パチンコ・スロットについて②専業になった後

みなさんお疲れ様です。
前回の続きを書いていきたいと思います。

銭形平次の技術介入を習得し、当時あった台の技術介入は一通り出来るようになり順調にパチンカスへの道を歩んでいた私。
当時は止め打ち全盛期で、銭形、必殺仕事人4、スケバン刑事、プロポーズ大作戦、冬のソナタ、初代牙狼、牙狼鋼、リング、地獄少女など、
挙げたらキリがない程技術介入出来る機種が多くあり、右の釘さえまともなら1000円20回転程度で日当30000円以上出る台は多かったです。
後に出るAKB48、仮面ライダーV3などもそうです。

強めのイベントで1000円30回くらい回る時なんかもあったので、とにかくパチンコで稼げる時代でした。
そんな私にある事件が発生します。

母親に子宮がんのステージ4が発覚し、入院しました。

うちは両親離婚後に母が再婚し、再婚相手の人と一緒に暮らしていたのですが母が入院して家からいなくなれば、向こうからしたら私ほど邪魔な存在はありません。
当然のように追い出されます。
(本記事はパチンコ・スロットの記事なので家庭事情について割愛します)

そのちょっと前あたりで千川のモンタナがパラッツォに改装して景気良く出しており、私もその恩恵に授かっていました。
貯玉は両店合わせて6〜7万発ほどある状況をキープしつつ余剰分は交換しており現金にしてましたので引越しにかかるお金は問題ありませんが引っ越した先がパチンコを打てる環境にありませんでした。

仕事も継続して続けていたのですが1人暮らしでやたら金の減りが激しくなり、パチンコの副業も出来なくなっていたので貯金が減り始めます。

こりゃいかんと思い策を考えるも、いい策が思いつかないまま休日に池袋の◯ハンで銭形平次を打っていたら技術介入を理由に出禁になりましたw

しかし銭形や牙狼、必殺仕事人が打てるなら別に働かなくても食っていけるだろうという安易な考えで仕事を辞めて専業になる事を決意します。
仕事をやめ、スロットのハイエナを覚えつつパチンコが打てる日があればパチンコを終日打つというような生活が始まります。

この時期は牙狼鋼にお世話になりました。
私はオカルトは信じない人間なのですが、一般的に言えば相性が良かったのでしょう。
もちろん期待値プラスの台を打ちはするんですが毎回毎回1万発2万発と出るので、打てば勝てる台になっていました。
牙狼鋼も右打ちの技術介入が効き、元ゲージがかなり優秀な台だったのでボーダーも14前後の台がよくありました。
銭形と違ってハンドルをやたらぐるぐるしないのも目立たなくていいですね。
結局ホルコンでエラー出てバレるんですけど…w

代わりと言ってはなんですが北斗の覇者はめちゃくちゃ負けました。
普通に100万以上負けてると思います。
ヘソで確変引いた次の回転はどうしても1回転だけヘソ保留を消化するのですが、そこで4通を引いて転落した時は逆に面白くて10万投資してましたが笑えてきました。
ちなみにその時相方がクロユリ団地とかいう台で6万発出してくれたので私は10万負けたのにパチ屋から出る頃にはなぜか金が増えてました。

専業は自由な日々でした。
パチンコ稼働は朝からの方が期待値は取れますが昼くらいに行っても全然座れたし、今と違って軍団も少なかったので打てる台を占拠されるような事もありません。
雨が振ってたり眠かったりしたら行かなくていいし誰かに怒られる事もありません。
イベント日にパチンコ屋に行けば日当3万〜5万くらいの台に座れるし一生これでよくね?と思える状況でした。
稼働を終えたらゲーセンに行ってゲームして好きな時間に寝て好きな時間に起きて好きなもの食べて、と今考えるととても自堕落な生活をしていましたがパチンコが回る+負ける人(所謂養分)が沢山いるおかげで成り立っていました。

専業判別というのもあって、
京楽やサンセイの島に行って専業がいればこの店は打てる、みたいな判別も出来ました。
技術介入が下手くそな奴も多かったし、安い台打ってる奴も多かったんで信頼度は40%くらいでしたがw


私はパチンコ屋で勝っている自分を凄いと思い込み、負けている人達を見下すようになります。
格ゲーもそうですが勝ち負けがはっきりと出る趣味しかしてこなかったので勝てば官軍負ければ賊軍です。
勝っている俺が正義、負けてる人はks、みたいな精神です。
社会的には底辺(無職)の自分が、パチンコで勝てるからといって偉そうにしているのは今思えば滑稽です。
当時の自分を殴ってやりたい。

スロットの設定狙いも覚えながら日々専業として稼げる幅を増やして行きますが、徐々にパチンコ稼働の状況が悪くなります。
銭形平次は撤去、技術介入してると出禁、そもそも釘が開いてねぇ。
パチンコは釘がスロットでいう設定みたいなもので、それが目に見えて分かってしまうのだから特日やグランドープン以外で釘なんか中々開きません。
銭形や牙狼が異常だったのだと思い知らされます。

スロットのハイエナや設定狙いが稼働のメインとなり、たまーに打てるパチンコを打つみたいな感じで自身の稼働状況に安定感がなくなり収支も多少落ちましたがそれでもとにかく楽なので専業を継続します。

ハイエナも絆や鉄拳3rdが出た頃、都内のスーパー等価店で徘徊するのが一番おいしかったためチャリを漕いでひたすら店を回りました。
池袋のプレゴ、楽園あたりでロストアイランド目当てに徘徊してた事もありましたw

こうしてパチンコ・スロットに終始する日々は続き、無職を堪能していた私であった。
我ながら無職の素質あるなと思いましたね。

次回、専業引退について

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?