42歳になります

自分だけの毎年恒例行事、歳を取る前にその歳を振り返るシリーズ。さて41歳の自分はどうだったでしょうか。

2年連続3度目の転職をキメた

最大のイベントが二つあって、その内一つはやっぱりこれでしょう。
前職、結局1年足らずで退職・転職することになってしまったのですが、これまでの転職経験を踏まえて(そんなもん無いなら無いに越したことはない)非常に冷静に損切り判断をできました。
あんまグダグダ前職の悪口を言っても仕方ないというか僕自身も含め誰もそんなん読みたくないでしょうが……端的に言って
「話が違うじゃん」
「そんなナメた処遇するなら他探します」
「コンプライアンス的な意味で長期在籍のリスクあり」
の三つに集約されました。
経営者の経営方針と自分との相性が壊滅的に悪かったとも言えるかもしれませんね。
何気に同部署の直接的な同僚・上司はすごい良い人たちで、特に上司には「これからこの会社を一緒に支えていこうよ」的なことも言われていたので、そういう意味では非常に気が引けたのですが……。ただ、だったら出すものを出せという話であり、自分の想定年俸の約〇倍の利益を稼いでその処遇はナメてんのかという話になるわけです。それが瞬間的なあれやこれやなら将来のために我慢もできるけど、このポジションに収まってる限り今後むしろ一層ヤバくなりそうやな……というのがかなり確度の高い予想では、転職先を探さざるを得ないというもの。
良い人たちな同僚・上司に迷惑かけちゃうなーという思いも正直あったわけですが、当たり前にその思い<<<(超えられない壁)<<<家族含めた自分の将来です。
そもそも直接的な同僚・上司はともかくとして経営者と幹部社員の金儲け能力以外の部分がそうとうアレだったので……まあ……。

さて転職活動、実はインターネット某所に匿名で日記を書いていました。
それを読み直してみたら、

  • 活動期間:実質3週間

  • 応募:約90社

  • 書類通過:16社

  • 一次面接通過:9社(内、6社をこの時点で辞退)

  • 二次~最終面接通過(=内定):3社

という感じで、内定いただいた3社は正直どこに行っても全然良い感じでしたね。その上で勤務地(=通勤の利便性)と雰囲気と会社規模で選び、結果的に大変良いご縁がありました。これでうっかり4社目にお世話になっているわけですが、転職する度に会社の売上規模は大きくなっているので、それなりに上手くやれている方なのでしょう。
というか新卒時にもうちょい真面目に就活をしていたら最初からこのくらいのとこに入ってたんじゃねえの疑惑もありますけどw それはまあ人生の巡り合わせということで。

笑い話的な転職活動の思い出はこんなかんじ。

  • 某社エージェント氏にやってもらった面接シミュレーションおよびイマイチな点指摘が超役に立った

  • 書類通ってから会社HP見て(←)嫌な予感したところを面接前に2社辞退した

  • 某社面接官から、かつての取引先という立場で、当時の会社(前職)&その社長に対する恨みつらみをぶつけられた(「おたくの社長さん、なんていうか、『若いお金の使い方』しますよね……。ウチの社長にも付き合いやめろっていっつも言ってたんですけどね」とか言われても返事しようがないっすよ!)

  • 別の面接官から、当時の会社の離職率の高さをめっちゃ指摘された(「あそこにお勤めなら辞める理由は想像つくんで聞かないです」というど真ん中ストレート発言に思わず苦笑。そんな評判悪いんかと)

  • 面接日時の調整が上手くいきすぎて1日に4件面接をキメた(朝イチ東区、昼イチ港区、夕方自宅でWeb、夜に中区というけっこう過酷な移動でヘロヘロになった)

  • 他にも1日3件が3回あった。限られた有給、欠勤を最大限効率よく使うためなのでしゃーなし

  • 一次面接を終えて「う~ん受かるかなあ微妙かなあ。受かっても、志望順位高くないけど、すべり止めキープしとこか」とナメた感想を抱いてたところからその日の夜にお祈りメールが来た

  • てゆーか面接時に「ここは絶対受かったな」と確信を抱けなかったところは全部落ちたので、やっぱ手応えというもんはあるものである

  • 規模の小さい会社あるあるで社長ご夫人が面接に出てくるの、よく言えばフレンドリーだけど場合によっては超失礼だったりもするし、社長ご婦人の「好み」が明らかに悪い影響を及ぼしたりもするので、やっぱ面接官は最低限訓練しておくべきだと思うよ!思うよ!

  • 某社に面接でお邪魔した際の人事ご担当者様がガチな「モデルさんとかやられてましたか?」みたいなものすごい美人さんで、やべえ普通に接しないと……とむしろ緊張した

  • 某社の事務所の皆さんが「これ明らかに偉い人が事務スタッフについて顔採用してるやろ……」と勘繰らざるを得ない、異様に顔面偏差値の高い集団だった(男女共に)

  • 第二志望のとこがめっちゃ前のめりな二次面接~最終面接予定を組んできて「あ~そんなに来てほしいならお世話になろうかな~」と志望順位上がった

  • 真夏日中に面接移動する暑さに耐えきれず通りすがりのアピタ某店で割といい日傘を衝動買いした

  • 内定出た翌日に退職届を提出したら上司から「次見つかるの? 大丈夫?」と真剣に心配された(いやー最近ちょいちょい休んでたの面接行ってたんすよねーとは流石に言えずごまかした)

  • なお次の日の「やっぱ考えさない?」面談で「もう次が決まってるんで」と普通に答えた

  • 退職間際になって退職日についてめっちゃ揉めた(退職日をすごい普通に会社側で操作できるという認識に震えた、そういうとこだぞ案件)

  • 最終出勤日の夜、僕の退勤後にようやく「現状把握」したらしい良い人上司からめっちゃ恨みつらみな電話がかかってきたのを、そうなるのがわかりきってたので気持ちはわかるなーと思いつつ酒飲みつつ電話対応してたら「こういう状況になってるの、実は全然何とも思ってないでしょう?」と聞かれ「当たり前じゃないですかだから退職予定日以後に期日設定されてることはお断りしますって言ったでしょ?」とうっかりマジレスしてキレられた(1時間くらい対応した)

  • 業務の始末的な意味で、あんまりお行儀の良い辞め方ではなかったものの、それはそもそも現状把握もろくにせずアレな処遇をした会社が悪い(というか一応引継ぎ資料を作ったんだから辞める奴にそれ以上を期待する方が本当に悪いのである)

  • 退職予定日を同僚にいつオープンにしようかなと思ってたら僕より後に入社した奴が僕より先に辞めていた

  • てゆーか部長級(といっても肩書だけだったけど)の社員が僕より先に二人辞めていた

子供が増えた

最大のイベントの内、もう一つはこれ。
僕を前からご存じの方であれば、ガッツリ不妊治療(無精子症発覚→閉塞性かどうかの確認を兼ねて精路再建手術→妻氏側のアレコレ)を経ているということをご存じかもしれません。
実は凍結胚が計7個ありましてね、第一子時にはその内一つを移植しました。
んで、残りのストックの保存期限まで1年を切っており、帝王切開後の状態も良いということで第二子に向けた凍結胚移植チャレンジ→一発サクッと着床し(と書くと軽い感じかもですが、色々と調整のための服薬やら通院やらそもそも移植やらで妻氏は大変だったわけですが)、その後の経過も順調で極めて予定どおりに産まれました。
一人目では不正出血があったりとか予定日より早く破水してウギャーとなったとか色々あったのに比べてなんと平和な日々だったでしょうか。
そういうわけで2年ぶり2回目の新生児の世話をしているわけですが、新生児は2歳児比較で言葉が通じない代わりにどんだけ泣いてても極論うるさいだけっちゃだけなのが良いですね。2歳児は物理的に暴れ出すので脅威度が違う。
早速、家の物品の所有権争いというか「コレ〇〇チャンノ!」との2歳児の主張も始まっております。いや別にそれはどっちのものでもないんだけどな……。でもまあこれが「元々いる方の子のケアをちゃんとせい」案件なんだろうなあと。
そんな2歳児がとうとう寝室を自力脱出するようになり、マイ寝室に凸してくるようになったのが非常に迷惑……ゲフンゲフン……かわいいっすよねー。まあいつまでもこのままなんてこともないのでしばらく我慢なんでしょうね。しかし子供が寝た後に色々やりたいことがちっとも進まねえ!

スキンケアを始めた

たまたま「アラフォー男性はスキンケアを始めよう! アラフィフとかになった時に明らかに差が出る!」みたいな記事を読みましてね、そしてその記事に対して「実感として本当にそうだよもっと早くからやっとけばよかった」的な感想をされてるアラフィフの方を見かけました。
なるほどそうかーと思って、自分の顔面をよくよく見てみたら目の下にクマっぽく色がついてんなとかギャー!。もともと乾燥肌なので、特に睡眠時ではニベアクリームの世話になっていたんですけどね、もうちょっと踏み込んだというか、日中もちゃんとやらないとなと。
そういうわけでオールインワン的なやつとBBクリーム、そしてちょっと良い洗顔剤を導入。大人は金で解決や! 実際、目の周囲の肌色補正してるだけでも、顔の雰囲気が明るくなったような気はします。他の人が見てどう思うかは知りませんが! 「肌がシミシミなおっさん」にはなりたくねーなとは思いますし、10年後に差がついていることを期待してとりあえず毎日洗顔とヌリヌリをサボらずにやっていこうという今日この頃です。自分の使用量なら月額にしたら数百円のことですし、やらんよりはマシかな、とね。

さて、42歳の目標

①自転車通勤じゃなくなってしまった関係で露骨に運動量が減ったのを何とかする。
こいつはけっこう切実ですね。具体的には、子供が起きる前に早朝トレーニング、通勤の帰り道をウォーキングする(やれなくはない距離)、子供が寝た後の夜トレーニングのどれかしか無い。とりあえずストレッチだけは一応やっておりますが。
②我が子をグランパスくんのリアルイベントに連れていく。
ぼちぼち体力もついてきたでしょうしね、一回連れて行ってみたいっすね。

だいたいそんなかんじ。
42歳の僕もどうぞよろしくお願いいたします。

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