パチンコ・スロットについて①専業になるまで

まともに記事を書くのは初めてです。
今回は自分が今でも続けているパチンコ・スロットについて、短い養分時代を経て専業となり引退して兼業として復活するまでの事と、思った事や感じた事をダラダラと書いていこうと思います。
暇な方や興味ある方は読んで下さい。

自己紹介します。
学生時代から格ゲーにハマり大学を中退してKOF98に全てを注ぎ込んだイカレ、もとっていいます。
今はだいぶまともになりました。

パチンコ・スロットは20代前半で始め、稼ぎ方を覚えて勝てるようになっていきました。

当時23歳くらいだったと思うのですが、普通に働いていても満足した賃金を得ることが出来ず、生活には困らないものの特に贅沢も出来ないのでなにかいい金稼ぎ無いかなーなんて思ってた時に、池袋から2駅離れた千川という場所に住んでいた私は駅前にあるモンタナ(現在はパラッツォ)というパチンコ屋に何も考えずに入店。
そして特に何も考えずにパチンコRIOに座り人生初のパチンコを打ちます。
ここまで、ガチで何も考えていないので脳みそからっぽです。
ゴーゴーランプの光に脳を焼かれているジジババより狂ってると思います。

しかしこれが潜伏確変(※)状態だったのか、すぐに大当たりを引き更にすぐに右打ちでも当たりを引き、時短引き戻しもし、1-2時間で2万発ほど出ました。
※潜伏確変とは、当時のパチンコに搭載されていた大当たり時の振り分けの一種で、液晶や演出は通常時若しくはそれに近しいものになっており左打ちする必要があるが、内部的には確変状態であるため早い大当たりに期待出来る状態。
打っている人が気付かずに捨てていくこともままあり、ハイエナ出来る機種も多数ありました(牙狼レッドレクイエムとか)。

等価交換だったため投資を差し引いても7万以上勝ち、一瞬で仕事の収入の1/3程度をゲットする事が出来ました。
こりゃええわと味を占めた私は、暇な時間にパチンコ屋に入ってはパチンコを打つようになりました。
そして初打ちで得た7万を2-3日で失い、そこから更に3万ほど負け、手元にあった10万円を失った時に気付きました。何かがおかしいということに。
普通に考えたらパチンコ屋は営利目的の店なので客が勝てるように出来てはいない。
つまり自分の初日の勝ちはまぐれであり、現在の負けは必然であると。
だからそんな簡単に勝てるものではないのだと認識する。

しかしながら幸い私の周りにはパチンコまたはスロットで勝っている人が多数おり、それで生活をしている人も多かったので勝ち方を聞いてみる事にした。
当時仲良くしてもらっていた人にパチンコの勝ち方を聞いてみたところ、その人はこう言いました。
「パチンコもスロットも機械だから、当たって欲しいと願って打ったり、プッシュボタンを連打したり強打したり、10万20万使ったりしたからといって当たるものではないよ。
パチンコであればスタートチャッカー(ヘソ)に玉が入った瞬間、スロットであればレバーを叩いた時に当落の決定はされていて、それを演出で見せているだけだから熱い演出だって外れるし寒い演出で当たる事もある。
僕はスロットはほとんど打たないからよく分からないけど、パチンコは沢山回る台を打つ。これしか勝つ方法はない。
ボーダーラインっていうのがあって、台によって変わるんだけどそれを上回ってる台は理論上勝てる台ってことになる。
逆にそれを下回っていれば負ける台だから打たない方がいいね。
パチンコで勝ちたいならとにかくボーダーを超えて回る台を打つしかなくて、出来ればボーダー+5〜6回転以上の台がいい」

この話を聞いて私はそれを実践すべくパチ屋に向かいます。
他にも期待値についてやその考え方を教わりますが長くなってしまうので割愛します。
当時千川にはラッキーゾーンというパチ屋が3.5円交換で、このお店が結構釘が開いていましたので初来店以降常連になります。
この時私は本当に脳死でボーダーを超えて回る台を探していたので、甘デジだのMAXだのは一切気にしていません。なので色々打ちました。
当時設置されていた台ではエヴァ7辺りが20〜21.5くらいあったのでそれらを仕事終わりにひたすら回し、貯玉を作りました。
ちなみに土日は明らかに回らなかったので土日に行く事は少なかったです。

そしてその店でリングという台の潜伏確変を拾い、大当たりを引き右打ちをしている時に、ある事に気付きます。

「電チューの開放パターンが一定なので、これに合わせて玉を打てば玉が減らないのでは?」

そう思い早速実践します。
ですがタイミングが分かりません。
しかし私は学生時代に音ゲーをやり込んでおり、プライベートでも楽器をやっていたのでリズムを取るのは得意でした。
リングは電チューの開放パターンが同じなので、それに合わせて1発づつ玉を打ち込む事を覚えますがその矢先に問題が発生します。
なんと電チューが開かなくなったではありませんか。

なぜなのか??
そう私はなぜ電チューが開くのかを理解していませんでしたw

電チューが開くにはその経路にあるスルーという場所を玉が通過しなければなりません。
私は打ちながら台をジロジロ見回して、電チューが開く条件を探します。明らかに挙動不審でした。
そして理解した時に、1発づつ打っていてはスルーを通過する玉が少ないのでたまに沢山打たなきゃダメだということで単発打ちにオヤジ打ちを混ぜて実践し、確変中の玉減りを抑えることに成功します。
ちなみにスルーの保留がセグに表示されているなんてことは当然知りません。

こうしてちょっとした止め打ちを覚えつつ、私にパチンコを教えてくれた人に日々の稼働報告をしているとき、ある台をオススメされます。

CR銭形平次です。

当時打ってた方も多いでしょう。
この台はスペックがそもそも甘く一般客にも人気だった上に止め打ち(以下技術介入)の効果がやたら高く、そして技術介入しなかった際の損失がすごい台でした。

1/200のライトミドルST機で潜伏なし
ヘソは4R(500発)80%、16R(2000発)20%
電チューは4Rと16Rが1:1なんて台、今考えたら普通にぶっ壊れてますね。
明らかに神台です。

この台の技術介入を教わり、メモを手に持ちいざ実践。
フル攻略出来るようになるまで大体丸一日かかりました。
手順がとにかく忙しい。
セグ見て電チューの開放パターン(2パターンある)を確認後、弱めに打った玉がちゃんと屋根でモタついているかどうかを見てワンツー捻り打ちして、ショート開放とロング開放に合わせてワンツー若しくはワンツースリーの捻り打ちして、開放パターンが終わったら左に2発打ってる間にセグを確認して開放パターンを確認して〜
みたいな感じだったと思います。
なんせ10年前の台なんでうろ覚えですがとにかく忙しかったです。
しかし当時はヘソも電チューも3個返し。
技術介入に成功した暁には玉がモリモリ増えていきます。

この銭形平次、元々のボーダーが16.3/kとかなんですが、右の釘がキレイで技術介入の効果が見込める場合は14とか13とかまで下がります。
今のパチンコを打っている方々からしたら信じられないかも知れませんが本当です。
等価で1000円18回転とかで日当30000円とかになるんですこれ。
1000円で21以上回った日にはお祭りです。

当時の台は海物語以外は確変消化もダラダラしてましたから、玉もめっちゃ増えました。
銭形は下皿がないタイプで、上皿の玉をある程度抜いた状態から打ち始めるんですがST後半で玉を抜いて下さいって言われる事もありました。
いい台は1回転あたり3発とか4発とか増えるんでST抜けて200〜300発くらい増えてます。
普通にヤバいです。
今の時代に銭形平次があったらどいつもこいつも即出禁になると思います。

そんなこんなでパチンコでの稼ぎ方を覚え、徐パチンカスへの道を歩み始めた私だったが、事件が起こります。

次回へ続く。

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