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介護者には第3のサポーターが必須

「 最近は私のことも判らなくなることがある。
今朝も、朝食をお盆で運んだら深々と頭を下げて…
私の名前も言えなくって… 」

「 話も成り立たなくなって、認知症が進んでしまって、
どういう風に接していけばいいのか…」

いつもは一人ですが今日は2人で訪問

一人での訪問の時は、やはり患者さんと主に対峙することで時間が終わってしまう

「 娘さん、体調どうですか〜
お困りのことはありませんか」

とお声をかけても表面的になりやすい。

少しずつ進行していく先の知れない介護の負担は言葉に表現出来ないものがある。

色んな複雑な想いが脳で片時も休まずおしゃべり…

「 いったいいつまで続くの 」
「 私も病気があり辛い 」
「 自由な時間がほしい」

私も、夜中に7回はトイレで起こす父に

「 さっきしたばっかりやんね!」など

頭で思うどころか口に出してしまうこともあった…

困った顔をした父を見ると自分が 情けなく、でも辛いと思う気持ちもまたどうしようもなく…

訪問看護師でもなく、ケアマネでもなく、

第三者のなんのしがらみのない者のサポートが必須と想う。

想いを自由に出してもなんの支障もない存在、気をつかう必要のない存在。

名前を呼んでもらえなくなった頃…

食事をとらなくなってきた頃…

“ 先 ” を無意識に連想するため不安や心配が介護者を襲う…

その前からのサポートが重要と想う、

日頃の疲れ、ストレスで思考も感覚もがんじがらめ…

その状態での介護は刹那さを呼びやすい…

その状態では いづれ来る別れの頃に本当の自分の姿で向き合いにくい…

その状態では 愛おしい時が薄らいでしまう…

そして全て終わった後 “ 後悔 ” という思いが 駆け巡る…


『 脳のストレスをとる 』ということがいかに介護の

介護者のQOLに

介護される方のQODに 響いてしまうか

かつてパンパンで介護した、悲しい思いをさせてしまった経験があるから

心底から…

言えること…

必要な方にこの想いが届きますように…

そして、寄り添いナースに声をかける一歩を踏みだしてくださいますように…

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カラダの声を聴こう

在宅ケア寄り添いナース
EVELYS認定ヘルスコーチ

おおぐし ともこ

連絡先  lalalightomo21@ezweb.ne.jp

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