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看取らせる… 在り方


嵐が大好きなおばあちゃまが旅立った…

数日前の朝

いつもの時の流れの中で

穏やかに眠るように逝かれた…と

昨年末肺炎を拗らせ

胃瘻

4月のお誕生日を迎えるのは難しい…

ご家族はコロナ禍でもあり

入院していると面会もままならないと在宅介護を選択

娘様はお仕事をしながらもがんばられた

2度の懸念の時を乗り越えて

お誕生日も迎えることができた


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在宅…

介護者の仕事の問題がでてくるが

介護離職しないで済むように

大いに介護や看護師のサポートを受けるように…

様々な側面でお話したいことがでてきてしまう

が、

ちょうど癌を発症し在宅への想いを綴った医師の本を読んでいた

その中で、

『“ 死” の見えない世の中になってしまった… 』
 

人の一生の連綿と続く生命の誕生と死のサイクルの中で

高齢者の方が死に向かう姿を見せる

そして子、孫、関わる方々がその“死”を通して“生”を学ぶ

死の臨終を共にする時

死にいく者から生きゆく者へ

見えないけれどもバトンを託すようにエネルギーを受ける…と聞いたことがある

在宅をしていると

それは本当だな…と実感する
 

『 老人は、“看取られる”のではなく“看取らせる” 存在 』とも

死の見えない世界になり

余計に死への恐れが潜在意識を覆う

嵐が大好きなおばあちゃまの大往生とちょうど重なり

看取らせる、看取らせていただくという認識の変換が

これからとっても大切となって行くと想う…

させていただく…

そこには確かに世代間の垣根を超えた交流が存在成長していくはずで

自死が増えているという若い世代にも届くと…。

嵐が大好きなおばあちゃま

HANAの音霊に包まれ

穏やかにすやすやと眠られていた姿を思い浮かべながら…
 

 
メメントモリ
漠然と何かを感じている方
感じていない方
ちょっと立ち止まって「死を想う」ことを
共に寄り添ってみませんか…

みんなでお話しませんか…


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