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『ロックマンエグゼ6』のランクマ、どんなルールで遊んでる?

 『エグゼ6』のランクマ、どんなもんだろうと味見してみたところなかなか面白い。難点はマッチングの遅さと準備の大変さ。HP1000レギュラー50にするためにスタンダードとメガのチップコンプしないといけないとかマジ?30時間くらいかかったんだが?

・ホスト
・れんしゅう
・シングルバトル
・改造カードなし

 の設定で遊んでいる。人口が一番多いルール設定とかあるのだろうか? あるならそれに準拠したい、情報求ム。

 自分はファルザーでプレイしたのでそのまま対戦もしているが、マッチングする相手はグレイガが多め。スラッシュクロスにエリアを取られてインビジブルがない時のお手上げ感は凄まじい。

 『エグゼ』はフォルダ構築が楽しい。30枚という制限はちょっと少ない気がしてむしろちょうどいい。かつては全国大会も開かれているゲームなので調べればいくらでも強フォルダや汎用チップの情報は出てきそうなのだが、あまり調べずに遊んでいる。エリアの取り合いでエリスチパネスチジャッジマン、グランドマンでスラッシュクロス対策、とりあえず入れとけダブルビースト、インビジカワリミでカットインしてナビチップは防御、とかはなんとなく知っているので充分であろう。

 問題点は一つ、マッチングがめっちゃ遅い。早くとも1分弱、遅いと5分たっぷり使ってギリギリのマッチングになる。これがみんなそんなもんなのか自分だけなのかは分からないが、原因であろう要素には察しがつく。

 まず、対戦に行くまでの敷居が高い。冒頭でも言ったように、ストーリーを楽しみながらHP1000レギュラー50まで上げると30時間弱かかる。もっと急げばもっと早まるとは思うが、久しぶりに遊ぶぞ〜と気楽に構えている人にその姿勢を要求するのは酷だ。つまり、まだオンライン人口が少ないのではないかというのが一点。
 
 そして、細かいルール分けにもマッチングを難しくする要因はあるのではなかろうか。

 オンライン対戦のルールは、GBAソフトとして遊ばれていた当時の『エグゼ』の通信対戦に準拠している。GBAの通信対戦は友達と対面で遊ぶもの故、れんしゅうとほんばんなど細かいルール設定をその場でできることにメリットがあった。しかし今はオンライン対戦が当たり前、ルールの細分化は人口の細分化となる。

 とはいえ、れんしゅうとほんばんは大半の人がれんしゅうを選んでいるはずだ。ほんばんを選ぶと、負けたプレイヤーのバッグからランダムに選出されたチップが一枚、勝ったプレイヤーのバッグに収められる。オンラインでこれは問題しか起きないが、『アドコレ』はあの頃を思い出して遊ぶことも重要な作品。フレーバーとして、またSwitchのみ対応のオフライン対戦向けに残してあるのだろう。

 シングルバトルとトリプルバトル、改造カードのありなしについては自分はわからない。トリプルの方が遊びがいがあるのかもしれないし、改造カードありだとなしでは味わえない戦術が多くあるはずだ。『ポケモン』で言えばシングルバトルとダブルバトルみたいなものだ、こればっかりは好みによって分かれるところだろう。

 極め付けはホストとゲスト。これはもう別れてないほうが良かった。ここで言っても詮無きことだが、とにかくオンラインという暗闇に放り込まれてぶつかった人と対戦するような仕組みの方が対戦は起こりやすいはずだ。極端な話、みんなゲストを選んでいたら入るべきホストの部屋が存在しなくなるのだから。この辺の仕組みはよく分からないが、現在の仕様でゲームが発売されている以上そうすべきことだったのだろう。なんらかの形で呼びかけながら対戦すると、より遊びやすくなるかもしれない。

 敷居の高さゆえの対戦人口の少なさと、細かいルール分け。この二点を解消することは難しいが、『エグゼ』の対戦は面白い。これを味わうまでの障壁が高いことは不幸だ。なんか……いい形で解決策が見つかるといいなぁ。

 ……と思いながら対戦していた。P.A.ボディガードって選ぶ順番どうだったっけ!?と焦ってググってそのまま負けた。P.A.入りのフォルダを組んだら、ちゃんとP.A.の順番は覚えておくなりメモを手元に置くなりしておこう!

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