Day0〜1 術後2 術後の痛み→退院

10/11

術後のトイレはひと苦労だった。
麻酔が多少効いていたので足が重たく、とにかく一挙一動が不安定なので便座にすら真っ直ぐ座れずw
産まれたての子鹿のようだった。

身体を少し動かしたせいか、トイレが終わったのを機に麻酔が切れてくるのを感じた。
しかし肝心の傷口はまだ痛くない。
いつ痛みがくるかと不安に駆られながら過ごし、いつのまにか夜中の12時を回った。

昼間の麻酔で爆睡したせいだろうか、まだ眠くならない。
更に1時、2時と時間は過ぎていった。
3時間頃に少し眠りにつくことができたが、身体の火照りと大量の寝汗で目が覚めた。
足はまだ、痛くない。
炎症止めは貰っていたので、身体の熱感を抑えるために服用することにした。

10/12

その後さらに2時間ほど眠りにつき、朝6時には例のナースから起こされ注射された。
昨晩の寝不足で注射のあとウトウトしたが、7時には朝食支給。
朝食はまさかのいちごジャムのクレープだった。
その後8時には病室を出た。

なんと結局のところ
術後の痛みは全く経験しなかったのだった。

とはいえ、終始傷口が熱を帯び、脈を打つ感じはあった。
しかし痛みそのものは一切感じることがなかった。
もちろん手術はカテーテルでなく、10cmほど皮膚を切り開く一般的な方法だった。
個室を与えられたことといい、痛みを感じなかったことといい、怪我をして不運な中でもラッキーなハプニングだったと思う。

例のナースはシフトが終わったのか、最後の注射以降会うことはなかった。
かわりに別のナースが部屋に来てくれて、帰りの手続きを手伝ってくれた。

アキレス腱断裂のリハビリの過程でいずれ装具を着けるのだが、その装具を持ち帰る際に松葉杖で両手が塞がっては持ち運べないので、ナースに持っていってもらうようお願いした。

そしたら新しいナースは、なんと車椅子を使うことを提案してくれた。

えー最初から車椅子使わせてよw
今まで移動は全部自力だったし、例のナースはスタスタと後を待たずに歩くし、入院病棟や手術室への移動も結構長い距離だったんだけど。。
改めて例のナースが嫌いになったw

車椅子に乗せられて優雅に入院病棟から受付へ戻り、お支払い。
手術代、個室での入院費、装具の値段込みで、日本円にして約4万円だった。
私が入院したのはプライベートの病院で一般の病院に入院するより当然よりお金がかかるのだが、それでもこんなもんか〜という感じ。
その後保険で半額カバーしてもらい、トータル思ったより安く済みました。

その後彼が迎えに来てくれて無事帰宅。
術後1日目は昨晩の寝不足のせいでひたすら寝て過ごした。

〜その他気づいたこと〜

  • 執刀医の先生以外は英語が話せないので、やはり現地語は必須だった

  • コロナ以降面会制限があり、家族ですら入院棟に入ることはできなかった

  • 昨晩の夕飯はあえて遅めの午後8時頃に食べたが、結局病院食が支給されるまで約24時間断食状態

  • その後当然お腹が空いたので、真夜中の空腹は持ってきたおやつに助けられた。

  • トイレへ移動するのにも一苦労だったので、歯磨きや洗顔の余裕は無かった。ミセラーウォーターは洗顔のかわりに持ってきたので、非常に便利だった。

  • 病室は乾燥していたのでリップクリーム必須。







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