見出し画像

女子プロレス事件簿 Part.1

★告知★
【5月3日、夜7時ころよりツイキャス配信!】 現在、好評配信中の全日本女子プロレスビデオ公式YOUTUBEチャンネルの見所、今後の配信予定を語りつくす30分! 新企画の発表もあり! 公式スタッフの堤守央(プロレスショップチャンピオン店長)、泉井弘之介(LADYSRING)でお届けします。→@ladysring

女子プロレス歴史ウラ発見シリーズとは別枠にて、「女子プロレス事件簿シリーズ」を開始します。歴史のなかにあった事件を振り返り、埋もれた写真や資料をここに公開していきます。

井上京子、突然の全女退団!それは入場式の場で…

 全女の大量離脱が起きたのは1997年。残った選手でそのまま全女は継続し、また、新団体として翌98年にはアルシオン、ネオ・レディースの2団体が生まれた。1997年8月20日、日本武道館大会は、3団体分裂への序章となった象徴的な大会にもなった。この日、アジャコングが全女ラストマッチを行なうこととなっており、その後はフリーとして活動していくことも表明していた。
 その大会の選手入場式で突然、事件は起きた。井上京子がマイクを握り、
「今日で全女を退団します」と表明したのである。

夏の恒例ビッグマッチと化していた日本武道館大会で起きた。
京子の入場シーン。この時点からもその決意がうかがえる。

ここから先は

2,019字 / 16画像

¥ 200

よろしければサポートお願いします!サポートいただいた支援は今後の活動費に使わせていただきます。