NHKファミリーヒストリーの草刈正雄さんの放送は、地元の話だった。
先日のNHKのファミリーヒストリーは草刈正雄さん。
草刈さんが、ここ行橋の出身であることは知っていた。
主人が「当時のことを覚えている」といつも話していたので。
その主人が「放送を見て感動したよ」というので、私も録画で見た。
草刈さんは
「父親は朝鮮戦争で死んだ」と母から聞かされていたそうで、
その写真も一枚も残っていなかったとのこと。
その父親が、
実はその後の生きていて、番組内で初めて「自分の父の写真や生き方を見た」という感動。
72歳になって初めて知った自分の父親。
番組で探し出すのは大変な苦労だったようで。
主人が感動したのは、
さらに、このストーリーの舞台が行橋市であること。
地元の話。
主人は67歳。
当時住んでいた家の近くに、草刈さんのお母さんの実家「かまぼこ屋」さんがあって、当時のこと、覚えていると。
この番組に出ていた「自転車屋のオジチャン」も知ってる人だと。
いまでこそ、
「ハーフ」なんて呼ばれているけど当時は「あいのこ」と呼ばれ、
凄い偏見だったのでしょうね。
特に行橋市なんて小さな小さな町。
大変な苦労だったのでしょう。
お父上はすぐ隣の築城基地(今は自衛隊の基地)に勤務だったのね。
草刈正雄さんは、
これまで知らなかった自分の父のこと、
父方の親戚の人たちのこと、
日本に残してきた妻と子供のことを、その親戚達がずっと心にわだかまりを持っていたこと、
そんな事実を放送で知って何度も涙を流してた。
主人も、
当時の行橋の様子や、偏見、苦労、なんとなく身近で、
感慨深そうに放送を見ていました。
良い番組だったな。
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