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門宝デートの可能性【ヴァイスシュヴァルツ】

1.はじめに

 こんにちは。今回は門宝のデート・ア・ライブについて書きたいと思います。発売直後に組んだのですが、第一案にしてはなかなか良いデッキになったと思います。また、ネオスタンダードではあまり見ないカードを採用したりもしているので、参考になれば幸いです。

2.デート・ア・ライブというタイトルについて

 全体的にカードパワーが高く、インフレを実感させるようなプールになっています。中でも“最悪の精霊”狂三、頼れる妹 琴里、マイ・リトル・シドー、時崎狂三などがよく取り上げられますが、これらはあくまで華やかな部分というか、特に突出した部分です。これらのカードをはじめとして、既存のカードに比べて幾らか強いデザインにされている点がこのタイトルの強さだと思います。デッキの核になるようなカードが多く、様々なデッキタイプが考えられるとても面白いプールになっているので、是非1度リストに目を通してみてください。

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3.今回のデッキについて

 宝連動のタイムマシンと門連動の美智留亜種がコンセプトのデッキです。どちらも相手を倒すことに特化したカードで相性は悪くないのかな、という考えで構築しました。門宝という配分に一抹の不安を覚えましたが、各種優秀なシステムの存在もあり、割と早い段階で形になりました。以下レシピです。

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4.主な採用カードについて
・よしのんを失った四糸乃
 タイムマシン互換です。2001、置きブ、風を経てついに宝へと進化しました。恐らく最もテキストと相性の良いアイコンでしょう。今日のカードで公開されたとき、すぐに使いたいと思いました。また、アイコンだけでなく1001というのがそもそも相性抜群で、毎ターン10000越えのパワーで殴り続けることが可能になります。常に3面割り続け、ダメージレースでもリソース勝負でも優位に立ちましょう。ダイレクトはキャンセルでカバー。どうせ最後は美智留3面お祈りです。ある程度のダメージには目をつぶって、絶対に戻さないといけない打点だけヒールして殴り続けましょう。
 
・お見舞い 四糸乃
 今年のトレンドの一つで、トリガーに反応して新たなカードを獲得することが出来るテキストです。全てのクライマックスが対象ですが、コストの関係で特に門や宝と相性が良いです。このデッキでは両方採用しておりかなり活躍機会が多いですが、あまりいたずらに使いすぎて宝が続かなくなってはコンセプト崩壊です。主に必要以上にトリガーした際のケアとしての役割が大きいため、何ターン先まで連動出来るかを考えながら使用するとよいでしょう。

・鳶一 折紙
 美智留の亜種です。先行公開で目を疑ったカード。宝を打ち続けるコンセプトなので相方を門にするのはすぐに決まったのですが、折紙が門対応だったのは僥倖でした。デッキコンセプトに合ったテキストをしており、もう一つの門連動である11000ヒールも充分強力でしたが、今回はより相性の良い折紙を選択しました。
 
 テキストは3つで、登場時3ルックと助太刀不可、連動によるバーンです。まず3ルック。めぐみんや音姫と同様、なるべく多面したい連動に3ルックが付いているのは強力で、対応や更なる連動を探しにいく事が出来ます。特にこのデッキでは、控え4ルックや集中と併用することで弱い山を一気に崩し、連動しつつ返しを見る動きをすることも可能です。次に助太刀不可ですが、このデッキのコンセプトに非常にマッチしたテキストだと思います。キャラを倒すためのテキストなので、キャラを倒す事に特化した宝連動との繋ぎが非常にスムーズです。加えて、最近は椎名や大正浪漫などの助太刀を兼ねた防御札が多いため、それらを完全に無視できるのはとても大きなメリットと言えるでしょう。最後にバーンテキスト。美智留式の連動ですが、刻むようになったため複数枚落とした時の理不尽度が更に上がりました。こちらが死なない限りはどんな状況からでもワンチャンを生み出せるため、ダメージをボディで受け続け、最後の最後に3面お祈りで走りきりましょう。

・基礎顕現装置 
 少し特殊な防御札。ソウル減を3点分好きに振り分けられるので、相手の打点に合わせて柔軟な使い方が出来ます。自分のキャラに付与するので、アンタッチャブルやサイドアタックにも効果的です。使用タイミングは色々とありますが、このデッキでは主に2パターンの使い道が考えられます。
 
 1つ目は門連動直前。連動のために1ターン作る動きが出来ます。2つ目は連動後。入った打点を戻す事が難しいデッキなので、連動を打つ頃には3の後半になっている事が多いです。そういったタイミングでは低いソウルを並べてパンチしたいのが相手側の気持ちだと思いますが、それを許さない強制力を持ちます。その結果打点が大きくなりキャンセルを誘発する、なんてことも往々にして起こりえます。
 
 強力なイベントですが、緑をデッキに組み込みづらいプールなのであまり見ないカードになってしまっている印象です。緑を使用する際は積極的に採用したい1枚ですね。

・えみゅーじっく♪
 真のデッキコンセプト。このカードのために赤を発生させるといっても過言ではありません。大真面目に強いと思って採用していますが、大真面目に強いと言える日がくるとは思いませんでした(知り合いに聞いたのですが去年はゴブリンスレイヤーにも採用されていたようです)。

 使い方は至って簡単。タイムマシンと折紙をパンプして殴るだけ。ただそれだけなのですが、これがかなり強力。タイムマシンに振ると12000が3面並ぶため、レベル3多面にも対応出来るようになり、折紙に振ると助太刀不可で一方的に上から触る事が出来ます。打った瞬間は手札が1枚減りますが、連動のおかげで手札が減らないので気にならず、それに対して相手には常に3枚要求するため、差し引きかなりのアドバンテージを得ることが出来ます。イベントカードというマイナスは、トリガー反応の四糸乃と控え4ルックでカバー。思い出にいく点も無駄がなく、複数枚入れてもさして気になりません。
 
 見た目以上にも強力な動きを生み出すカードになっており、是非1度使ってみて欲しい1枚です。かなり昔のカードなので、手に入り辛い所が難点ですが…。

5.まとめ
 今回は、主に上記の5つのカードを中心にまとめたデッキを紹介してみました。デート・ア・ライブの中ではかなり押しつける系の連動2種を使用したデッキなのですが、今は自分の動きを押しつけることが強い環境なのかなと思うので、一案としてはありだと思います。コンセプト以上の動きはありませんが、なかなかに楽しいデッキに仕上がったので、興味が湧いた方は是非1度回してみてください。それでは。
 

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