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ファンタジー小説/サンダーコレクターシリーズ

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サンダーコレクターBLUE 完結 手直しまだしてない 元気ない 誰かしてくれめんす とある配信アプリの世界観をファンタジーにして、実在のライバーとリスナーだしてみた 即興で書い…
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#キラーコメント

ファンタジー小説/サンダーコレクター4

井戸に入ってきた雷の光は水溜まりの中に入り込んだと思ったら、様々な方向にぶつかって跳ね返っている。 キラーコメントの隙間から、その様子が垣間見れた。 ✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️ 思わず、色づく。 そのあと、ドォーンという雷鳴が轟く。 振動に耐えるべく、コレクターさんたちがキラーコメントを両手で押さえている。 雷を漏らさないようにキラーコメントが増えて、積み重なっていく。 「いやーいい雷鳴だねぇ。狭い空間使っ

ファンタジー小説/サンダーコレクター8

大きな水溜まりにいっぱいのコレクターさんで溢れかえってる。 次から次へと新しいコレクターさん達が集まってきた。 コメントで話しかけてあげたり、水溜まりの水をシャボン玉のようにしてきて、私が息でふーっと吹き返したり、反応すると喜んでいるようで手足をバタバタさせ、キラーコメントを形成していく。 前回よりもはるかに大きいキラーコメントの壁が形成されていく。 そして前回よりも大きな雷の一筋が入り込む。 ゴォォォォン。 雷鳴が轟く。 激しくて、こちらにまで振動が伝わる。 「るなち

ファンタジー小説/サンダーコレクター9

コレクターさんたちは内部でキラーコメントを両手で押さえつけて、猫耳の部分を相変わらずくっつけている。 今回は前回よりも広いからすごく振動などに耐えきれず、キラーコメントが波を打つ。ゆらめいている。 それも楽しんでいるように感じる。 形を変えるコンサートホールの中にいる人たちのようだ。 振動も激しいから、足元の水溜まりも揺れている。 足下も悪いようで、よろけているため余計にキラーコメントの発生を増やしている。 足元でキラーコメントを発生させるからだ。 「ちょっと計測行ってくる

【ファンタジー小説】サンダーコレクター13

― ゴロゴロ 雷の音がし出した。 その音によりコレクターさんたちは高揚してきたようだ。よりキラーコメント加速度を上げてきた。 ぼんやり見ていたら、ペッパーさんが近づいてきた。 「今、るなさんは親チケット発動中なのよね?他人のハンティングに同行してのも初めてなんだよね?」 「コレクターさんの召喚の仕方も人それぞれなんですね。私たちの勝手と違いすぎて驚いてます。親はどうやって、決まるのですか?」 「アプリの登録されたときに、マッチングされるんだよ。政府が勝手にね。相性と