発がん性物質を生化学オタクが切る!

個人的には、免疫細胞さえしっかり働いていれば発がん性物質なんてどうでも良いと思ってます。

多くの発がん性物質が、実際にはまだ詳しい調査が必要だったりするレベルです。
必要以上に神経質になるくらいなら、気にしない方がよっぽどストレスフリーになって身体に良いと思います。

そこで今回は、アクリルアミドを例に上げて説明したいと思います。
アクリルアミドは、高温で揚げたものや焦げに含まれる発がん性物質として話題になったものです。

アクリルアミドは、潜在的なホルモンの影響を反映している可能性があると言われています。
アクリルアミドがエストロゲンの濃度を増加させた場合、子宮内膜がん、卵巣がん、腎細胞がんのリスクが高まるそうです。
しかし、同時に、膀胱がんのリスクは低下すると。
また、アクリルアミドをラットの脳に注射したら、血漿テストステロンの濃度が低下したと。
テストステロン濃度の低下は、前立腺癌のリスクを低下させる可能性があると議論されてます。

この様に、同じ物質なのに、あるがんのリスクが高まり、別のがんのリスクは減ると。

両方の性質を合わせ持つなかで、この中のどこを切り取ってアウトプットするかで、全くその物質の評価が変わってしまうわけです。

ですので、神経質になるくらいなら気にしないで何でも美味しく食べた方がストレス発散出来て身体には良いと思います。
あんなに食事には気を付けていたのにがんになったなんて、職業柄よく聞きます。
ストレスを取り除き副交感神経を優位にすれば、免疫が働きがん細胞は処理されます。
以前、ある記事で見かけたのですが、115歳のおばあちゃんがオロナミンCにハマって毎日飲んでると。

毎日を楽しみ、ストレスフリーな生活を目指しましょう!

参考論文
https://academic.oup.com/ajcn/article/87/5/1428/4650028

心配な方への補足
低用量のアクリルアミドが細胞に取り込まれた場合は,標的のたんぱく質やDNA に到達す前にグルタチオンと結合して解毒されて しまうかもしれない。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jems/26/2/26_2_183/_pdf/-char/ja


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