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『私はこの件について、以前 1 度話したことがあり、そのとき私は、帰依者と私の間が親密であることを望んでいると言いました。私の帰依者達のほとんどが、どういう態度をとっているのか、あなたは知っていますか。

彼らは私を敬い、深い尊敬の念を抱いています。しかし、彼らの中で一体、何人の人が私と共に踊り、私と共に遊び、親しく私に語りかけ、最高の親友を信頼するように、私を信頼しているでしょうか。誰もいないのです!

彼らはうなだれて、両手を合わせ、私の前に立ち、恐れや緊張で心臓は高鳴り、口もきけずに、その場に釘付けになっています。あたかも彼らの舌に鍵がかけられていて、その鍵を捨ててしまったか、無くなってしまったかのようです。

私が期待している帰依心とは、決してこのようなものではありません。 あなたは、淋しくてたまらないと言って、これまでに何度も叫びましたね。

しかし、あなたは、私の淋しさについて、考えたことがあるでしょうか。私自身が創ったこの広大な宇宙の真んなかに、深い孤独に包まれて、私はひとりでいるのです。私が私の姿に似せて人間をつくったり、 それ以外の生き物をつくったのは、実際この孤独ゆえであるのです。

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私は帰依者たちが、私の孤独を和らげてくれることを望んだのですが、無駄でした。彼らは私に祈り、私の慈悲や、病のいやしや、出世など、とるに足らないこの世の物事を欲しがるばかりで、純粋に私のために私に帰依する人は、百万人にひとりしかいません。その数少ない人々の中にさえ、私に親しく語りかける人は一体何人いるでしょうか。誰もいないのです!

純粋に私を愛する人々でさえ、私を崇め、崇拝とあこがれの心で両手を合わせます。私には共に遊び、楽しむ相手がいません。仲間がいないのです。私はずっと昔から、私の仲間になれる人を探し続けてきたのですが、そういう人はめったに現れませんでした。 これまでの経験からすれば、ある時はミーラがいて、またあるときはラーダー、そしてまたジャヤデーヴァがいる と言ったように、本当に稀にしかそういう人は出てきません。

よく考えて御覧なさい。あなたはどうして私の求めている人間にはなれないのですか。どうして私の友達になれないのですか。どうしてあなたは、 その祝福された状態を望まないのですか。それは不可能なことではありません。あなたが手を伸ばせば、届くのです。努力をしなさい。そうすれば報われるでしょう。そうすることによって、あなたは私をたいへん喜ばせ、私の恩寵を勝ち得るでしょう。あなたがその恩寵を手にすることができるように、私はあなたを祝福します。- サティヤ・サイババ -』

愛と優しさをいっぱいありがとうございます!