【ポケモンSV】悪タイプ統一ランクマレポート④~パラドックスポケモン解禁に伴う悪タイプ統一への影響の考察、その1~
どうもこんにちは。
年も明けましてめでたきを2023回数えております今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ポケモンSVではランクマッチ次シリーズの概要も発表されましたね。
待望のパラドックスポケモン解禁ということで悪タイプ統一にも影響が良し悪し……。
おや。
シリーズ1シーズン2が?もう終わりそう?なんの冗談を……。
あっ終わりそう!もう!シリーズ1シーズン2!
まだ1戦もしてないのに!
……まあいいや!
というワケでして、今回はパラドックスポケモン解禁に伴う悪タイプ統一への影響についてかる~くお話しさせていただきます。
まだ正月ボケが戻りません。ずっとこのままでいたい。餅が旨い。
1. パラドックスポケモン解禁に伴う悪タイプ統一への影響
まず端的に言いますと、苦手なやつがだいぶ増えます。
中にはヤバそうなやつも居ます。
もちろん、味方になってくれるいいやつもちょいちょい居ます。
苦手なやつから並べていきましょう。
イダイナキバ
サケブシッポ
ハバタクカミ
チヲハウハネ
テツノカイナ
テツノブジン
ご覧の通り、タイプ一致であくに弱点を突けるかくとう・むし・フェアリーを並べただけです。
実に単純極まりない並びですが、結構嫌です。パラドックスポケモンは種族値が高いので。
上記で言いますとテツノブジンは合計590、そのほか5体は合計570となっております。たっけ~。準伝じゃん。
とはいえ、種族値合計がいくら高かろうと配分次第です。バイバニラのように中途半端極まるやつはいませんが、偏っているやつはいます。
さらに、複合タイプの都合であくタイプを等倍で受けるポケモンも居ます。上記には。
その辺を加味しまして、苦手なやつからヤバそうなやつを抜粋して下記にて考察します。そのヤバそうな感じを。
……あんまりヤバくないといいな~蓋を開けたら!無理か!じゃあ今のうちに心しておくか~嫌だな~!
2. パラドックスポケモンのヤバそうなやつ
〇イダイナキバ
タイプはじめん/かくとう。種族値は115-131-131-53-53-87の570。
そこそこ早くて、火力があって、耐久面も物理に厚い。Hが高いので特殊耐久もチョッキを持てばそこそこ厚くなりそう。非常にバランスが取れていますね。
こういうやつには単騎で殲滅される可能性があります。そのうえ、もちものや努力値振り次第で必要な対処はがらりと変わります。
ちなみにパラドックスポケモンはこんなんばっかです。
もちものはスカーフ、チョッキ、ハチマキ、ブーストエナジーあたりが想像できます。ブーストエナジーはちょっと薄い気もしますが、B特化ブーストボディプレスとかいうすごいアレをされて轢き殺される予感がしてなりません。
スカーフを持っても最低限以上のすばやさと十分すぎるAに、努力値を振らずとも後出しできそうなくらい高い物理耐久と、振り回されただけで終わりそうです。これがハチマキだと、もっと酷いことになるか初動を叩いて落とせるかの過激な二択になりそうなところ。
こんな感じでこだわりとそれ以外、何を持っても良さそうなのでもちものを読み切れないところが怖いです。場合によっては初手の対応を誤るとそのまま行きかねないポテンシャルを感じます。ああ怖い。
いまのところ、イダイナキバと戦えそうなのはサザンドラ。
特殊火力が高くなみのり等じめんの弱点を突ける技を習得する、ふゆうでじめん技をスカせる、どくテラスタルをすればかくとう弱点も消せる。
有利な要素が揃っていてなんとかなりそう……ですが、イダイナキバは浮いてるどくタイプにも弱点を突けるしねんのずつきを覚えます。
じめん・かくとう複合という技範囲を見ると有効な場面は少なさそうですが、その少ない場面のために持ち込んでくる可能性は否定できません。今のところサザンドラはどくテラスタル一択なので、こいつが刺さると終わりです。
サザンドラをぶつけられれば大丈夫そうですが、不安要素は燻ぶっています。こんな戦車みたいなやつに崩されたら終わり、対戦ありがとうございましたです。副案も考えておきましょう、そのうち。
〇チヲハウハネ
タイプはむし/かくとう。種族値は85-135-79-85-105-81の570。
だいたいイダイナキバと同じ強さですが、イダイナキバと比べて物理耐久がちょい低く、そこにつけこみたいところ。
それ以外はちょうのまいも覚えないし技範囲もそこまで……と思いきや、素の特殊耐久が高いおかげでサザンドラでは有効な対策にならないのです。
専用の対策を立てる必要がある、という点ではすでに運用しているサザンドラでほぼ対策できているイダイナキバよりも難しいポケモンです。
しかし上記の通り、つけこみたいポイントは分かっています。単純に上から物理で殴っちゃうのが一番手っ取り早いですが、より具体的な案も用意しておきたいところ。
パッと思いつくのはひこう複合のオトシドリ、ヤミカラス、ドンカラスを構築に組み込むこと。とくにオトシドリとヤミカラスはチヲハウハネよりもSが高いので、メタとして優秀です。耐久に不安は残りますが、悪い案ではないでしょう。
いやあ、ほんとうにちょうのまいを覚えなくてよかった!
……まぁニトロチャージとくさわけを覚えるので、対面で負けたりすると容易に詰む予感もありますが。
余談ですが、同じ複合タイプのヘラクロスにめちゃくちゃボコられたことがあります。
〇テツノカイナ
タイプはかくとう/でんき。種族値は154-140-108-50-68-50の570。
上記2体とは異なりSが低いので、単体でマジでどうにもならんという状況には陥りにくいかな、と、思いたい。
歯切れの悪さはSが低い=トリックルーム適性が高いため。無対策でぶつかると全部終わります。お守りとして、テツノカイナよりSの低いポケモンを1匹は用意しておきたいですね。
Dは低いですが、Hがやたら高いので特殊耐久自体は高そう。火力も数値で担保されているのでチョッキやオボン持ちが多そうですね。
また、ボルトチェンジを覚えるので高耐久高火力を盾に鈍足の交代技で不利対面を作られまくる可能性もあります。そもそもこいつが出てくる=不利対面なのですが、そういう徹底をすることも可能、というのは頭の片隅に置いておきたいところ。すでに気が重いです。
対策は、今のところ思いつきません。削り合いになるとドレインパンチがあるぶん不利なので、すっげー火力でワンパンするのが一番いいと思いますが……ンなことできたら誰も苦労しませんよねえ?
とはいえ、考えはしましょう。しかし、チョッキやオボンを想定するとサザンドラで撃ち合えるとは思えません。でんき複合なのでひこうタイプが通らず、チヲハウハネと同じ対策は通用しません。その他、現構築では有効そうな手立てがありません。
となるとマフィティフでみちづれする、が真面目な対策になってしまう可能性があります。嘘だろ。それだけは避けたい。
そうなれば新顔の投入ですが、じめん複合かつ、いかく持ちのワルビアルで行ける……かなぁ?というくらい。この案も不安です、かなり。
ディンルー早く来てくれ~!それでもキツそうだけど!
〇テツノブジン
タイプはフェアリー/かくとう。種族値は74-130-90-120-60-116の590。
上記3体に比べると耐久は少々下がりますが、AもSも高水準なためいのちのたまやブーストエナジーを持たせての全抜きが大いにあり得ます。きあいのタスキを持たせてつるぎのまいもアリですね。やられる側としてはたまったもんじゃありませんが。
今現在、どくテラスタルサザンドラでなんとかならねーかなあ?という甘えた気持ちが全身を包んでいますが、おそらく難しいです。
まず、現時点での対フェアリーはどくテラスタルサザンドラとドドゲザンで賄っているのですが、かくとう複合にドドゲザンは無力です。
その点、どくテラスタルサザンドラならかくとう・フェアリー双方を半減しつつテラバーストで弱点を突けるため、非常に相性がいいです。
が、テツノブジンはエスパー技をちゃんと覚えます。
タイプ一致技を双方とも半減するどくタイプになんの対策もしないか?と考えればンなこたねーだろうと。
サザンドラはテツノブジンより遅いので対面からテラスタルした場合、テラスタルを読まれるか、一撃で落とせない場合は負けます。
ちょっと不安になったのでダメージ計算してみたのですが、数値で耐えるってことは余程なさそうです。とはいえ、きあいのタスキを持っていればこの前提は瓦解します。
またテラスタルの読み合いに負けたら負けなのですが、サザンドラのどくテラスタルは対面からしたら読みやすい手になる可能性があります。テラスタルが非公開情報とはいえ、こちらはタイプ統一なので……。
サザンドラで対策する場合、テラスタルの読み合いは読み負ける=試合に負けると言って過言でない読み合いです。そのうえ、めちゃくちゃ持ってそうなきあいのタスキを持っていても負けです。そんな不安定に身を委ねるわけにはいきません。
となればサザンドラ頼りではない副案、いやサザンドラを副案とする代替の主案が欲しいところ。考えないといけないですね。
3. お疲れさまでした
なんだか思ったよりも長くなってしまいました。
なので、話の途中ですがここでぶった切ります。
もっと軽く書くつもりだったのですが、ぼんやりと不安だったパラドックスポケモンに向き合って考えた結果、くっきりと不安になってしまい文量が増えました。嫌だな~戦いたくない~。
なので、次の記事ではパラドックスポケモンでも味方してくれるいいやつについて書くこととしましょう。この不安を解消してくれるようなやつが居ることを祈っています。今まさに。
それでは失礼いたします。
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