2022 オーストラリアGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 350
【イタたわGPまくら話】
●オーストラリアGP決勝戦を左右した5つの鍵
【2022 オーストラリアGPまとめ】
●スズキ
・リンス優勝「本当に大きな意味がある…」
●ホンダ
・マルケス「完全復活はまだだけど…」
・ハード/ミディアム/ソフトタイヤの差って、どれぐらい?
●ドゥカティ
・バニャイアは優勝できなかったのか、あえて3位で良しとしたのか?
・バニャイアvsクアルタラロー、なにがそんなに違うのか?
・ミラー、後ろで目を光らせつつ若手を泳がせていたら…
●ヤマハ
・クアルタラロー&チームは、もっと信念を持つべき!
●アプリリア
・エスパルガロ脱落、チーム側の非が大きいのでは…
・ヴィニャーレス、謎のタイヤ問題…
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
最近のイタリアはですね…
って言っても、前回、買い物に行って以来、外に出てないんですが…
え~と…
ほら、最近、イタリアは女性首相が誕生したじゃないですか。
で、一応、毎朝、各新聞の見出しだけ読んでたら…
どうも、この女性首相…ベーシックインカムを考えてるみたいなんですよ。
現在も、年金受給者とかには支援金が出てるんですが…
そのシステムを変えて、もっときちんとしたベーシックインカムにしていこう…みたいなことを言っていて…
まぁ、どうなって行くんですかねぇ。
おっと、オーストラリアGPについてでしたね…
まぁ、どうぞ、どうぞ!
オーストラリアGP決勝戦を左右した5つの鍵
オーストラリアGPから、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が現地入りしてるんですが…
なんでも、フィリップアイランドは連日の雨で、観客用の駐車場が閉鎖されてしまったんですって。
でも、その代わり、運営側がフィリップアイランドの島中のバスを…一般バスからスクールバスまで全てかき集め…
即席の無料シャトルバス運行システムを設けたそうなんです。
それで、皆さん、サーキットから10~20キロぐらいの駐車場を利用し、そこからシャトルバスに乗り換え…
これがまた完璧な運営で、けっこうな水量で道路が閉鎖されていたのに、それほど行列もできずにスイスイ進んでたんだとか。
あと、サーキット内では常になにかしらの催しものがあって、小規模な『EICMA』みたいになってたんだそうですよ。
3年ぶりの開催で、運営側も張り切ってくれたんですねぇ!
で、今回の『レースの流れを左右した鍵』は、こちらであります!
1)スズキのタイヤマネージメント
ちょっと前から、レースウィークエンド中、スズキ機はリアタイヤの損耗が大きく影響しなくなっている。
2020年シーズンのように、そうした状況下でスズキのGSX-RR機が優越性を発揮しているのだ。
2)リンスの最終ラップ
第1~2コーナーでバニャイアを抜く前、リンスはなんら隙きを見せず、マルケスはオーバーテイクを仕掛けることさえできなかった。
完璧な周回だったと言えよう。
3)クアルタラロー転倒
クアルタラロー自身のレースだけではなく、バニャイアにとっても大きな要因となった。
クアルタラロー転倒により、終盤、バニャイアは無理に優勝は狙わず、3位で良しとしたのだ。
4)マルケスのソフトタイヤ
一か八かの賭けだったが、マルケスの判断は正しかった。
5)アレックス・マルケスのミス
ミラーに衝突し、リタイアさせてしまった。あのままゴールしたなら、ミラーもまたメインキャストの1人となっていただろう。
んで、『オーストラリア決勝戦の注目ラップ』は、ほぼ全ラップなんですが…一応、こちら!
第3ラップ
ミラーがクアルタラローを抜いて5位になる。ミラーが兄エスパルガロを抜いて4位になる。
第4ラップ
クアルタラローが第4コーナーでコースアウトする。
第5ラップ
ミラーがバニャイアを抜いて3位になる。
第6ラップ
バニャイアがミラーを抜いて3位になる。
第7ラップ
リンスがミラーを抜いて4位になる。
第8ラップ
リンスがバニャイアを抜いて3位になる。
第9ラップ
弟マルケスが第4コーナーのブレーキングを完全にミスし、ミラーに衝突する。ちょうど前日、『ミラーコーナー』と命名された地点である。
第10ラップ
バニャイアがリンスを抜いて3位になる。リンスがバニャイアを抜いて3位になる。
第11ラップ
リンスがマルケスを抜いて2位になる。クアルタラローが15位を走行中、第2コーナーで転倒する。
第13ラップ
バニャイアがマルケスを抜いて3位になる。マルケスがバニャイアを抜いて3位になる。
第14ラップ
リンスがマルケスを抜いて首位に立つ。マルケスがリンスを抜くが、抜き返される。バニャイアがマルケスを抜いて2位になる。
第15ラップ
バニャイアがリンスを抜いて首位に立つ。マルケスがリンスを抜いて2位になる。
第17ラップ
リンスがマルケスを抜いて2位になる。
第20ラップ
ベッツェッキがマルケスを抜いて3位になる。リンスがバニャイアを抜いて首位に立つ。
第21ラップ
バニャイアがリンスを抜いて首位に立つ。ベッツェッキが2位を確保する。
第25ラップ
リンスがベッツェッキを抜いて2位になる。マルケスがベッツェッキを抜いて3位になる。
第26ラップ
マルケスがリンスを抜いて2位になる。リンスがマルケスを抜いて2位になる。
第27ラップ
リンスが第1~2コーナーでバニャイアを抜いて首位に立つ。マルケスが第2コーナー立ち上がりでバニャイアを抜いて2位になる。
はい…と言うわけで、本編に行きますか!
今回は…
スズキの底力&マルケス復活とか…
バニャイアvsクアルタラローの違いはなにか?とか…
ヴィニャーレス、謎のタイヤ問題とか…
とにかく、どうぞ、どうぞ。
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