婚約前から堕ちていた妻(1)

やっと裁判や身辺整理が終わった。
noteに書こうと思ったのは、こんな話題でも誰かには需要があるかもしれないと思ったのと、自分の身に起きた禍をこれ以上自分の中で抱えておくことに限界が来たからだ。

結論から言う。
婚約前から妻には男がいた。自分以外に。
そしてその男との間にできた子ども2人を私は育てている。
子は鎹とは良く言ったもので、今は再構築に向けて歩きだしている。

ここから先の内容は一部フェイクも入れながら、生々しい内容まで踏まえて書いていく。

私は高校までを関西で過ごし、大学進学で四国に住んでいた。
学生時代に複合施設内のカフェでアルバイトをしていた。
施設内には他にレストランや結婚式場があり、妻は結婚式場でプランナーをしていた。
カフェの店員をしながら、人手が足りないときは結婚式場の設営や式中の裏方をすることもありそこで妻と知り合った。
当時大学2年生の自分からすると、5歳年上の彼女はとても魅力的だったのを覚えている。
顔立ちは吉高由里子を少し大人っぽくした感じだ。(以降、妻=由里)
お互いに音楽が好きで、一緒にライブやフェスに行くことから交際につながった。

本題に戻る。
ことの発端は、第二子の里帰り出産で妻の地元に帰ったときだった。
次女が生まれたあとの1週間、妻は産婦人科に入院していたため、2週間ほどの育休をもらい長女と義実家で過ごしていた。
妻が退院し、長女と次女との3人の生活リズムが軌道に乗るまでは義実家でテレワークをしようと考えていた。

しかしながら、上司から「落ち着いたのならばすぐに戻ってこい」との連絡があり育休も残り3日のところで当時の勤め先であった名古屋に戻ることになった。
どうせあとの3日のうち1日くらいは、学生時代を過ごした街を訪れたいと思いアルバイト先に挨拶をするテイで一人で飲みに出た。

このときが2022年の秋口で四国はまだまだ暑かった。
コロナの影響もあり、学生時代によく通っていた居酒屋やバーのいくつかは空きテナントになっていた。
四国が地元の同級生に声をかけ、学生時代を懐かしみながら夜が更けるまで酒を飲んでいた。
2人と解散したあとで、ホテルの近くの小さなバーで一人で飲み直しているときに自分より先に居た2人組の男性と会話になった。

男1「どちらから来られたんですか?」
私「名古屋からです。妻の里帰り出産で。」
男2「おめでとうございます!」
など他愛のない話で盛り上がった。
その後、長女の七五三の話になりスマホの写真を見せたときだった。

男1「あれ?由里ちゃん?」
男2「あ、ほんとだ。由里ちゃんの旦那さんなんですか?」
と2人は妻の知り合いだったようだ。
複合施設とはいえ、飲食業がメインで入っている施設だったため横のつながりで知り合いになることは珍しくないと思っていた。

私「由里のお知り合いなんですね。数年前に結婚しました。」
というと、不思議そうな顔をしていたのを覚えている。
男2「あれ?でも由里ちゃんって宮川さんと婚約していなかった?」
男1「バカ。」
男2「あ。。。」
宮川というのはバイト先の複合施設で働いていた、カフェとレストランの店長を兼任している男だった。

私「え?宮川さんは〇〇の店長ですよね?自分もあそこでバイトしていたんですけど、そういう話は聞いたことないですよ。。。」
酔いが一気に冷めるのと合わせて、冷や汗のようなものが背中をつたう感覚にぞくぞくした。
男1「宮川さんだけど、、、女癖が悪いって話聞いたことあります?たぶん由里ちゃんはその中でも相当お気に入りだったと思いますよ。。。」
そんな話は聞いたことも無かったのと、宮川と妻が仲が良いことも知らなかった。

私「お二人は宮川さんと由里が一緒にいるところを見たことがありますか?できれば少し詳しくお話を伺いたいのですが。。。」
男2「ええ・・・俺達が宮川さんと飲むときには必ずと言っていいほど由里ちゃんが居ましたよ。もう5年前くらいになりますが。」
ちょうど私と結婚する直前くらいの時期と合致する。
男1「そのときも行きも帰りも一緒だったし、何なら2人が別々に飲んでいて宮川さんが酔いつぶれても由里ちゃんが迎えに来るし、その逆もよくあったから2人は同棲しているものだと思っていたよ。実際、宮川さんがバツ1になったのも由里ちゃんと不倫していたからだとか。。。」
宮川と妻の関係やバツ1の情報などいろんなことが酔った頭では考えられないくらい流れてきて混乱していた。
ただ、このあたりから自分と交際していた期間と宮川と妻が交際していた期間が被っていることに気がついていた。

妻とは結婚する前の1年半は、名古屋と四国での遠距離恋愛状態だったがすでにそのときにはこのあたりは妻は宮川と一緒だったのだろう。
自分の鈍さと妻の隠蔽能力を信じられず、写真をもう一度見せながら実は違う人じゃないかをもう一度確認していた。
そのとき、
男2「由里ちゃん太ももの付け根にちょっと大きめのほくろあるでしょ?」
これが決定打となった。

この先の話はまた次回。

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