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マスクを ✗しない ○【できない】 ことを知ってほしいという切なる願い 後編(021)

こんにちは(*^^*)
Ladybag(ばぐ)です\(^o^)/

ここまでページを開いてくださり、ありがとうございます。
深謝。

今までの記事では
マスクが【できない】ことを知り、
色んな方法を試したこと、
マスク必須社会での初就職、職場での対応、
マスクができないことは特性であることをお伝えしました。

今回の記事では、
マスクができないことを職場で軽視され精神的に体調を崩し、休職した自分が、
取材していただき、その記事の公開に際して、
感じたこと、考えたことをまとめます。


色んな意見や考えがあることが承知しています。
ですが、どうか少数派になってしまった私達のことを知ってください。
決してノーマスク派のお気楽な人たちとは違うんです。
できることなら私だってマスクしたいよ!


取材依頼がきた

中編にてお伝えしたように、私は精神的に疲弊し、休職を余儀なくされました。
休職一ヶ月目は、毎日、こんこんと眠り続けました。
眠っても眠っても回復せず、起きている時間は食事の時と寝付く前の時間。
寝付くまでの時間は恐怖でした。

あの子は、どうしているかな?
今日は授業に参加できたかな?
笑顔で過ごしているかな?
と案じる児童を思い浮かべる一方で、
教頭とはじめとする上司や先輩に言われた言葉が頭の中をぐるぐるします。
夜、寝付くまでに4,5時間かかるのは当たり前でした。

そんな中、
「わけがありますく」@ifeelyou2020
という理由があってマスクができない人々を応援してくれている団体から、取材を受けて欲しいとの連絡を受けました。

こちらの団体を見つけてから、マスクができないことで辛いことがあると
Twitterのリプライを通して、経験を発信、というよりも辛い気持ちを吐き出していました。
体験談が載っている「シロウの部屋」に私の体験談も投稿させていただきました。

みんなに知ってもらいたいから取材を受けた

共同通信社というみんなが知っている大手の記者さんに取材していただけると知り
体調は落ち着いてはいませんでしたが、
取材をお受けすることを一瞬で決めました。

この苦しさを少しでも多くの方に知っていただきたかった。
そして、その苦しさを記者さんが知っていてくれる!

ただ、それだけの気持ちでした。

緊張の取材体験

取材はZoomをつないでおこないました。
記者さんはたくさんの下調べを行ってくださっており、
私は、こうゆう点が苦しかった、こうゆう怖い思いをした、等、
経験をお話しました。

いざ、記事公開

取材から少し経ってから、マスクの写真を送るなどやり取りがあり、
ついに2022年1月31日に記事が公開されました。

ヤフーニュース版
(コメント欄には批判的な言葉もたくさんあります。
 閲覧時には注意してくださいませ)

共同通信社サイト版
(こちらはコメント欄はありません)

改めて記事を読んで

熱意のある記者さんが本当によく調べてまとめてくださいました。
本当にありがとうございます。

この記事を読んで、私は改めてマスクと戦ってきたのだと思いました。
そして、どれだけ苦しかったのかも実感しました。
匿名で取材を受けなかったのは悔しかったからです。
私は犯罪を犯しているわけではありません。
ただ、自分の特性がたまたま少数派だったから、
多くの方に知ってもらう必要があっただけです。

コメント欄で絶句したこと

ヤフーニュースのコメント欄では案の定、たくさんのコメントが書き込まれました。
コメント欄では肯定否定、罵詈雑言、何でもありです。
その際に記者さんがかけてくださった言葉があります。

「コメントの内容がどのようなものであれ、周知されたことは事実。
 それこそにこの記事を出した社会的意義がある。」

その言葉に救われました。
しかし、絶句させられたコメントがあります。

「じゃぁ、なんで服は着れるの?」

このようなコメントが一人からだけでなく、複数の人から書かれていました。
絶句するしかありません。

感覚過敏でマスクができないなら、
なんで洋服は着られるの?
そんな発想があるんですね。

そんな発想ができるんなら、
もう少し想像力を働かせて欲しい。

感覚過敏なんです。

つまり、肌に触れるものに敏感なんです。
私は化学繊維のものは身につけることができません。

外出という緊張状態から帰宅して開放されると
天然繊維できた洋服でも
ピッタリしたものは気持ち悪く感じます。

帰宅後、いの一番にすることは
洋服を脱いで、
ゆったりとした肌触りの良いものに着替えることです。

くつろぐ時や就寝時は服だけでなく、
ベットカバーや枕カバーなど肌に触れるものはすべてタオル素材のものでないと
眠ることができません。
掛け布団の下にはどんな時期でも必ずタオルケットを使います。

旅行先ではできる限りの対策はしますが、安眠はできません。

そんな環境で生きているのです。

それを苦労だとは思ったことはありません。
そうするのが自分にとって当たり前だったからです。

まとめ

マスクをしない
のではなく、
マスクができない
ということをお伝えしました。

私達は決して、ノーマスク派、ノーワクチン派ではありません。
自分では選択できない理由からマスクができないのです。

どうしても知って欲しいこと

マスクをしていない = 悪
であると一瞬で判断せず、
ひと呼吸おいて、
なにか理由があるのかもしれないと
冷静になる余裕を持っていただきたいのです。

色んな意見や考えがあることが承知しています。
ですが、どうか少数派になってしまった私達のことを知ってください。
決してノーマスク派のお気楽な人たちとは違うんです。
できることなら私だってマスクしたいよ!

どうか、皆さんの心に届きますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
どうか、マスクができない方々の一助となりますように。
そして、皆様に知っていただくきっかけとなりますように。

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