので、
僕なりの表現でいいところを紹介します。

上で40℃以上は雑菌が減ると書きましたが、
それが80、100℃となると当然その効果も高いです。
サウナで呼吸をすれば器官内の菌も減らせるので、
病気の予防にも効果的です。

身体の温まり方も早いので、
筋肉よりも先に血管が温まるところもポイントが高い。
脳は身体を冷まそうとするので、お風呂よりも毛穴が開くんです。
遠赤外線で焼いたお肉が、コゲるよりも先に肉汁が出るように、
人間も余分な汗を出しやすくなるみたいです。

しかし、注意点もありますね。
血管に障害のある方、飲酒された方はもちろんだけど、
炎症によるケガは悪化してしまうこともあります。
例えば、カラオケで歌いすぎた喉仏なんかがそうです。
口呼吸してノドが痛いなぁ…と思ったら、
鼻呼吸するようにしてくださいね。
俺はパワー系のシャウトしたいんじゃぁぁぁ!!
ってお望みの方は、サウナでノドを焼くのもアリだと思いますw

さいごに。

ま、これはお約束なんですけども、
僕は医者でもないし、医者だとしても絶対治る!みたいな
書き方はできないんです。薬事法ってやつ。
確実に良いとか書いてるけども、絶対じゃないですからね。

人によって好みの温度があるように、
肌質によってもお風呂の入り方は様々。
しかし、日本人に病気が少なく、寿命が長いのは、
決して医療技術だけじゃないのは確かですよね。

元整体師が手技だけじゃ届かないところまでもを、
お風呂が補ってくれてる。
それを伝えたくてこれを書きました。

ほっこり。

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