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よく聴いてた曲(2024/2月)

ボカロ多いかも。

Wim Mertens/Usura

なんかの検索してはいけないCMみたいな奴の曲として使われていた曲。個人的にはとても聞いていて落ち着くけど人によってはめっちゃ不快感を煽るかもしれないから聴く際には注意してね。

ごめんね / Jinmenusagi × daoko × GOMESS × Paranel

メンバーが豪華な本楽曲。特徴的なのはこの曲のMVが他の曲のライブ映像や個人撮影したかのような映像などを継ぎ接ぎして構成されている事。中には不可思議/wonderboyがちょこっと登場するのも印象的で紡がれなかった日常の断片を見せられているかのような気分になる。

そう言えばDaokoさんボカコレに曲出してましたよね。

こんなとんでもルーキーが何処からともなく出てくる事もあるんですね。にしてもDaokoさんによる重音テトの曲が生きてる内に聞けると思ってなかったので嬉しいです。あと、テトさんが冥王星っぽいのもちょっと分かる。

syrup16g/幽体離脱

syrup16gの曲はよく「暗いのだけど落ち着く」とか「陰鬱な歌詞だけどなんか明るい気持ちになった」とか気分を静めてくれる的な感じのコメントがされている所をよく見るが私の場合は普通に感情をぐちゃぐちゃにされボロボロに泣いてしまう。なんか彼らの音楽を聴いていると理解する事から逃げていた諸々の事柄を言葉として突きつけられているような錯覚に陥る。(でも多分、思考放棄して言語化というか向き合う事さえ出来ていなかった物を適当に曲に合わせて勝手にダメージを負ってるだけ)
そして、その都度自分に酔っ払い自然と泥酔したかのように突っ伏して、気づけばすすり泣く。そんなのばっかりだ。


椎名もた/夢のまにまに

多分、もたさんのアルバムの表題になっている唯一の曲。聴いているととても不思議な気持ちになる。なんか、これとササメクがうごメモで人気だったイメージがあるな。曲の良さもさることながらMVも芸術的で好き。

ちなみにMVを担当している84yenさんは「走るチルノ」なんかでも有名ですが、個人的にはクソフラッシュみたいな動画を出してる人っていう印象の方が強いです。

こう言うのが本当に何本もあるので見てみてね。

(七海ちゃん天使はマジでそう)

電ǂ鯨/とるりり

「柴又」みたいな感じでリズムとして使われている電車の音がとても心地が良い銀河鉄道の夜のような世界観の曲。曲が進むにつれて時間が経過していきドンドンと怖いけど後戻りできない手遅れさと誰もいない孤独が極まっていくような展開の仕方もいい。

40mP/SHAKER

オシャレでちょっぴり切ない本楽曲。なんとMVは全部40mP自身が書いているらしい。まぁ、知ってはいるのだが改めて聞かされる度に「え?このMVのイラスト、全部40mPが描いてるの!?」みたいにビックリ仰天してる気がする。ホントに凄い。
でも、ボカロPはそう言う「一人で全部やるじゃん」みたいなハイブリッドな人多いですよね。さっき言った電ǂ鯨さん、ピノキオピーさん、もちうつねさん、いよわさん、MARETUさん・・・と挙げていったらキリがない。
それはそれとして音MADも結構多いですよね、この曲。私は少女終末旅行のがやつが好きです。

稲葉曇/余裕欲

「きみに回帰線」、「ハルノ寂寞」辺りからずっと思っているが稲葉曇さんは憂鬱な学校の描き方がうまい。毎回当時の小さなことに対する自分の手一杯さや焦燥感をクリーンヒットで打ち抜いてくるから簡単に昔にそのままタイムスリップしたかのような感覚にさせられてしまう。

きくお/幸福な死を

次、「愛して愛して愛して」的な感じできくおさんの曲を小説にする機会があるのだとしたら是非ともこの曲を書籍化して欲しい。何故、この二人は互いを信じていながら死を許容せざるを得なくなったのかを知りたい。そして決して認められる事のない選択肢を祝福であるかのように手をかけ朽ちていく様を見たい。そんな儚く揺れ動く感情を文章として眺めてみたい。

この曲と言えば、このカバーも好き。

歌声もいいし、バックで流れている市蔵さんのリミックスもマッチしていてとても良い。語彙が無いせいであんま表現出来ないけど音の雰囲気みたいなのがめっちゃいい。

コロイド/夢見がちな彼女

コロイドさんのyoutubeデビュー作。こう言う「HASAMI group」みたいな感じの知らない映画の映像が淡々と流れていくMVが好き。
恐らくこの曲で歌われている「夢見がちな彼女」の人間像は、よく何者にもなれないなんて思いながら辛くとも口に出せやしない過酷な毎日を勢いで無理くりやり過ごしていく中で、ロマンティックな出会い方をして付き合う事になる誰かさんが颯爽と信じられない大人達がいない綺麗な世界に連れ出してくれるみたいな妄想ばかりを頼りに生きていた青春時代の思い出に浸りながら、心底嫌いだったはずの大人達と全くもって似たような人間に自分もなってしまったのを憂う訳じゃないけど良くはないような気持ちを抱えて思い返してるみたいな感じなのじゃないかと思っている。思っているだけ。

Puhyuneco/akane

これおどろおどろしい音の中に高尚さや子供が抱え込んでいる悲しさとか綺麗だったはずの物を感じてえぐいから是非イヤホンで聞いてみて欲しい。


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