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救われた言葉「自然体でいましょう」

これは前に、上司に言われて私が救われた言葉。

ふとこの言葉を思い出して、言われた当時の気持ちが蘇ってきたから、noteに残しておこうと思った。



数年前、私はプライベートで辛いことがあって、それを上司に少し話した。

涙を堪えるのに必死で言葉に詰まっていた私に、たぶん上司はビックリしたと思う。

普段は落ち込むこともあまりないし、あったとしても職場で態度や表情に出ることってほとんどないと思うから。

でも、この時は話そうとしても言葉が詰まるぐらい自分的には辛い出来事で。

それを察してか、私が話したことに対して上司はあれこれと聞いてこなかった。
それが当時の自分にはとても助かったなぁ。


そして、今日○○さん(私もよく知っている方)と飲みに行くけど一緒にどう?と誘ってくれてその日は飲みに行くことに。

飲み会は私のその話題に触れることはなく、楽しく終わった。

楽しかったなぁ、と思いながら1人帰る電車の中で上司からメッセージが届いた。

楽しかったね。
少しでも早くポジティブになれることを願ってます。
自然体でいましょう!


電車の中でポロポロ涙が出てきた。

事情を知っている上司からしたら、無理しているように見えていたのかもしれない。

実際、大丈夫。大丈夫。と自分で言い聞かせていたし、無理して気丈に振る舞っていたなぁと今となっては思う。

自然体でいましょう

っていう言葉にはきっと、

・無理しなくていいんだよ
・そのままでいていいんだよ
・あなたはあなたらしくいたらいい
・辛かったら頼ってね

って意味が込められていたのかなぁと、今振り返りながら思った。

当時はそこまで考えていなかったけど、
それでもこの、「自然体でいましょう」って言葉が本当に嬉しくて、辛かったあの時の自分の心には刺さりまくった。

同時に救われるような思いがした。
肯定も否定もせず、ただ受け止めてくれたような気がして。

こんな言葉をかけてくれる人が周りにいるんだってことに気づけたことがなにより嬉しかった。

自然体って良い言葉だよね。

「無理しないでね」だと、状況によっては、"そうは言っても..."って思う場合もあるだろうし。

この時の私もそれに近かったから、たぶん「無理しないでね」って言葉だったら、ここまで心に残っていないと思う。


自然体でいるって、どんなことでも受け入れて、無理せずありのまま、そして心地よい状態のことかなぁと思う。

「自然体でいましょう」


今の自分は自然体でいられているかな?

あの時救われたこの言葉と、あの時感じた感謝の気持ちは忘れず、いつでも自然体の自分でいられるようにまた日常を過ごしていく。

今日も自然体で、わたしはわたしの人生を楽しむ。

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