スペシャルオリンピックスとコロナ
私は知的障害の方の支援学校卒業後の生活に関心があって、卒業後の長い人生に何か楽しみがあるといいなぁ、人とのつながりが切れなければいいなぁとずっと思っています。
日本の福祉行政は18歳まではものすごく手厚いのに、18歳になったとたん「後はご家庭で」となります。卒業後に作業所と家だけの往復になったり、特に趣味がなく食べること以外楽しみがなくて太る子もたくさん見てきました。そんなこんなでスペシャルオリンピックスとご縁ができてもう何年かな。細く長く続けています。
今回のコロナでずっと2月末よりトレーニングは中止です。6月も7月も中止です。たぶん8月は熱中症のこともあって施設の開放は躊躇されるでしょう。9月再開を目指しても本部への申請が義務つけられていますので組織として脆弱なところは申請書の作成に手間取り、再開はなかなか難しいかもしれません。国際的な組織の中での日本なので再開は慎重になるのは仕方ないことですが。
10月の全国障害者スポーツ大会(鹿児島)も年内開催はむつかしいと聞いています。去年の茨城大会も台風被害の中ぎりぎりまで開催への努力をされましたが残念ながら断念されました。来年のオリンピックやパラリンピックだってどうなるかわかりません。
コロナの中で、障害者スポーツをどう支えていったらいいのかな。今のわたしの大きな課題です。
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