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【YMM4】映像エフェクト「反復」 ~ゆっくりMovieMaker4 のエフェクトカタログ 001~

「アニメーション」の「反復〇〇」を見ていきましょう。

・確認環境
OS:Windows10 22H2
YMM4:Lite v4.13.1.2

全般

「間隔」で指定した周期でそれぞれの動きを繰り返します。
「間隔」にはアイテムの長さを見てちょうどいい秒数を指定するとなんとなく見映えがよいかと思います。
(ちょうどいい秒数 = 「長さ ÷ fps」の商を割り切れるか、「xx.5」になる値。要は時間でちょうど半周か一周が終わる数値。例えば、60fpsで長さが300なら0.1秒、0.2秒、0.4秒、0.5秒にするなど)
「種類」を変更することで動きを急にしたり変わった動きにしたり出来ます。
「加減速」を変更することでまた変化を付けることが出来ますが、ループすることを考えれば「加減速 / InOut」のままにしておくのが無難でしょう。
「中央寄せ」を OFF にすることで動きの幅が大きくなります。感覚としては数値に忠実になる感じです。お好みで。

反復移動

指定数値まで移動して戻る運動を繰り返します。

例:X 200.0px → Y -200.0px 間隔1秒 中央寄せ

XとYに変化量のアニメーションを付けると、徐々に動きを大きくしたり小さくしたりとより凝った動きになります。
「中央寄せ」をONにすると現在位置を中心に+方向-方向に対して均等に動くようになります。
例えば、「X 0.0px」の位置で「X 200.0px」に設定すると、(感覚ですが)
-100.0pxから100.0pxの範囲で移動するような動きになります。
OFFだと設定通りに動きます。
例えば、「X 200.0px」に設定したら、現在位置から右側に移動して戻る動きになります。

反復回転

回転運動を繰り返します。

例:X軸 180.0 → Y軸 180.0 → Z軸180.0 間隔1秒 中央寄せ

回転の軸は「X軸」「Y軸」「Z軸」に設定できます。
複数の軸に数値を設定すると複雑な回転になります。
「指定の軸で指定の角度に回転して戻る」という動きになるため、同一方向で回転させ続けたい場合は「3D回転」で動かした方がいいでしょう。

反復拡大縮小

指定数値まで拡大 / 縮小して元に戻るという動きを繰り返します。

例:全体50.0% → 全体150.0% 間隔1秒

「全体」または「横方向」か「縦方向」を100%以下にすれば縮小運動、100%以上にすれば拡大運動です。
脈打つような動きをさせたい時などに利用できるかと思います。

反復透過

指定の不透明度まで透過してから元に戻る、という動きを繰り返します。

例:不透明度0.0% 緩急1 間隔1秒 → 不透明度0.0% 等速 間隔0.20秒

点滅などが再現できると思います。
「不透明度」は小さいほど透明に、大きいほどはっきりと描画することを表します。

反復傾斜変形

アイテムを指定の角度まで傾かせて戻るという動きを繰り返します。

例:X方向 50.0 → Y方向50.0 間隔1秒 中央寄せ

傾き(歪ませる方向)は「X方向」と「Y方向」を指定できます。
X方向を指定すると左右に引っ張る変形、Y方向を指定すると上下に引っ張る変形になります。
また、変形の中心も変更可能です。
「カスタム」に設定することで細かく指定することでもできます。
このエフェクトに関しては「中央寄せ」をONのままにしておいた方が安全です。

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