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女子プロレス歴史ウラ再発見 Part.9

漫画原作とのコラボで飛び出したブリザードYuki

 全女ビデオ公式チャンネルでは、4月22日より、ブリザードYukiデビュー戦を公開。ブリザードYukiは漫画の世界から飛び出したニューキャラクターであり、今でいうところの2.5次元の世界からやってきたというべきか。まずは下記のデビュー戦を見ていただきたい。

 94年10月、角川書店から漫画雑誌「少年エース」が創刊。その新連載企画として、女子プロレスラーを主人公とした「ブリザードYuki」が誕生した。
この漫画が革新的だったのは、連載と合わせ、実在の選手を誕生させたことにある。その白羽の矢が立ったのは、長谷川咲恵。長身で空手出身でもあった長谷川と漫画のキャラクターは符号するということから、少年エース創刊(94年10月)の翌月となる94年11月、東京ドームでのデビューへと至った。

 デビューに先駆け、記者会見が開かれ、そこで初めてブリザードYukiがマスク姿で登場。原画も公開され、その第一歩を踏み出した。

漫画のキャラとともにポーズ。
この時はオーバーマスク姿での登場だった。
この時コスチュームはまだ未公開だったが原作に近いものが採用された。

 そして、東京ドーム大会を3日前に控えての全体会見で再び公の場に登場。この時に試合用のマスクも初公開。いよいよデビューに向かっていくことになる。

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