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asobiについて 振り返りとか

asobiのLaineyです。

2019年にバンドを始めてから、こういう振り返りの機会を作ることも時には大事なのかな、と思って今これを書いています。もうそろ年末ですしね。

ほとんど自分語りになりそう。ご了承を。

2019年の3月くらいかな。社会人3年目の当時、何を思ったかDTMを触ってみよ〜と思って、初めて書いたのがSelf Pleasureのデモトラックだった。

なんとなーく眠らせとくのがもったいない気がして、ただ俺は歌下手なんで、せっかくだから歌上手い人に乗っけてもらいたいな〜と思って声をかけたのが今の3MCだった。

ベースの三枝とギターのComassanとはもともと曲を作ったりして遊んでたので、そこも混ぜてみんなでスタジオで合わせよーぜ!みたいな。単純に会いたかったのもあるし。

もともと大学のサークルの友達だったけど、かなり久しぶりに会う奴もいたりして、Shojiにライン送った時は変に緊張してたな。断られると思ってたし。

で、スタジオで合わせてみた時に、今思えば全然完成度低かったんだけど、なんかめちゃくちゃかっこいいじゃん!って一気に火がついたのを覚えてる。ライブしてみたい!音源出したい!って。

多分その当時火がついてたのって俺だけで笑

スタジオで"俺らはコーストでワンマンできるよ!"って言った時みんな引いてた。今考えたらまじで気持ち悪いな。誰だお前は。


後藤のつてでライブが決まり、ライブしながら〜レコーディングしながら〜まったりと活動をしてたら、いつのまにかバンドとして形が出来てきたような、、、

ちゃんと曲を作って外に出すってことがほぼ初めてだったのもあって、全部新鮮で全部楽しかったのを覚えてる。

asobiEPからTOKYO CULTUREまでは全部同じエンジニアさんに録ってもらってた。めっちゃ気のいい兄貴みたいな感じで、ド素人の俺に色々教えてくれたり、メンバーみたいにアイデアを色々出してくれたり。マジでいい人だった。


で、今年入ってすぐ出したEmpty Room for Twoで一気にリスナーが増え出した。

それをきっかけにPhoenixxにサポートしていただくことにもなった。

生活は何も変わらなかったけど、その辺りから界隈のなかで少しずつ知名度というか、asobiのイメージみたいなのが俺らの知らないところで生まれ始めてる、みたいな不思議な感覚があった。

他のメンバーはどうか知らないけど、そういう意味で、Empty以後、曲を作るってことに対するスタンスみたいなのは少しずつ、個人的には変わってった。

少数ではあれど、asobiへの期待みたいなの見え始めてきて、そこに対してどうアプローチするか?とか、どういう引き出しを見せればいいんだろう?みたいなことを、色々考えるようになった。それまでが適当すぎたのもある笑

それまで、売れるってことをあまり意識しないようにやってきたのもあって、突然の変化についていけず思考のドツボにハマるみたいなことも結構あった気がする。基本そういうのも楽しいんだけどね。


そういう時に常々思うのが、音楽は好きだけど、多分今のasobiがなかったらここまで頑張れなかったなってこと。

トラックメイカーって立場は結構孤独で、とにかく部屋で1人でPCと向き合うんですよ。マジで何も作れない日とかもあったりして、自分との戦い感というか、追い込みをかけすぎて辛くなることもたまにあったりして。

でも曲が形になっていく時に、他のメンバーは俺が想像もしてなかったような回答をそこに乗っけてくれたりして。その瞬間に救われるじゃないけど、1人でやってたらこの感覚はなかったろうなって。単純にみんなでいるのがめちゃくちゃ楽しいのもあるし。

そうやって出来てった曲はいつもどれも最高だし、本当に毎回自信を持って出せるんですよ。"俺がやった"じゃなくて、"どうだうちのメンバーみんなスゲェだろ!"みたいな感覚。MCはそれぞれすげー華があると思うし、楽器陣は職人みたいに楽器ができるし。俺にないものをメンバーはすげー持ってる。


俺は多分、そうやって誰かと繋がりながらでしか音楽は出来なかったかな〜って思うことが最近めっちゃ増えた。

逆に言えば、音楽をやることで人と繋がれる機会が本当にたくさん増えた。これは本当にありがたいこと。

asobiのメンバーはみんな仲良いけど、バンドやってなかったら全然会う機会なかったと思うんだよね。

大学の時から友達だったけど、一緒にバンドやることでしか見えない良い面みたいなのも沢山見えるようになった。俺はこれは凄い価値なんだと思う。

気恥ずかしいのであんまり細かいことは書かないけど、メンバー本当にみんな大好きなんだよな。

asobi以外にも、応援してくれてるリスナーの方々や、ライブハウスのスタッフの人、バンドマン、ラッパー、ビートメイカー、DJ、エンジニア等々

バンド始めてなかったら絶対出会わなかったような人種にたくさん出会えて、しかもみんな音楽が大好き。しかもみんなちょーカッコイイ。いい奴。漏れなく。仲良くさせてもらって、こんな幸せなことはないなって思う。

普段はそんなことあんま考えないし、いい音楽を作りたい、売れたいとか、やっぱそういうことを考えてる。でも、そうやって頑張ってきたことを振り返ると、たくさんの幸せを人にもらってやってこれたんだなって思う。


この一年でバンドは間違いなくステップアップできた。まだまだこれからだけど、バンドを始めるまで鬼のように狭かった俺の世間がどんどん広がって、そこに対しては本当に感謝しかない。メンバーにも、その他のみんなにも。

自分には縁がないと思ってた体験を沢山させてもらえて、自分が携わった音楽を誰かに聴いてもらえる。楽しんでもらえる。そんな幸せはないよな〜ほんとに。


そんなことをふと思ったので、忘れないうちにつらつらと書いておきました。本当に楽しかった2019〜2021年、来年は更に楽しくするぞ〜!!


みんな、ほんとにほんとにいつもありがとう。

大卒とは思えない乱文だけど、ここまで読んでくれた人もありがとう。


これ毎年やろ。

おしまい。




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