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「苦」を見守る、、慈悲
ZEN2.0 イベント
藤野 正寛氏
(京都大学大学院教育学研究科助教)
瞑想の実践者かつ研究者として、
認知心理学的手法やMRIなどの実験装置を用い瞑想の脳研究を進めている。
『 苦しみを抱えた人と共にいること 』のお話を拝聴した。
「 苦 」の 只中にある 「 他者 」、、、
慈悲によって 「 他者 」の 「 苦 」を
直接 とり除くことはできない…
その苦もそこには成長の機会がある
慈悲とは
人が 「 苦 」を十分に体験し尽くすことができるような
環境を提供すること…
大切な人の 「 苦 」を穏やかに見守る…
安易に答えをあげることではなくて
側で見守る…
成長の機会に 寄り添う…
聴講し、
その方の己との大切な刻に、
一見 「 間 」の 静けさに
その方、というより
自分の不安や心の動揺を鎮めんとして
その刻の静けさに
側にいるものが遮ってしまっている…
という浅はかな対応をしていた自分を感じた…
見守る、寄り添う、、
その方を全受容する…ということの奥深さと覚悟を改めて問われたひと時…
そして…
その苦が、病気や終末期となると
いえ、色んな苦の存在する中で
やはり
日頃に
メメント・モリを
分かち合う時を持っていたなら
見守る側の受容も懐の深いものになるのでは…とつくづく想う
〜 命を受けとる助産師と命を看とる看護師のお話会 〜
始めと終わり、その間
間の“ 人生 ” も見つめていけたらいいねと
伊藤先生と話している…
次回 10/20 ( 日 ) 15:00〜17:30
徒然なる想いを
また、皆さまとご一緒にできたらと2人で想っています…
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