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ローカル七十二候マラソン(4)春分:第10〜12候

[4-10]春分 初候 3/20- 雀始巣(すずめはじめてすくう)

ローカル第10候「春分の 朝日を祝い 満ちる笑み」

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春分に合わせて、めでたく梅が満開!

菜の花も咲く。沈丁花も馬酔木(あしび/あせび)も香る。ゼフィランサス咲いた。ふきのとうラスト。ヤブカンゾウの新芽をとって、酢味噌和え。やわらかくて美味(フキ酢味噌もいける)。菜花とふきのとうで春のパスタ。オイルベースであっさりも良いけど、あと載せでフキ味噌とチーズを混ぜたらぐっと良くなった♡

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この日はとにかく春を愛でる1日となったのだけれど、まずはじめにご来光。経度としては日の出時刻6:13。しかし山に阻まれ、待てど暮らせど?お日様が出てこない。寒いので一旦、家の中に入る。そして7時。明るくなってきた!!

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山に隠れていて、結局ほんとうの真東がわからないので6時すぎ、7時すぎに続いて8時頃に3度目の計測。ようやく真東がここらへん、と分かる。

杉山開知さんが暦を習った師匠は”move and measure”と繰り返し言われていたのだとか。わたしは、たった数回だけど測ってみて面白かった。それと、今年になってから数日おきに出勤前の朝日を撮っている。ほぼ同じ時刻で、太陽の昇る東西の位置と高さがすごく変わってくるのを感じた。そもそも暦とは何か?宇宙における「今ここ」の位置を知ること。地球暦WEBサイトで色々紹介されている動画が非常に面白いので、おすすめです。

話を戻して、元の候「雀始巣」。ご来光を眺めつつ意識して動きを追ってみたら、軒下に入っていく子がいた。巣を作ってるのだろうか。ジョウビタキの「ヒッ ヒッ」も、よく聞こえる。

[4-11]春分 次候 3/25- 桜始開(さくらはじめてひらく)

ローカル第11候「彼岸も明けたョ!全員集合」

メダカも鉢植えも、みんなデビュー*

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玄関や室内に置いていた植物の鉢を一斉に出し、メダカ鉢も外へ、よいこらしょ。緑のは陶器なので、めちゃくちゃ重い。腰を痛めないように注意して運ぶ。

春分すぎてぽかぽかすぎて、花がどんどん咲いてきた。大変!もう間に合わない(記録が)。今日が開花か?と思われるレンギョウ、コゴメザクラ、プリムラ、ムスカリ、水仙。沈丁花は満開で、いい香り。

「自分への ご褒美届く 春休み初日」
年度末のご褒美に大人買いした本がドサっと届き、ゆうパックなのに切手がずらあぁぁぁぁっと貼ってあり(しかも1970年代!)超テンションがあがった。なんと佳い日であろうか。ありがたすぎて仏壇にお供えした後、旅のおともに連れてく。

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うららかや きもの一枚 脱ぐ木蓮

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3/26 つぼみが割れてのぞいた花びらが、着物のように折り重なっていた。今までは花が開いてから見ていたけど、今年は開く前の姿を見られて良かった。そして3/14にタネを播いた甘長とうがらしが発芽、目出度い!3/29、7本全て発芽。

出掛けたついでに、先日見つけた桜を撮る。24日頃から町内あちこちで咲き始めた。週末からの遠出はお花見ドライブ、週明けに帰ってきたら町内の桜も満開になっていた。七十二候と花の時期が合うなんて、ちょっとありえない早さ・・・。

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「旅先で偶然出会う宇宙タイミング∞」

3/27−29、旅の思い出から・・・地球暦的にこれだけは書いておきたい!お風呂あがりに寛いでいたら、野村康生さんの作品に偶然出会った@ホテルの温泉フロア

このホテルのあちこちに置いてある本のセレクトが非常に良かった(洋書が充実!)。アルトスブックストアだと思う。

そして、すりガラスごしに昇ってくる朝日がピンク色だった。

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[4-12]春分 末候 3/30- 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

ローカル第12候「月と花、空は黄砂に満ち満ちて」

29日満月。桃と木蓮の花、開き始める。町内の桜もいつのまにか満開。庭のレンギョウも満開。しかし29ー30日は黄砂が満杯MAX、外に出ると辛い!雷雨に洗い流してほしいところだけど、そうすると花が散るんよね・・・

「梅にウグイス、桃にはインコ」

そうと決まっているのです。セキセイインコのももちゃんと恒例記念撮影(4/3)。

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花が増えてきて記事のボリュームも増大。もはや雑記に近くなってきたマラソン記録・・・きにしなーい。

次は清明。シーミー!あきさみよー



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