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4月は君の嘘で始めたかったけれど

4/1はエイプリルフールよりも入社式の日という認識に変わり、しゃかいじんを噛みしめています。(笑)
面白い嘘をつきたかったのに午前中ばたばたしすぎて何も言えませんでした。逆にかけられたりとかもなく。それどころじゃなさすぎたね。粛々と始まってしまいました新年度。

電車も込み合い、ぴかぴかの新入社員たちも多く、全体的にはそわそわとした雰囲気でした。電車は安定の遅延をしていたのできっと内心慌てていた人もいるだろうが…がんばれ〜!例年この時期は桜が散りかけ、ぎりぎり残ってたねと笑いあっていたはずですが、今年は全然。遅いね~なんて言ってた次の日。

なんかめちゃくちゃ咲き誇っているのだけれど????


え、いきなり春が来たな。最近四季がとっても急な気がする。
まだ雨予報もつづき、すこし不安定だけど気候も景色も一気に春に塗り替えられました。

会社の近くは綺麗な桜並木があるので、私だけでなく、歩いている人が上を見上げたり、スマホをかざしている姿が多くてなんだかつかの間の平和さを感じることができた気がします。

近くに来ていたフードトラック、良い

エイプリルフールの日には毎年、あの名作「4月は君の嘘」という作品がよぎってついお気に入りのシーンだけ見返しちゃう。
音楽と病気と愛と。そして優しい嘘と。

すぎゆく日々は誰かにとっては当たり前じゃなくて切望されているもの。

お医者様が、薬を出すとき「早く・強く効いてほしい」か「負担少なく・長く」治療できるかで出す薬の種類が違うんですよ。って言っていた。

たまたまかもしれないけれど桜や4月がテーマの作品はどうも儚かったり、不確かな愛や生活、感情を鮮明に映しているものが多い気がして読んでてハッピーってよりはこれからどう生活・社会と向き合っていくかを考えさせられるものが多い気がするんだよなぁ。

待望のお気に入り恩田陸さんの『Spring』 桜が散る前に読み切らないとな。
これはどんな話なんだろう。

桜をみながら、本と自分の未来に少し思いをはせて過ごしていきたいですね。今年も1年が平穏でありますように。下書きに眠っていたので過ぎちゃったけど今年らしいので時差投稿しちゃう。
ここまで読んでくれたあなたはありがとう!

ではまた。


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