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10年先を見据えて

こんにちは😃

3月20日、日本ローイングの将来について考える『JARAフォーラム2024』が開催されました。forum0220_pamphlet.pdf (jara.or.jp)
この日のために昨年末から準備を進めてきました。今春の一大イベントが完了し、少し安堵しているところです。

近年のスポーツの国際的な潮流はものすごいスピードで変化しています。
ローイングは、近代オリンピック初期から正式競技の一つとして、オリンピックに参画してきました。ローイングにおいて、オリンピック競技であることが最も重要なのは言うまでもありません。

国際オリンピック委員会の改革案

過去の経緯として国際オリンピック委員会(IOC)の動きをご紹介します。
2014年、オリンピック・ムーブメントの未来に向けた20+20の改革案『オリンピック・アジェンダ2020』を公表しました。その後、「オリンピック・アジェンダ2020」の成果を踏まえ、「連帯」「デジタル化」「持続可能な開発」「信頼性 」「経済的・財政的なレジリエンス」をテーマに、2025年に向けた15の提言『オリンピック・アジェンダ2020+5』を発表。
World Rowingもこれに適合する形で、様々な改革を進めています。

細かい内容については、別の記事で紹介したいと思いますが、私たち国内競技連盟は、こうした変化に対して受け身の姿勢で対応するだけでなく、その背景を正確に理解し、積極的に議論へ参加していく必要があります。

まずは、国内のローイングファミリーと国際的な動向について共有し、今後の方向性について一緒に考えてもらう必要がありました。

JARAフォーラム2024

今回のフォーラムでは、ローイングの国際競技連盟(World Rowing)の幹部にお越しいただき、国際的な動向についてご講演いただきました。また日本のローイングの将来に向けて、JARA創立100周年を記念して作成された”JARA2020ビジョン”について改めて説明の機会を設けるとともに、具体的な計画案について提案させていただきました。

本記事の見出し画像は、昨年夏に訪れたLake Wyaralong(クィーンズランド州ローイングセンター)です。
2033年に夏のオリンピック・パラリンピックの開催地となるオーストラリア・ブリスベンのボート競技会場となる場所です。
鳥のさえずりが聞こえる静寂な環境、透き通った湖水、とても美しいコースです。

この舞台で日本選手が活躍する姿を想像しながら、日本ローイングがより良い方向に進んでいくよう貢献できればと思います。


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