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【好きな歌詞】春玄鳥

歌:Hey! Say! JUMP
作詞:片岡健太(sumika)
作曲:小川貴之(sumika)

2022年5月25日リリース
Hey!Say!JUMP初のトリプルA面シングル
「area/ 恋をするんだ / 春玄鳥」 

アニメ「ラブオールプレー」のOP曲


春玄鳥(はるつばめ)


爽やかなメロディーに美しい日本語(和歌のような)の歌詞を味わえる一曲。
初めて聴いた日から大好きな一曲♪♪

歌詞が好きだからずっとnoteに書きたいと思っていたんだけど、この美しい日本語に、私のつたない日本語で解釈や気持ちを書くのがなんだか申し訳ないっていうのと、そもそもうまく言語化できないなぁと時間がかかってしまった。
(気がついたら春も終わり、初夏になってる...!)


美しい日本語をこのまま味わいたいから、あえて自分の言葉で言語化したくないというのも思ったり。。

だけど、やっぱり誰かにこの美しい歌詞を知ってもらいたい!って思ったので書きました。

私のつたない日本語はスルーで良いので引用した歌詞の部分だけ読んでください!笑

▼春玄鳥 MV


<この曲の好きな歌詞>

芽吹く陽の裏で 吹雪く妄の調べ
僕らは連なり夜に凍えた

「芽吹く」→春の訪れ【陽】
「吹雪く」→冬【陰】
「妄」→真実ではないこと、偽り、デタラメ

私はJUMPファンだから、どうしても歌っている彼らに重ねて聴いてしまうんだけど、ここもそう。

あれこれ真実ではないことを言われたり書かれたり、そういったことも抱えながらも、それでも表舞台に立っている彼らのことと重ねてしまう。


芽吹くと吹雪くで意味的なコントラストに季節のつながり、語呂の良い言葉選びも好き。

“僕らは連なり夜に凍えた”で、身を寄せ合っているツバメと、JUMPの姿が浮かんで胸がちょっと苦しくなる。。

響く鐘の音は 靡く戸惑いさ
季節は誰も待たずに進んだ

ここ数ヶ月、いつにも増して日々が過ぎ去るのが早く感じているんだけど、本当に季節は待ってくれないなって実感する。。


“響く鐘の音“は、刻一刻と時間は進んでいってる様子、
“靡く戸惑いさ“は、自分の心が追いついていない様子かな。。

決めないといけないことや、やらないといけないことはあるんだけど、なかなか動けずにいる自分と重なったフレーズ。

「やればできるさ」 喧しいよな
精神論じゃ騙せないような
虹路を目掛け

ここも言語化するのが難しいんだけど好き。

誰かにあれこれ言われるのが好きじゃないから、“「やればできるさ」 喧しいよな”ってところがすごく共感できる。やればできる、そんなことわかってるんだよ!って(笑)


あとここのフレーズをMVで伊野尾くんと知念くんが拳を力強く前に出しながら歌ってるんだけど、そのシーンも好き!この2人っていうのがまた良いんよね。

毎回、毎回、歌割りが絶妙だな〜って思う!

険し刃風 羽根を傷付けて
夜風は容赦なく吹き荒んだ

ある時は君が ある時は僕が
揺らした羽根で僕らは続いた

“形振り無視て“  繋ぎ続けた
感情論で構わないさ
未来(さき)を目掛け

ここも私はJUMP自身と重ねてもうね〜〜、、、グッとくるんですよ((泣))
(早くも言語化するのを諦め始めた。笑)


傷ついて辛くても、「ある時は君が ある時が僕が」支え合って成り立っているグループのことのようだなって思ったフレーズ。グッとくるでしょ。。

「“形振り無視て“ 繋ぎ続けた」どんなことがあっても、グループのためにと活動を繋げてきたJUMPメンバーそれぞれの顔が思い浮かぶ。。


私は完全にこの歌詞をJUMPのことと重ねて聴いてしまうけど、夢を追いかけている人だったらその仲間のこととも捉えらるなって思う。(←結局これもJUMPと重なるんだけど)

春玄鳥 縁(えにし)組んで
朱に交わり合っていいじゃない
ふらふらり 傷付いても僕らは翔ぶよ

「朱に交わり合っていいじゃない」
ここの意味が最初わからなくて調べた。

“朱に交われば赤くなる“
→ 交わる仲間や友人によって感化される、良い意味でも悪い意味でも人は環境や他人に影響を受ける、ということのたとえ。

この意味を踏まえて
“縁組んで 朱に交わり合っていいじゃない“ は、やっぱりJUMP自身のことと重なる。

仲間と一緒に影響し合って、傷ついても前へ、夢に向かって翔んでいくんだと。。
グッとくるね〜〜

そして日本語の響きが美しい。

燕子花(かきつばた) 歌で詠んで
望みし夢を見る
刃の風も怖くないよ

ここも美しい日本語を感じられて好き!
(いや、もう最初から最後まで全部好きなんだけど。)

燕子花の花言葉は「幸運は必ず訪れる」。

望みし夢が叶い、幸運が訪れますようにと願いたくなるフレーズ。

刃の風も怖くないと思えるのは、やっぱり仲間がいるからだよね。

ここも日本語の響きが美しい。

群青の群れ抜けて
徒然なら掻き捨て
越えてきた 冬も夜も僕ら共に

ここもJUMPと重ねちゃう。。

変化のない退屈な(ある意味、安定とも言えるような)日々を手放し、吹雪く冬も、凍える夜も、みんなで一緒に乗り越えてきたJUMPのことと重ねてしまってグッとくる歌詞。

(さっきからグッとくるしか言ってないな。。笑)

春玄鳥 夜を切って
未だ見ぬ朝へ行く
十五夜抜け いざよい春です

十五夜抜け いざよい春です

ここよ!!このフレーズが特に大好き!!大大大好き!!!!

"いざ良い、春です" と
"十六夜(いざよい)春です"の
ダブルミーニングがお洒落!

なにより、Hey!Say!JUMPが今年の秋でデビュー15周年を迎え、16周年目に向けて...という想いも込められているようで((泣))

こんな粋なフレーズありますか🥺😭😭

このタイミングで今のJUMPにぴったりな素敵な歌詞を書いてくださったsumika/片岡さんには本当に感謝しかない🥲✨

晴玄鳥(はれつばめ)  風を切って
蒼高く空に舞ってた
ひらひらり 不揃いでも羽根を揺らせよ

ここで春玄鳥から"晴玄鳥(はれつばめ)"に変わるの。
晴れやかな春の空を舞うツバメが想像できる!

“不揃いでも羽根を揺らせよ”
不器用でもカッコ悪くても、前に進んでいこう、夢に向かって行こうよと言ってもらっているような気がして好き。

春玄鳥 風を切って
未だ見ぬ空を行く
零を越えて僕ら翔けるよ
記憶はひらり 桜の中

春を行こう 僕ら行こう
どこまでも

ここには全部の歌詞を載せているわけではないのですが、検索して全部見てもらったらよりわかると思うけど、歌詞にカタカナが一切出てこないの。

ここの「零(ぜろ)を越えて」も、カタカナのゼロでも良いだろうけど、きっとあえて漢字の零を使ってるんだろうし、他の言葉も漢字の使い方や読み方にすごくこだわりを感じる。タイトルの「春玄鳥」もそう。

丁寧に美しい日本語を紡いでくれてるのが伝わってくる。

“春玄鳥 風を切って“
ここまでの歌詞で風は「刃の風」と表現していたり、この曲の中では多分辛いことの象徴なのかなって思うけど、風を切って、辛いことも乗り越え、
“未だ見ぬ空を行く“
見たことのない景色を見に行くんだって、前へ前へ進んでいこうとする姿が美しい。


“春を行こう 僕ら行こう どこまでも“
最後までJUMPのことが思い浮かぶ歌詞。
どこまでもこの仲間と共に、進んでいってほしいな。


*****

夢に向かって仲間と頑張っている人たちのこととも捉えられるし、私はやっぱり歌っているHey!Say!JUMP自身のことと重ねられる。

アニメ(バドミントン部のお話)の主題歌でもあるから、夢や目標を追いかけ、仲間と一緒に進んでいっている青春ストーリーにぴったりの内容だな、と。

そもそもHey!Say!JUMP自身がとても青春感あるグループだからな〜♪

ちなみに、"羽根"と使ってるのは、アニメのバドミントンの羽根ともかけてるんだと思う。


全体的に歌っている本人たちのことのように思うからこそ、聴いていて説得力を感じて心に響くのかな。


歌詞の日本語が美しいから、いつにも増して私のつたなくて薄い浅い言葉がなんだか恥ずかしくなってくるのですが(笑)

ここに書いた私の言葉は置いておいて、是非ともこの曲を聴いてもらいたいので、この記事の最初にリンクを貼ったMV(YouTube)を見て、聴いてもらえると嬉しいです!
是非とも聴いてほしい!聴いてください!!


作詞作曲して下さったsumikaのお二人、本当に素敵な楽曲をありがとうございます✨


爽やかでキャッチーな青春ソングが似合うHey!Say!JUMPが改めて好きだなって思った♪

JUMPを好きになってから本当に素敵な楽曲にたくさん出会えて嬉しい!

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