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【私信】CoCしようぜ!

さぁ!くとぅるふしようぜ!
ざっくりとルール・世界観の紹介をするぜ!
【この記事は私信として書かれています。筆者も初心者に毛が生えた程度なのでルールの誤解などあると思いますが生暖かく見守って下さい】

★TRPGってなんぞ?
 Table-talk Role Playing Gameの略。要するに会話中心のロールプレイングゲームです。
 必要なものは紙と鉛筆、サイコロ色々!それだけ!のアナログゲーム。
  ドラ○エなどのRPGだと「戦う」「道具」「逃げる」……といったコマンドがあって、プレイヤーはそれを選択していくことになるけれど、TRPGではそんなコマンドはありません!全部自由だ!
 戦ってもいいし、逃げてもいいし、持ち物を組み合わせて新たな武器を作ってもいい。あなたが思いつき、ゲームマスター(GMとも。後述します)が許す限りはなんでもおっけーです。自由度の高さはTRPGの魅力でもあり、難しさでもあると思います。
 完全に会話だけで進めてもいいけれど、せっかくならそこに「ゲーム性」を持たせたい……ということでよく使われるのがサイコロ(ダイス)です。普通のサイコロ(6面ダイス)の他、2面、3面、4面……100面ダイスなんてのもあります!(気になったらぐぐってみよう、ほぼゴルフボールだぞ!)
 最近ではアプリで多様なサイコロが登録されているものがあるので、それを使うのが便利ですが……実物のサイコロを使うのもまた乙なもの。観賞用としても趣味に耐えるような美しいダイスがたくさん売られているので、気になる人はチェックだ!

★CoCってなんぞ?
 TRPGといえば!で一番有名なのが「クトゥルフ」なんじゃないかと思う。
 でも実際にはクトゥルフはTRPGのシステムの中のひとつに過ぎない。
 カードゲームといえばトランプが有名だけど、ウノだって遊戯王だってカードゲームでしょ?みたいなもんです。日本では爆発的にクトゥルフが流行ったけれど、実際のシステム(ルール)としては中~高難易度。他のシステムとの相違点も多い、実はちょっと特殊な子です。

  Call of Cthulhu、略してCoC。邦題、クトゥルフの呼び声。
 神話生物にまつわる怪奇現象を基にしたホラーTRPGです。
 もともとキリスト教圏で生まれた「ホラー」なので、日本人にはその根本的な「怖さ」というのが理解しにくいところがある。けどそれくらいがゲームとしてはちょうどいいのかもしれない。
 基本的に「神話生物」と呼ばれる存在は出会った時点でアウト!その存在を知覚してしまうこと自体、普通の人間には耐えがたい超常現象であり、発狂し精神が崩壊します。殴って勝てるとかそういう次元じゃないのだ。
 じゃあそんなもの関わらなければいいじゃない……となるのが「普通」の人。プレイヤーが操作し共に旅するキャラクターは、だから「普通」の人ではない、「探索者」と呼ばれる人たちです。
 「探索者」は、恐怖よりも興味や知的好奇心、正義感が勝った人物が相当します。だから職業は「探偵」「医者」「民俗学者」なんかがなることが多い。他に「ジャーナリスト」「エンターテイナー」なんかも探索するに足る理由を持っているのでプレイしやすい。
 それぞれの職業ごとに取るべきスキルなどが決まっているので、詳しくはるるぶ(ルールブック)を読むか直接私に聞いてくれ!!!今回は割愛。

★PL/KPってなんぞ?
 基本的に会話だけで「自由」に進めていくのがTRPGの特徴、だけど各システムごとにルールはある。そのルールに基づきプレイヤーたちをまとめるのがGM(ゲームマスター)の役割です。
 クトゥルフで遊ぶ場合には、このGMのことを特別にKP(キーパー)と呼ぶことが多い。何故ならクトゥルフには、他のシステムに比べても極端にプレイ中のルール規制が少なく、自由度が高すぎるから!KPがしっかり手綱を握っておかないと、簡単に世界観が崩壊するのです。
 例えば探索時の持ち物。基本的には「常識の範囲内でなんでも」持ってきて良いことになっているけれど、プレイヤーが「なんでもいいんだ!じゃあダイナマイト持ってくね!」「城担いで行くね!」「その辺のおっさんひとり背負って行くね!」などと言い始めたら収集が付かなくなるわけです。
 そこでプレイヤーの判断に可否を示すのがKPのお仕事。「火器取り扱い免許がないのでダイナマイトはNG」「あなたの身体が小さすぎて城を背負えないのでリアルの城を背負うのはNG。ドールハウスのお城ならOK」「そのおっさんは死んでる?生きてる?体重は?おっさんのカツラだけならいいよ」などと程度を見極めてOK(あるいはNG)を出すのです。
 KPのお仕事は「世界観を守りながらプレイヤーたちに存分に楽しんでもらい、シナリオを結末まで導くこと」。天の声のようなポジションで、プレイヤーたちの行く末を(ニヤニヤしながら)見守るのがKPの役割です。

 で、一方のPL(プレイヤー)。PLはPC(キャラクター)になりきって、ロールプレイしながらシナリオを進めていきます。
 このPCの作り方にもルールはあるんですが……まぁ要するにサイコロコロコロすりゃええんじゃ。全部はダイスの女神のお導きなんじゃ。
 PLがすることは「KPの言うことを聞きながらシナリオを目いっぱい楽しむこと」!楽しければそれでよいのです。ただしKPの言うことは\ぜったーい/!これだけは守って下さいね。
 シナリオの結末は通常複数パターン用意されています。トゥルー・グッド・バッド・クトゥルー……などなど。どこに行きつくかはPCの判断およびPLのダイス運次第です。
 PLはシナリオ開始前にPCのメイキングを済ませ、設定を練っておくとより楽しめます。PCの作り方についてはシナリオごとに制限があったり、推奨技能が決まっていたりするので、それらを含めてKPに判断を仰ぐと良いでしょう。
 シナリオが始まったらあとは何をやっても自由!……ではあるのですが、何か行動をする前にはちゃんとKPに確認を取りましょう。それだけ守っていれば大体OKです!(多分)
 正直PCのメイキングをするだけでも十分楽しいし結構時間もかかるので、気軽にトライしてみてください。

と、ここまで書いたところでだいぶん疲れました。2500文字。ちょっとしたレポートですよこれは。
眠気が限界に達したので今日はここで終わります。次回はありません。
さぁ一緒にキャラメイキング&レッツクトゥルフ!だ!!!