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自宅のスマートホーム化は、在宅介護がきっかけ

母の在宅介護を機に、自宅にいくつかのスマートデバイス(IoT機器)を導入しました。
スマートホーム化で在宅介護を少し楽にしようというお話です。
導入したことで安心と利便性を得られたので、自宅で介護をされている方の参考になれば幸いです。



用語解説(AIで解説)

話を進める前に用語解説からしておきましょう。
用語解説については、Googleの生成AI「Gemini」さんにやってもらいました(以下引用部分)
ある程度わかる方は飛ばしても大丈夫です。

スマートデバイスとスマートホームとは

スマートデバイスとは、インターネットに接続して様々な機能を実行できる機器の総称です。スマートフォンやタブレット、スマートスピーカー、スマート家電などが含まれます。

スマートホームとは、スマートデバイスを連携させて、自宅をより便利で快適な空間にしたものです。具体的には、以下のようなことができます。家電の遠隔操作: スマートフォンやスマートスピーカーを使って、照明やエアコン、テレビなどの家電を遠隔操作できます。
自動化: 設定した時間や条件に合わせて、家電を自動的にオン/オフしたり、照明の明るさを調整したりできます。
音声操作: スマートスピーカーを使って、家電を音声で操作できます。
セキュリティ: スマートカメラやドアセンサーを使って、自宅のセキュリティを強化できます。
省エネ: スマートデバイスを使って、無駄な電力を節約できます。

スマートホームのメリット

スマートホームには、以下のようなメリットがあります。利便性の向上: 家電を簡単に操作したり、自動化したりすることで、生活がより便利になります。
快適性の向上: 照明やエアコンなどの環境を自動的に調整することで、より快適な空間を作ることができます。
セキュリティの向上: スマートカメラやドアセンサーを使って、自宅のセキュリティを強化できます。
省エネ: スマートデバイスを使って、無駄な電力を節約することで、電気代を節約できます。

スマートホームのデメリット

スマートホームには、以下のようなデメリットもあります。初期費用がかかる: スマートデバイスやスマートホームシステムを導入するには、初期費用がかかります。
設定や操作が複雑: 一部のスマートデバイスやスマートホームシステムは、設定や操作が複雑な場合があります。
セキュリティリスク: スマートデバイスやスマートホームシステムがハッキングされるリスクがあります。
プライバシー侵害: スマートデバイスやスマートホームシステムが収集したデータが漏洩するリスクがあります。

まとめ

スマートホームは、生活をより便利で快適にする可能性を秘めていますが、導入にはメリットとデメリットがあります。導入を検討する際には、自身のニーズや予算、そしてリスクを理解した上で判断することが重要です。

Gemini

家庭で使えるIoT機器とは

家庭で使えるIoT機器は、実にさまざまです。代表的なものをいくつかご紹介します。

照明スマートライト:スマホアプリや音声操作で明るさや色温度を調整したり、タイマー設定したりできます。
人感センサー付きライト:人の動きを感知して自動的に点灯・消灯するので、玄関や廊下などに最適です。

エアコンスマートエアコン:スマホアプリや音声操作で遠隔操作したり、タイマー設定したりできます。また、室温や湿度に合わせて自動的に運転を調整する機能も搭載されています。

家電スマート冷蔵庫:ドアを開けなくても中の様子を確認したり、賞味期限を管理したりできます。また、レシピ検索や買い物リスト作成などの機能も搭載されています。
スマート洗濯機:スマホアプリで洗濯状況を確認したり、遠隔操作したりできます。また、洗濯槽の掃除時期を通知したり、節水モードで洗濯したりする機能も搭載されています。
スマートロボット掃除機:決められた時間帯に自動的に掃除したり、障害物を避けて走行したりできます。また、スマホアプリで掃除状況を確認したり、遠隔操作したりできます。

セキュリティスマートドアロック:スマホアプリや暗証番号で解錠・施錠できます。また、外出時にドアが施錠されていることを確認したり、来客履歴を確認したりできます。
スマートカメラ:自宅の様子を遠隔で確認できます。また、動きを感知して録画したり、音声で操作したりできます。

その他スマートスピーカー:音声で音楽を再生したり、天気予報を確認したり、家電を操作したりできます。
スマート体重計:体重や体脂肪率などを測定し、スマホアプリで管理できます。
スマートウォッチ:時間や歩数などを計測したり、スマホの通知を確認したりできます。


これらのIoT機器を組み合わせることで、より便利で快適なスマートホームを実現することができます。

IoT機器を選ぶ際のポイント

IoT機器を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。目的: 自分がどのような目的でIoT機器を使うのかを明確にしましょう。
互換性: 他のIoT機器と互換性のあるものを選びましょう。
機能: 必要な機能が搭載されているものを選びましょう。
価格: 予算に合ったものを選びましょう。
セキュリティ: セキュリティ対策がしっかりしているものを選びましょう。

まとめ

家庭で使えるIoT機器は、生活をより便利で快適にする可能性を秘めています。導入を検討する際には、自身のニーズや予算、そしてリスクを理解した上で判断することが重要です。

Gemini

導入を検討したきっかけ

母親の入院

ある日の仕事中、近所の方から携帯に着信がありました。
もうすぐ90歳の母が倒れたので、病院に運んだという内容でした。

検査の結果、軽い脳梗塞だったようで3か月程度の入院をすることになりました。

退院後の生活を想像した時

目立った痴呆もなく、少し歩行が大変だったぐらいで元気だったので、「ちょっとこれから大変だな」と思ったのでした。

先に亡くなっていた父のために、自宅には手すりや段差をなくす施工はしていたので、当時お世話になったケアマネージャーや病院の方の話を聞きながら、退院後にどうなっていれば安全で安心かを考えました。

安心と安全を得るために必要な物をピックアップ

退院までに準備しておこうと決意し、必要そうなことをリストアップしてみました。
条件は母が安全に過ごせること、私も楽になることの二つだけ。
そうしてあげた項目は、

  • 玄関を降りることが大変なので、手元で鍵を開けられること

  • 来客や不審者を遠隔で確認できること

  • すでにあるお掃除ロボットやスマートスピーカー(AmazonEcho)と連動できること

  • 私のiPhoneで、確認や操作ができること

普段、欲しい物を購入する際は必要以上に時間をかける性分なのですが、今回は退院まで3か月しかないので、自分的特例措置としてすぐに購入しました。


導入したスマートデバイス

ここから先は、実際に導入した機器を紹介します(Amazonアソシエイトで紹介しますのでご了承ください)。

ちなみに、デジタルデバイスが大好きな私は普段から情報収集だけはしていたので、条件だけをリストアップしてAmazonへという感じです。

大手家電量販店ではお店の思惑が入るので、現物が見たい時や設置が必要な場合以外は行きませんし、店員さんに相談もしません。(ここ最近だと、3年ぐらい前にふるさと納税の品を保存するために小型冷凍庫を買った時が最後かな)

まず機器の選択をするにあたって、メーカーがバラバラだとiPhoneで操作や設定するときにアプリが増えて面倒になることを想定したので、必要な製品を同じメーカーで揃うようにしてみました。

例外は、AmazonのスマートディスプレイEchoShowぐらい。母が普段いるだろうリビングのソファ近くに置くことを想定しているので、音声操作で利用してくれればと考えました。

結果、SwitchBotの製品で揃えることに。

スマートハブ

名前のとおり、他のIoTデバイスを連携させるためのハブ機能製品。これがないと始まりません。
室内の温度や湿度を表示してくれて赤外線対応。アプリでも確認できるので特に夏場のエアコン調整をリモートでできる。
スマートスピーカーのアレクサと連携させれば、赤外線機能で照明やテレビも点けられるのでとても便利に使えます。

スマートロック

玄関の鍵を使わずに施錠・解錠できる。
アプリからも可能で、かつ仕事中でも「解錠した」「施錠した」ことが判り安心できます。
また、複数の指紋や暗証番号で解除できるので、訪問介護サービスや通所リハビリの方用に暗証番号を設定して使い方を説明しました。(誰が解錠したのかはアプリで確認できます)

母は鍵を持たなくてもよくなったので、鍵の紛失防止にも役立つはず。

リモートボタン

段差の上がり降りには介助が必要なので、玄関鍵の開け閉めをリビングでできるようにするために使用した物理リモコン。
ボタンは2つしかないので、老人でも理解しやすい
今回は「開け閉め」のために使っていますが、照明や何かのスイッチを「入り切り」することに割り当てることもできます。

防犯カメラ

入院時にまず思いついたのが防犯カメラでした。
私が仕事に出ていて、母が入院していると日中の自宅が不在になるので、空き巣対策はもちろん、宅配便が玄関前に置かれたときにも便利に使えると考えました。

センサーが反応するとアプリで通知、リアルタイムで画面を表示してくれて、音声でやり取りもできるので、外から在宅中のような対応も可能です。

購入したこの製品の場合、ソーラーパネルから電源を取るのですが、玄関前は庇で日陰になってしまいます。別途ホームセンターでアルミステーを購入して、庇の外に設置するなど工夫が必要です。

見守りカメラ

母の寝室に設置したのが、室内用の見守りカメラです。
動体検知するので、起床して動いたら反応してアプリに通知してくれます。
気づかずに倒れていたといことがないように。

開閉センサー

これは入院前から対策したかったことだったのですが、冷蔵庫の扉が半開きだったことがあり、耳が遠くなって警告音も聞こえず、結果大変なめにあったことが何度かありました。
ついでにこれも対策することに。

扉ごとにセンサーを付けて、開閉ごとにアプリに通知と履歴がくるようにしました。また、開閉時や開けっぱなしの時は、スマートディスプレイから音声が流れるようにして、耳が遠くても気づくようにしました。

スマートディスプレイ

最後に、リビング用にスマートディスプレイを設置。
これだけはAmazonのEchoになったのですが、連携できるので大丈夫。

基本的には、防犯カメラからの通知で「誰か来ました」とか、スマートロックから「玄関を開けました」、開閉センサーからの「冷蔵庫の扉が開いています」などを音声で伝えるために使っています。
音量を大きめにしてあるので(庭にいても聞こえるし・・)、耳が遠くてもわかるよね。

当初は、声をかければアレクサが天気やニュースを音声と画面表示で伝えてくれるので便利かなとおもったのですが、昭和初期生まれのテレビ大好き老人は目の前にテレビがあるので使ってくれません(泣)
スピーカー機能の機種でよかったなと、これは誤算でした。

最後に

ひと通り、今自宅に設置してあるスマートデバイスを紹介しました。

今回は、在宅介護がきっかけでデバイスを複数導入してスマートホーム化してみたのですが、いずれも毎日使っているので私としても満足しています。

もし、自宅で介護をされている方で、少しでも楽にしたいと思っているのであれば検討してみてください。

介護をしていると、楽になることに罪悪感が生じるというようなことを、どこかで読んだことがあります。
私はそうは思わないのですが、ある時ケアマネジャーさんがこんなことを言ってくれました。
「介助する人が楽になるためのサービスや製品は使った方が良いです。ストレスを溜めると共倒れになっちゃいますよ」と。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
では、またの投稿でお会いしましょう。


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