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女子プロレス歴史ウラ発見Part.15(GW無料版=5月14日まで延長)

まだまだ発掘!秩父リングスターフィールドでの運動会!

 今回はGW突入期間として、5月14日まで、このPart.15を無料公開とします。この機会に最後までお読みください。
 さて、前回のPart.14にて公開した昭和63年11月20日、秩父リングスターフィールドにて行われた大運動会(飛鳥軍VS長与軍)は思わぬ反響を呼びました。おそらく、当時のメンバーの豪華さに加え、この秩父という場所のレア感もあったのだと思います。全女が解散されるまでこの施設は確かに存在していたのです。
 施設の中にはプールもあり、この周辺にリングを置いて試合をした時は、
場外へ転落ならぬ、プールへ転落する選手が続出したものです。

総工費6000万円かけて作られたプール。プールサイドではよくコンサートなども開かれました。

 前回は騎馬戦の模様をお届けしました。もう少しだけ騎馬戦も振り返ってみます。

騎馬戦上でも実現していた豊田VS山田のライバル対決。
ちなみに最後はこんなことに。

 さて、今回は綱引き対決をお届けします。まずは飛鳥軍VS獄門党の様子から。

飛鳥軍の面々。3番目に山崎五紀、4番目に小倉由美の姿が。
一方の獄門党、トップにブル中野、背後にダイナマイト軍団が目立ちます。
そしてこの獄門党が圧倒的な強さを見せます。
ちなみに長与軍は綱引きに敗れこの様子。
そして完全KO状態に…。

 クライマックスはリレー対決。リングスターフィールドの入り口をスタートとして走るのですが、大変なのはこの後。

ファンの方に見守られて対決。背後はリングスターの入り口。
 

 この丘の上を上って走らなければいけないため、選手たちも一苦労。この
場所は選手たちが合宿を張った時も必ず使用する地獄の急こう配の丘でした。

この上に平地の休憩施設があり、そこがゴールとなっていました。

 なお、この運動会、千種軍と飛鳥軍の争いではあったのですが、得点は
ご覧の通り…(笑)。

この斜面でも思わぬ戦いが勃発!

 ちなみにこの大運動会、MVPはじめ各賞の授与がありました。そのMVPは
鈴木美香。クラッシュからMVPの商品が送られました。

中央が鈴木美香(のちのみなみ鈴香)。プレゼンターを務めたのはクラッシュ。
背中は松永会長。副賞を手渡されました。

 この表彰、参加したファンの方にもあり、こちらのほうは松永高司会長から商品が送られました。
 Part.14 でもたくさんの写真で振り返ってますので、合わせてごらんください。最後はこの写真でシメ。

この日、飛鳥軍として奮闘していた小松美加選手です。

引退騒動の最中、全女へ帰ってきた北斗晶!

 現在、全女ビデオ公式Youtubeチャンネルでは続々新作を公開していますが、その中で主役的存在なのはやはり北斗晶。北斗は93年の対抗戦ブームで
主役の座をものにし、4・2横浜アリーナの神取戦で大流血試合となり、その後、12・6両国国技館での再戦は敗北し、引退を賭けていた北斗はその後の
進退に対して前言を撤回することはないと主張しました。
 両国では、その部分がハッキリしないまま迎えた94年正月恒例の後楽園、北斗が帰ってきました。両国大会以来、公の場に姿を見せ、満員のファンへ挨拶をします。もちろんファンは大歓声。

対抗戦翌年も北斗を中心に女子プロレス界は回り続けます。

 北斗が取ったプランはカウントダウンマッチ。ファイナルカウントダウンと銘打って、3月の横浜アリーナ大会でまずは復帰。そして、8月の日本武道館、11月の東京ドームへと向かっていくのです。

 全女ビデオ公式チャンネルでは北斗晶カウントダウンの東京ドーム大会をアップ中!残り2大会も近日公開しますのでお楽しみに。

 以下はこの日の後楽園での模様も振り返っておきます。

豊田が赤いベルトを取り、エースに着くのはこの翌95年になります。
山田は97年、長与が旗揚げのGAEA JAPANへ移籍。
ブル中野は海外へ活路を見出し、11月のドームでWWF王座獲得。
井上京子は新技・スパイダーネストを披露。

放送禁止?!長与千種VSダンプ松本戦の戦慄!

 全女ビデオ公式チャンネルは現在、たくさんのリクエストをいただいています。なるべく視聴者の方の声を反映したうえで、新しい試合をどんどんリリースしていく所存です。
 そのなかで、どうしても配信できるかどうか、どうなるかわからないともいえるのが長与千種VSダンプ松本の髪切り2連戦となります。
 過去、この放送をしたテレビ局が以降、放送できなくなったことは有名な話です。

ビデオにも「放送コードの限界を超えた」の一文が。

 このように当時、ビデオ発売され、もちろんテレビでも放送されました。

大阪城ホールの電光掲示板。

 舞台となったのは2戦とも、大阪城ホール。まずは昭和60年8月28日の初戦、ダンプおよび、極悪同盟の悪の連携の前に長与は大流血。この結果、
名が夜は丸坊主となってしまいます。その1年3か月後、再戦が組まれ、
この試合で勝利した長与は雪辱。ダンプが丸坊主となってしまいます。

2戦とも血だるまの長与。
セコンド陣の争いもこの試合の重要なポイントでした。
最後は長与が見事雪辱、ダンプは潔く丸刈りに。

 女子プロレス史上に残る、壮絶な戦い。まずはnoteで振り返ってみました。

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女子プロレス歴史ウラ再発見 Part.1からPart.7|LADYSRING レディースリング|note

女子プロレス歴史ウラ発見 part.8~14|LADYSRING レディースリング|note



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